kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

「インセプション」

2010年07月16日 22時15分48秒 | 映画
今日は久しぶりの試写会!
と言っても私が当たった訳ではなく
当たった方に頂いたもの。

「ダークナイト」のクリストファー・ノーラン監督作品で
主演はレオナルド・ディカプリオ
共演に渡辺謙ということでも話題の作品。

ストーリーは・・・
ドム・コブ(レオナルド・ディカプリオ)は、
人が一番無防備になる状態-夢に入っている時に
潜在意識の奥底まで潜り込み、
他人のアイデアを盗み出すという、
危険極まりない犯罪分野において最高の技術を持つスペシャリスト。
コブが備えもつ類稀な才能はこの業界でトップレベルであり、
裏切りに満ちた企業スパイの世界において引っ張りだこの存在となっていた。
だがその才能ゆえ、彼は最愛のものを失い、
国際指名手配犯となってしまう。
そんな彼に絶好のチャンスが訪れる。
彼が最後の仕事と決めたミッションを果たすことさえできれば、
かつての幸せな人生を取り戻せるかもしれないのだ。
だがその任務はほぼ不可能に近い「インセプション」と呼ばれるものだった。
それは彼が得意とするアイデアを盗み取るミッションではなく、
他人の潜在意識に入り込み、
ある考えを“植えつける”という最高難度のミッションだった。
だが、最高の技術を持ち、細心の注意を払って準備を行ったが、
予測していなかった展開が待ち受けていた・・・

私にとって、「ダーク・ナイト」はかなりの衝撃作だったので
今回、クリストファー・ノーラン監督が
オリジナル脚本を手がけたということだったので
楽しみにしていた!

思っていた通り、一筋縄ではいかない
人間の深層心理を題材にしたところ、
迫力のある映像と音響、
難解なストーリーを2時間半にまとめ上げたところ、
さすがだなぁ~と感心した。

夢の中に入るといっても、第一層→第二層→第三層と
どんどん深層まで入り込んでいくことと、

それぞれの階層にはっきりと分かれている訳ではなく
その上の階層の状態が下の層にも影響を与えたり、
階層の映像がどんどん入れ替わりで現れるので

片時も目を離すことが出来ず
話に必死でついていかないといけない。

でも結構途中で説明っぽいものが入ったりするので
全く分からないという訳ではないのでご安心を。

今回の作品もディカプリオは難しい顔をしてる役だけど
(笑顔はひとつもないかも・・)
やっぱり演技は上手くなったと思う。

渡辺謙は、今回はチョイ役ではなく
ディカプリオにがっつり絡んでいく役なので
本当の意味での共演と呼べるのではないかと思う。

それにしても海外の作品では日本=中国と思っていないか?
というぐらい、いつもいつも中国風のインテリアが出てくるのが不思議・・
ノーラン監督あなたもか・・・という感じ。

あとは、「JUNO ジュノ」(07)で妊娠してしまった高校生役を演じ
アカデミー主演女優賞にノミネートされた
エレン・ペイジが全く違った印象の役をしていたのが新鮮だった。

評価の分かれる作品だと思うけれど
私は面白いと感じた。