昨日は自宅での在宅勤務でした。昼食休憩の時間を利用して、五日市(あきる野市)にある広徳寺と大悲願寺まで紅葉の様子を見に行ってきました。最近、自宅付近の紅葉情報については自分の目で確かめるのではなくSNS情報を参考にすることが多くなりました。日ごろ拝見させて頂くブログ情報では先週の12日に大イチョウのピークを迎えていた様子。ちょっと遅いかもしれない思いながらも、朝方の雲も消えて青空が広がってきたため、チャンスと思い出かけてきました。
自宅から車で20分。秋川から細い農道を登り、山中に佇む総門前の駐車場に到着。広徳寺は1373年に創建された臨済宗建長寺派の古刹です。寺号標には「廣徳無霊禅寺」と刻まれています。
総門の先には茅葺の重厚な山門。江戸時代中期の建立と推定されています。その先には見頃を過ぎた大イチョウ。
山門の左手にはモモジの紅葉
モモジの下の高台(墓地の入口)から山門を眺めます。
山門を下から見上げます。「正眼閣」と書かれた扁額が掲げられています。
山門の先に2本の大イチョウ。下半分は落葉してしまいました。足元にはイチョウの絨毯。その先には本堂が佇みます。
山門の先から振り返ります。
鐘楼と山門
本堂前から二本の大イチョウを見上げます。木の上部は黄金色に染まっていますが下半分は落葉。
本堂裏手にはお庭があります。池の周辺の紅葉が太陽を浴びて輝いています。
モミジの紅葉。これから真っ赤に色づくことでしょう。
本堂裏手にはタラヨウ(多羅葉樹)の大木。東京都の天然記念物に指定されています。東京都内では最大のものです。
こちらも東京都の天然記念物に指定されているカヤの木。目通り幹囲5.35m、樹高が24.45mあり多摩地域で最大の大きさです。
広徳寺北側の農園では皇帝ダリアが満開でした。
広徳寺の北側から山門を眺めます。周囲のモミジが色づき、西日が当たると見応えありそうです。
広徳寺の紅葉を見学した後、近くの大悲願寺を訪れました。
仁王門をくぐると正面に観音堂。その手前に2本のイチョウの老木があります。しかしどちらも落葉していました。残念、遅かった・・・
観音堂左奥のイチョウは、まだ見頃が続いています。
仁王門脇のイチョウ
社務所前のモミジは真っ赤に染まっていました。
あきる野の古刹は既に晩秋の装いでした。イチョウの黄葉は先週末がピークだったようです。