性能設計について
昨日、ある行政の方とお会いする機会があった。
軽く自己紹介のつもりで、自分の木材の防腐に関する考えを述べさせていただいた。
木材の防腐について、
20年前の私は、不思議でならなかった。建築をしている者にとって、屋外に出す木材は、腐って欲しくない。そこで、防腐剤入りの木材を使う「注入材」と言う木材だった。当然、「注入材」なのだから、腐らないはずだ。
注入材を加工販売する会社も「腐らない」という。
施工に当たって、注意点を聞く。
注入後の現場によるカットは、基本的にできない。と言うことだった。そうだなあ、注入してもそれは、木材の周りだけで、カットしてしまうと未処理部分が露出してしまい、腐ってしまう。仕口加工など大工に指示をして、加工したものを注入することにした。
しかし、現場でどうしても、カットしてしまうことがある。未処理部分が危ない!どうすれば良いのだろう???
注入材を加工販売する会社に再度、尋ねた。「持ってきてくれ」「???」
いや、たったの1本なのだ。何とかならないのか?例えば、そちらの注入液を少し分けていただくとか?
腐るものをお客様に渡すわけにはいかない、こちらも必死なのだ。しかし、注入材加工会社は、「ダメです」の一点張り??薬液を工場の外に出すことができないらしい。そうか!劇薬なんだ。毒性のある薬剤であることに気付く。
仕方がないので市販の木材保護塗料をカット部に塗布することにした。
防腐剤入りの木材は、「緑色」をしている。緑色は、好きになれない。木材は、木材本来の色が欲しい!!「薬液で透明はないか」と尋ねた。
「ある」との答え。あるんじゃん!!!はじめから言えよ!じゃあ透明をお願いします。と注文すると?
「あるのだが、防腐効果がない」という??
腐らないために注入しているのになぜ?防腐効果がないのか???
屋内用で屋外には、あまり、お勧めできないそうだ??それだと「緑色」しか、選択の余地はないのか?「そうだ」との答え??
「緑色でもしばらくすると色が落ちるから・・・」
おいおい?それなら、はじめから色の着いていない薬液でもいいじゃないか?と思うのだが・・・。「緑色が大切だから、緑色にしているんだろう」「・・・」
このようなやり取りをしていると「腐ったら、どうなるのだろう」と疑念が生じる。信用したくても、辻褄の合わない話なのだ。
すると「認定取得している」と言う答えが返ってきた。「認定品なら大丈夫だ」「JIS規格のグレード〇〇です」「JASの認定品です」「なら大丈夫だ」と考えた。
しかし、数年後、腐るのだ。腐る、腐る…。
認定品は何が基準で認定品なんだろう???結局、ある一定の注入状況を作り出すことが認定品の条件らしい。簡単に言うと木材の体積に対し薬液をどの量入れているかがグレードの判断材料なのだ。
しかし、私の扱う屋外の木材は、必ず、同じ環境ではない。条件が場所によってかなり異なるのだ。どんな、ところでも腐らないものでなければ、ならない。「そんな、認定品が欲しい」素朴な要求だ。JISのレベル4だ。JISに記載されている。
「そのグレードの薬液は、使用禁止なのです」「ええ!!」
不思議なことに最高に腐らない木材薬液は、現在使用禁止で流通していない・・・。
どんな環境でも腐らない木材は、ないと言うことになる。
知れば知るほど、疑念がわき、信用がなくなる・・・。
私は、腐らない木材をお客様に私たちだけなのに・・・。
考え方を変えようと思った。
腐らない木材を作っているところに「保証しろ」と言うことにした。どんな環境でも腐らない木材を・・・。そのかわり、その会社の条件を聞こう。簡単だ。実にシンプル。
要するに性能設計だ。こちらの条件は、薬剤は透明で、安全なものそして10年間保証をつけること
透明と言うことは、木材保護塗料が不要、安全なものとは、現場でも塗布が可能なもの、10年保証は、実績のあるものだ。
こちらの要求する条件をクリアーしたものが、選択の中に入ると言うことなのだ。
昨日、ある行政の方とお会いする機会があった。
軽く自己紹介のつもりで、自分の木材の防腐に関する考えを述べさせていただいた。
木材の防腐について、
20年前の私は、不思議でならなかった。建築をしている者にとって、屋外に出す木材は、腐って欲しくない。そこで、防腐剤入りの木材を使う「注入材」と言う木材だった。当然、「注入材」なのだから、腐らないはずだ。
注入材を加工販売する会社も「腐らない」という。
施工に当たって、注意点を聞く。
注入後の現場によるカットは、基本的にできない。と言うことだった。そうだなあ、注入してもそれは、木材の周りだけで、カットしてしまうと未処理部分が露出してしまい、腐ってしまう。仕口加工など大工に指示をして、加工したものを注入することにした。
しかし、現場でどうしても、カットしてしまうことがある。未処理部分が危ない!どうすれば良いのだろう???
注入材を加工販売する会社に再度、尋ねた。「持ってきてくれ」「???」
いや、たったの1本なのだ。何とかならないのか?例えば、そちらの注入液を少し分けていただくとか?
腐るものをお客様に渡すわけにはいかない、こちらも必死なのだ。しかし、注入材加工会社は、「ダメです」の一点張り??薬液を工場の外に出すことができないらしい。そうか!劇薬なんだ。毒性のある薬剤であることに気付く。
仕方がないので市販の木材保護塗料をカット部に塗布することにした。
防腐剤入りの木材は、「緑色」をしている。緑色は、好きになれない。木材は、木材本来の色が欲しい!!「薬液で透明はないか」と尋ねた。
「ある」との答え。あるんじゃん!!!はじめから言えよ!じゃあ透明をお願いします。と注文すると?
「あるのだが、防腐効果がない」という??
腐らないために注入しているのになぜ?防腐効果がないのか???
屋内用で屋外には、あまり、お勧めできないそうだ??それだと「緑色」しか、選択の余地はないのか?「そうだ」との答え??
「緑色でもしばらくすると色が落ちるから・・・」
おいおい?それなら、はじめから色の着いていない薬液でもいいじゃないか?と思うのだが・・・。「緑色が大切だから、緑色にしているんだろう」「・・・」
このようなやり取りをしていると「腐ったら、どうなるのだろう」と疑念が生じる。信用したくても、辻褄の合わない話なのだ。
すると「認定取得している」と言う答えが返ってきた。「認定品なら大丈夫だ」「JIS規格のグレード〇〇です」「JASの認定品です」「なら大丈夫だ」と考えた。
しかし、数年後、腐るのだ。腐る、腐る…。
認定品は何が基準で認定品なんだろう???結局、ある一定の注入状況を作り出すことが認定品の条件らしい。簡単に言うと木材の体積に対し薬液をどの量入れているかがグレードの判断材料なのだ。
しかし、私の扱う屋外の木材は、必ず、同じ環境ではない。条件が場所によってかなり異なるのだ。どんな、ところでも腐らないものでなければ、ならない。「そんな、認定品が欲しい」素朴な要求だ。JISのレベル4だ。JISに記載されている。
「そのグレードの薬液は、使用禁止なのです」「ええ!!」
不思議なことに最高に腐らない木材薬液は、現在使用禁止で流通していない・・・。
どんな環境でも腐らない木材は、ないと言うことになる。
知れば知るほど、疑念がわき、信用がなくなる・・・。
私は、腐らない木材をお客様に私たちだけなのに・・・。
考え方を変えようと思った。
腐らない木材を作っているところに「保証しろ」と言うことにした。どんな環境でも腐らない木材を・・・。そのかわり、その会社の条件を聞こう。簡単だ。実にシンプル。
要するに性能設計だ。こちらの条件は、薬剤は透明で、安全なものそして10年間保証をつけること
透明と言うことは、木材保護塗料が不要、安全なものとは、現場でも塗布が可能なもの、10年保証は、実績のあるものだ。
こちらの要求する条件をクリアーしたものが、選択の中に入ると言うことなのだ。