海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

宮崎の建設業から思うこと

2008年05月30日 10時59分13秒 | ビジネス
宮崎県は、一般競争入札にほとんど、移行した。

指名競争入札がなくなったのだ。

さて、どうしようと言うのが、地元の建設業者の本音だろう。

写真屋さんが毎日、決まった時間に来ていただく。現場写真を焼くためにフイルムを集めて回るのだ。

多分、本当の建設業の実態をリアルタイムで知っている方だろう。もしかするとこのような方が本当の建設業から波及する実態を説明できる人かもしれない。

行政の方の実態の把握方法は、庁舎にくる業者の情報やコンサルに依頼したり、政治家の人から聞いたり、業界団体の資料を集めたりするのが殆どで、自分の足でまめに裏をとることがない。みたいだ。本当の情報は、お金を出してでも自分の脚で稼がなければならない。海杉はいつも思っている。

ある方が、景気が良くなりつつある兆しが見えて時に、行政は、触ってはいけない「建築基準法」と「入札制度」の2つの法を触ってしまったと言っていました。

遅かれ早変えれ、このような制度自体に疲労がきているのですから、良い制度になるには、膿や損失がつき物です。その混乱期は仕方がないのです。しかし、本当の市場で現場がどのようになっているのか把握していないと無用な混乱が起きてしまうことを嘆いています。

バター不足は、国の施策が悪いとニュースの中で書いてありましたが、牛乳の消費が年々落ち込んで価格は上がらない、技術革新で1頭あたりの増産はできる。場合、生産調整で減らすことは、当然の成り行きだったのでしょう。しかし、乳製品のバターが不足すると言う自体を予測していなかったのです。

これは、行政マンの質の低下が招いた悲劇かもしれない。「この法律を変えるとどうなるのか」と言う根本的なことを考えずにその場の問題だけを対処するための改正だけになっているのではないだろうか?

恥ずかしい話しだが、もう一度制度を施行する前に、変更する前に、シュミレーションを行う第三者の確認の制度が必要な気がする。

『行政側の立場が脅かされる問題が起こるとそれはすごいスピードで改正になる』と言われないようにするためにもっとビジョンを作れる行政マンが育って欲しい。

コメント (2)
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