海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

柱の背割り

2012年12月25日 16時05分11秒 | 建築関連


柱の背割りの質問が来た。

柱の背割りは、柱の表面にひび割れをさせない技術だ。

肝心なポイントは、背割りは、柱の芯まで到達すること。芯まで入れるのは、乾燥のためだ。できるだけ、乾燥させてしまえば、収縮は自然に止まる。乾燥の過程でひび割れることもあるが、背割りをしていない面は、大抵は、ひび割れはない。

だから、生木(グリン材)を背割りしてもあまり効果はない。背割りをして、乾燥させたものを使用する時に正寸に製材するのが良い。

そして、背割りの幅をもたせること。あまり、狭いと柱の収縮を吸収できずに割れが生じる。

コメント
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