先日、岩手の野田村に行った。
何も無くなっているのだ。
津波が全てを破壊した。
浦島太郎の話を知っているだろうか?
浦島太郎は、竜宮城へ数日間行ったということだったが、何年も経っていたと言うことだった。
浦島太郎の物語は、津波を表した物語りとも云われる。
1年で町が全て無くなっているのだ。
感傷になるだけではだめだ。地元の人たちは、前を向いている。
どこでも同じなのだが、国の方針を打ち出すのが、極めて遅い。国が、国の仕事を決めるのに何を迷うことがあるのだろう?
危機管理とは、このような時にこそ発揮されるのだ。