kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

「ハナミズキ」

2010年08月13日 22時40分28秒 | 映画
今日は久しぶりに当たった試写会へ。

―ハナミズキ
歌・作詞 一青窈 作曲:マシコタツロウ 編曲:武部聡志

空を押し上げて
手を伸ばす君 五月のこと
どうか来てほしい
水際まで来てほしい
つぼみをあげよう
庭のハナミズキ

薄紅色の可愛い君のね
果てない夢がちゃんと終わりますように

僕の我慢がいつか実を結び
果てない波がちゃんと止まりますように

君と好きな人が
百年続きますように


2004年にリリースされて以来
常にカラオケでも歌われている人気の曲を
モチーフに映画化した作品「ハナミズキ」

ストーリーは・・・
海外で働くことを夢見て勉強に励む主人公・平沢紗枝(新垣結衣)は、
幼い頃に父を亡くし、北海道で母・良子と2人暮らし。
家の庭には、父が生前、
娘への思いを込めて植えたハナミズキが大きく育っていた。
高校生になり、紗枝は別の高校に通う
木内康平(生田斗真)と偶然出会い、恋に落ちる。
紗枝は康平に励まされながら、
一旦はあきらめかけた東京の大学に合格、
紗枝は東京に、康平は北海道に残り、遠距離恋愛が始まる。
夢に一歩近づき、華やかな都会暮らしで、
だんだんと美しくなっていく紗枝の姿は、
故郷に残った康平の心に小波をたて続ける。
お互いを想う気持ちは変わらないはずなのに、
すれ違って行く2人。
そして、紗枝の前に同じ夢を持った大学の先輩・北見(向井理)が現れる・・。

新垣結衣と生田斗真が主演ということで
若い二人が高校生時代から20代後半の大人になるまでを
描くということで、ちょっと大丈夫かなぁ・・と思っていた私。

しかし、2人とも上手かった!
特に生田くんはさすが演技派と感心するぐらい
色んなドラマや映画に出ているけれど
またイメージがガラリと違った役を演じきっていた。

とにかく、ストーリーが切なくて
誰にでも一度はこういう別れを体験したりしそうな内容で
様々な人の心に響きそうな気がする。

製作陣は、大ヒット映画「涙そうそう」「恋空」のスタッフが集結して
「いま、会いにゆきます」の土井裕泰監督がメガホンを
取ったということからも、切ない映画だろうなということは想像出来る。

そして、新卒者が就職しにくい世の中だったり
漁業の水揚げ量の減少による漁業関係者の借金生活だったり
現代社会のリアルな内容がストーリーに組み込まれているので
共感しやすいということもあるのではと感じた。

北海道やカナダの大自然の映像は迫力があり
とても美しい!

最近ドラマでひっぱりだこの向井理だけど
私はそんなにみんなが言うほどかっこいいとは思っていなかったけれど
この役はかっこよかった☆
声がいいなぁ~ということも再認識したし。

この作品は、他のことに煩わされない状態で
じっくりと最後まで入り込んで見てほしい。