海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

13日は、地鎮祭

2009年09月09日 23時50分47秒 | 建築関連
13日に地鎮祭を控え、現場に行ってきました。

そうすると近くで日向市のふたつの建設会社の車が・・・。

そうです。ここまで仕事に来るのか?とちょっと驚いてしまいました。

とは言いながら、弊社も同じ場所で仕事に来ているのですが・・・。

知り合いの現場代理人さんの話では、仕事が極端に少なくなっているそうだ。

民主党政権が補正予算の見直しで凍結を指示したために農林関係の工事発注が止まっているとのことだ。

こんな田舎にも政権交代の波が押し寄せている。公共工事は、その槍玉に成るのだろうか?



公共工事は、全てが悪の様な捉え方をするととんでもないことになる。

昨年は、魚業の人たちが一斉休業をした。重油の値段が高騰した為だ。さかなを獲ることをやめることによって国民に十分アピールはできたと思う。

海杉は、公共工事は、それはやれないと思う。国民の財産を形成し守ることが建設業者の誇りであるし、責任を背負っているのだから・・・。

まずは、建設業全体が襟を正し、本当に国土を守る建設業の存在意義を見つけなければ、話は先に進まないと思う。

もうひとつ、多くの国民に知ってもらいたい事実がある。

それは、日本と言う国は、国家のインフラを100年で無理やり作り上げている即席麺のような国と言うことだ。

欧州は、何百年もかけてインフラの整備を行っている。道路は、もう何百年前のものだ。

社会基盤に回す資金は、別の資金に回せることができるのだ。

とにかく、欧州並みの社会基盤を整備するには、並大抵の努力では追いつかない現実がある。国家100年計的に話せば、あと、30年後に全ての地域の社会基盤がテンポラリーでも整えば、今度は、本格的な社会基盤作りをはじめなければならない。

それが、デザイン力になると考える。



ようやく、新築の全容が見えてきました。この角度での建物プロポーションは実に良い。
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アーキテクトとコンストラクター

2009年09月08日 23時54分00秒 | 建築関連
アーキテクト(建築家)の社会的地位は、日本では意外と低く見られている。

とても残念なことだが、コンストラクターは、その名称さえ知られていない。

コンストラクターの存在さえ、知られていないのだから、無理は言うまい。

しかし、これからの建築業界は、コンストラクターの存在だけでなく、地位も上げていかなければと考える今日この頃だ。

日本のモノづくりが危機に瀕している。職人がいないのだ。しかし、それよりも職人を動かすコンストラクターが存在自体がなくなっている。

デザイナーやアーキテクトのクリエーティブな職業は、まだ、人気があるが、コンストラクタアーって??感じだろうか?

海杉は、こう思っている。

オーケストラ指揮者=コンストラクター

当然、誤解はあるかもしれないが、作曲者がアーキテクトならば、楽者を自由自在に指揮し、曲に解釈をつけ、人々に聞かせることを職業とした指揮者だ。

海杉自身は、コンストラクターと言う職業を誇りに思っている。堂々と私は、コンストラクターだと!
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杉道具ミュージアム 巨匠 川上元美氏 監修

2009年09月06日 12時57分23秒 | スギダラ
いよいよ。杉道具ミュージアムがはじまります。

宮崎県内にある杉製の道具を一堂に集め、デザイン界の巨匠川上元美氏ホームページに監修いただき、杉デザインのベースにしたいと考えています。

温故知新ですね。

川上元美氏の作品



「えっ」こんな超有名人をどこで監修をお願いしたかって???

不思議でしょう。

スギダラはやっぱりすごいんです。

上海帰り、大変お疲れのところ、川上氏に「監修をお願いします」と申し込んだんです。

「温故知新だね。いいよ」と快諾をいただきました。
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母校からの依頼

2009年09月05日 22時08分24秒 | まちづくり・ボランティア
11月4日に現場見学会の依頼がきた。

海杉の母校からである。

海杉は、30年前に卒業した地元の工業高校の建築科出身だ。

あのときの製図を担当してくださった先生からの直接の電話でした。覚えていますよ。

さて、11月4日に見学会できる建物は、先日契約した北川の家だろう。

早速、お施主さまの了解をいただいた。

さて、どんな内容の見学会にしようか?これから思案することにしよう。

しかし、タイミングは、良い!

古材と県産材が面白いと思う。
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延岡北川地区で講話 せせらぎ塾

2009年09月02日 08時54分05秒 | 古材
延岡市役所教育委員会の北川教育課の方から「せせらぎ塾」で講話を依頼された。

「林業を活性化させるには…」というお題だ。

9月17日午後7時半からで北川町公民館だそうだ。地区の役員60名が対象で教育委員会主催する塾となっている。

さて、何を話そうかなあと考えるところだが、依頼していただいた担当の方は、このブログを良く見ているとのこと、「ブログのそのままのことでかまいません」とのことでした。

縁とは不思議なものです。

北川は、昨年、日向古材本店としてはじめて古民家を解体したところです。

実は、先日、古民家を解体した方から家を建てたいと申し出があり、契約を済ませました。

そして、北川で古材について話してくれという依頼。まったく面識も無い方に自分の考えが伝わり、その考えをもっと多くの方に広めてほしいと言われるのですから…。

もしかすると海杉自身が世の中の変化に対応できていないのかもしれません。

海杉の中では、ブレないでひとつひとつを関連して仕事や活動を行ってきたつもりです。当然、はじめのころは、他の人には何をしているのかわからない動きだったと思います。

でも、コツコツと積み上げた方が、より大きな動きにつながることを信じています。

そうしていると高校時代の恩師から電話があり、工業高校生(海杉の後輩)に現場を見せてくれ!との相談でした。

小さな会社ですからそんなに現場があるわけでもないのですが、たまたま、北川の家が対象になりそうです。

まだまだ、先の話ですが、海杉の考えや行動が後輩にも受け継がれて良い街になることを期待しています。

まちづくりも家づくりも住む人に喜んでいただくことが一番のエネルギーですし、造る側も活動する側も楽しむ事が誇りに思えてくるような仕事を活動をしたいと願っています。
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商売の基本を

2009年09月01日 12時36分27秒 | 弥良来杉
新しいビジネスをやろうと考え、いろいろな方に相談した。

しかし、返事は、良い返事ではない。

アドバイスも「自分ならやらない」と言う否定的な方が多かった。

有り難い話でこの手の話は、半分しか聞いてもらえなく、「やれば?」と突き放されるのがオチだ。

どんなビジネスかと言うと以前にもこのブログで書いていたモノと同じだ。

弥良来杉を売る。図面も描いてあげるし、道具も無料で貸し出す。木材を本当に個人に売るとしたら、ここまでしなければ売れないというサービスを全面に出しての販売だ。

製品に自信はある。

でも、機械を壊したらどうするのか?戻ってこなかったら?などとネガティブな話がアドバイスを受けた方からもでてしまう。

お客さまを信じようよ。

木材を使いたい。国産材のほうが良いと信じてくれるお客様を信じることがこのビジネスの基本になるような気がする。

どこにそんな自信があるのか?

今までネットビジネスで「しまった」と言う思いや「騙された」と言う経験がない。お客様を信じることで結ばれるビジネスなのだから・・・。もちろん、運が良いのかもしれないが、この弥良来杉は、「ミラクル(奇跡)」なのだから、そんな商売があっても良いし、日本そんなに捨てたものではない。

さあ立ち上げよう!

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