kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

小豆島旅行(女木島)

2010年07月30日 23時06分28秒 | 旅行
男木島から女木島までは、フェリーで約20分。

港に着くと、アート作品でもあるカモメ達がお出迎え。


丁度お昼時だったので
アート作品でもあり、レストランでもある
「レアンドロ・エルリッヒ」へ。

この芸術祭の為に作ったレストランのはずなので
もっと軽食みたいなものしかないと思っていたら・・

しっかりしたイタリアン!

瀬戸内の魚介類を使ったパスタかリゾット
じっくり煮込んでそうなカレー
生ハムなどをサンドしたパニーニの4種類から選べるらしい。

それも、透明だけどトマトのエキスが出たお味がするスープや
サラダ、パン、飲み物もちゃんとついたセットになっていた。


ガーリックの効いたトマトソースのパスタは
ちゃんとアルデンテで、
上に乗っている魚介類はかなり大きめにカットしてあって
別でちゃんとソテーしているという本格派!
正直こんなにレベルの高い料理が食べれると思っていなかったので
びっくりした。

難点はとても暑い日だったので
中庭を眺められるように開け放した店内は暑く
食べると余計に汗が吹き出したことかな。
(ちゃんとウチワを置いてくれていたけれど)

エネルギー補給も済んだので
張り切って女木島作品鑑賞へ。

レストランの中庭では、時間の経過と共に
人が歩いたような足跡がついたり
部屋の中に入って、2枚の鏡の違いに驚いたり
人間の視覚に訴える作品で面白かった。


そして、近くの小学校の旧校舎を利用して
福武ハウスということで様々な作品をそれぞれの部屋に展示していた。
(正直あまり意味が分からない作品が多かったけど・・・)

そして、山の上の方にある
鬼ケ島洞窟へ行く為にバスに乗る。

鬼ケ島洞窟は、既に入口に入る前から
冷気が吹き出していて、涼しい~っ!!!

中は約15℃に保たれているらしく
天然エアコン。

新たなる発見だったのは、
桃太郎の物語を書いたのは、あの有名な菅原道真だったということ!
知らなかった~。
菅原道真は、この地に赴任していたことがあったらしく
その頃の海賊を鬼に例えて書いたのではということ。

暗くひっそりとした洞窟は、色んな部屋に分かれていて
この雰囲気には不釣合いなぐらい
可愛らしい雰囲気の鬼の絵で説明してある。

最後には、「バーイ」と鬼達が手を振ってくれるぐらい。

まあこの雰囲気の中に、リアルな鬼の絵が書いてあったら
怖くて入れない人が続出するのかもしれないなぁ?

この暑い季節としては、この涼しさはありがたかった。

約30分程居た後、バスで港まで戻り、
一旦高松の港に戻る為にフェリーへ。

小豆島旅行(高松→男木島→女木島)

2010年07月30日 22時55分41秒 | 旅行
今日から1泊2日で小豆島旅行。

7月19日~「瀬戸内国際芸術祭」が行われているので
それを鑑賞に。

まずは、新大阪~岡山まで新幹線で約1時間、
岡山~高松へはマリンライナーでこれまた約1時間で到着。
高松は思っていたよりも近いなぁ~。

そして、高松港からフェリーで約40分の「男木島」へ。
列車到着からフェリー出航まで約20分しかなく
フェリーのチケット売り場に
列が出来ていたのには焦った。

またチケット売ってるおじさんの手際の悪いこと・・
3種類しかないのに、いちいち確認に時間がかかっている・・・

そうこうしていたら、出航時間ギリギリで
観賞用のパスポート前売り券を購入していたけれど
引き換える必要があるらしく
高松港の総合インフォメーションでと書いてあったので

案内と大きく書いたプラカードを首から下げたおじさんに聞いたら
「え・・ちょっと・・」と言いながら他の人を呼びに行き
呼んで来たお兄さんとおじさんも分からず右往左往・・・

私達がフェリーの時間が迫っているので
男木島でも引き換え出来ますか?と聞いたら
おもむろにお兄さんガイドブックを開き出した・・・

(それなら私も持ってるし・・)
「今更それを見ても・・!」と思わず突っ込んでしまった。

ようやくどこかに電話して、男木島でも引き換え出来るけれど
数に限りがあるので・・・と言い出して切れそうに。
いやいや4000円も出しているので引き換えられないと困るんですけど・・・

最後までうにゃうにゃ言ってるだけだったので
男木島で引き換えられることを祈りながらフェリーに乗船。

うーん・・パスポートを前売りしてて引き換える人がいることは
分かりきっているので、想定範囲内の質問をしたのに
応えられないんだったら、「案内」の意味はないな。

そしてフェリー内はすごい人・人・人・・
船で座れないことってあるのね・・とびっくりした。

結局、大半の人は経由港の「女木島」で降りたので
海水浴目当ての子供達が多かったみたい。

男木島に到着したら、総合インフォメーションを兼ねた
アート作品になっている建物へ。


そこでパスポート引換券を渡すと、
パスポート本体が束になって出てきた・・・

そりゃそーだよね~、まだ始まったばかりなのに
無いってことはありえないよね。
おじさん驚かさないでよ~・・

男木島は小さな島な上に海岸線から急に山になっているので
張り付くように家が建っていて
坂道だらけの島。

その迷路のような町の中に
アートが点在しているのでそれを見ながら巡る。


坂道の町なので、住んでいる人達にとって大事な
荷物を入れて押して運ぶもの(途中で座ったりも出来る)
=オンバと呼ばれていて
「オンバファクトリー」という集団が
それぞれのお祖母ちゃん達のオンバを一旦借りて
一つづつ違う形のアート作品に仕上げて返すということをしているらしく
家の前に止まっているオンバが可愛らしい。

一番興味深かったのは
実際に製作を手伝った人が説明をしてくれた
「漆の家」
漆って、黒と朱と金しかないと思っていたのに
様々な色を出すことが出来るようで
室内の壁一面にまずは白い漆を塗り、その上に水色を・・・
という具合に色を塗り重ねて、そして一部分を削りとると
下の白の部分や水色の部分が出て面白い。

こちらは薄い板に漆を塗って、竹篭編みのような感じで
薄い板を編みこんでいった作品。
これは白い漆の部屋の中に使われていた。

そしてその漆の家の人に勧められた作品が
港近くの旧公民館にあるということで行ってみた。


ものすごく大きな作品で両脇が合わせ鏡になっているので
余計に大きく感じる。
そしてこれはマジックペン1本で書き上げた作品らしく
遠くの木々の部分を見ると絵画っぽいけれど
近くの水面を描いた部分は確かにマジック書きなのが
はっきりと分かる。


とにかく今回の旅行はフェリーの時間ありきの設定なので
この男木島は1時間15分しかなかったので
他にも見たかった作品があったけれどタイムアップ・・・

今度は別名鬼ケ島と呼ばれる女木島へ。