kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

「ル・コルビュジエ プリントワークス展」

2007年05月24日 23時28分13秒 | イベント
今日は、なんばパークスホールにて開催中の
「ル・コルビュジエ プリントワークス展
 ~建築家のもうひとつの顔~」へ。

20世紀を代表する近代建築の巨匠、コルビュジエの生誕120周年を
記念しての開催だとか!

彼は、建築家という顔以外にも、画家としての顔もあり
生涯にわたり製作した版画作品より、代表作の約50点が展示されています。

私は、建築家としてのイメージしかもっていなかったので
彼は建築家として大成してからも、
午前中は絵画の時間として割り当てていたと知って、かなり驚きましたっ!

彼の建築は、集合住宅や都市計画など、新しい理念を取り入れるなど
近代建築の基礎を築いた人物。
細い柱郡に箱を乗せたようなサヴォア邸や
コンクリートを有機的なフォルムに仕上げたロンシャンの教会堂が有名。

建築以外では、LCシリーズといわれるパイプと皮を使った長椅子は、
かなり有名で、モダンインテリアの象徴としてよく展示されていたりします。

というふうに、彼はとても機能的で合理的なものが好きなのだと思っていたのですが
版画作品はイメージが違いました!!

太かったり細かったり安定しない線で書かれた作品や
人間の手や女の人、牝牛などの動物などがたくさん登場したり
洗練された建築作品とは反対の
とても人間臭さを感じさせる作品ばかりなのです。

どうもピカソ作品に通じるものがあるなぁ~と思って見ていたら・・
説明書に、かなり意識した画家であり、影響され、
また自分には及びもつかない才能を持つ人物だと脅威も感じていたらしいです。

それにしても、素晴らしい人物は
色んな部分で才能を発揮するものなんだなぁ~と感心っ。


「ル・コルビュジエ プリントワークス展
 ~建築家のもうひとつの顔~」
期間:5月12日(土)~5月31日(木)
会場:なんばパークス7階 パークスホール
入館料:無料


最新の画像もっと見る