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海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

まち育て掲示板

2012年07月24日 11時22分07秒 | まちづくり・ボランティア
当時、まちづくりと言っていましたが、まちができた後は、どうするんだ?という言葉が出てきました。

まちづくりには、完結はないと言っても、まちづくりでは、どうもしっくりいきません。そこで「まち育て」と言う言葉を見つけました。



2003年に私が、日向青年会議所の理事長をさせていただきました。まちなかに何か市民に役に立つものはないだろうかと考え、掲示板を寄贈することにしました。
名前は、「まち育て掲示板」みんなでこのまちを育てようと言う意味だ。



材料は木で、ガラスは、当時、近くの時計屋さんが解体されるので、ガラスを頂きました。



今でも、時計屋さんが、掲示板の管理をお願いしています。



街の情報は、この「まち育て掲示板」で!!


「近くの親戚より、遠くのボランティア!」

2012年07月18日 13時54分57秒 | まちづくり・ボランティア
宮崎文化本舗の石田さんより拡散して欲しいとの連絡がありました。

「近くの親戚より、遠くのボランティア!」

注意:情報は、古くなるものです。行動するときには、必ず、確認を!!

宮崎県民&県内NPO関係者の皆様へ

このたびの九州北部豪雨災害による被災地支援として、皆様に災害復旧ボランティアのご案内をさせていただきます。
大分県、熊本県、福岡県下で発生した記録的豪雨による災害の復旧の見込みはまだまだついていません。
当初は県外からのボランティアの受入を見合わせていた現地のボランティアセンターも団体(グループ)での受入を開始いたしました。

7月18日時点では、行政単位では、被災地からの正式な要請がないため、組織だっての動きをしかねている状況です。社会福祉協議会からは、本日、竹田市のボラセンの運営に関して他県からの支援を受け入れる方向で21日(土)から県社協から派遣するような動きとなりました。
被災地の現場では、平日の稼働が特に少なく手が足りていない状況が続いています。

非公式でありますが、大分県の災害支援団体よりの支援の打診が届いております。
上記の状況や地理的な状況から、宮崎文化本舗&宮崎県NPO活動支援センターは、宮崎県からのボランティアは他県からのアクセスの悪い、大分県を中心にボランティア活動を集中的に行うのが効率的であり、被害の大きな三地域にボランティアを集中させ
ようと判断し、ご案内させていただきます。

近くの親戚より、遠くのボランティア!
困っている時にお互いに助け合う。強制ではなく自主的に参加いただけますようお願いいたします。
 
 

今週末22日迄は中津市のボランティアセンター、その後は竹田市と日田市のボランティアセンターに集中してご参加いただけると幸いです。

■ 中津市(災害)ボランティアの連絡先
  http://www.nakatsu-s.or.jp/saigai/bora.html
 ○受付場所および連絡先
      住所 中津市本耶馬渓支所内
        (大分県中津市本耶馬渓町曽木1800番地)
     連絡先 050-3532-1827
         (中津市社会福祉協議会)
     受付時間 午前の作業の受付 9:00まで
          午後の作業の受付  11:30まで

  ・当日受付でのボランティア活動も対応しております。
   多くの方の支援をお待ちしております。
  ・作業への参加に当たってはボランティアの保険への加入を
   お願いします。
     (現地派遣受付所内で加入手続きを行っています) 
  ★130~150名程度のボランティアを必要としています!
問い合わせ先:中津市社会福祉協議会
(TEL:050-3532-1827)  

■ 日田市災害ボランティアセンター
   http://www.hitashakyo.jp/saigai2.html
   ※ 事前に電話で確認してご参加ください。 
080-6407-3481
  活動内容
  ・屋内及び敷地内の泥出し作業
  ・家具の移動・濡れた畳上げ
  災 害ボランティアセ ンターの開設時間 9:00~16:00
   ①受付 9:00~12:00
   ②活動 10:00~15:00
 ※天候によって、活動中止になる可能性がありますので、
ご 了承ください。
 ボランティアに用意していただくもの
  ボランティア活動できる汚れても良い服(長袖、長ズ ボン)・
長靴(必需品)・飲み物・お弁当・タオル・帽子・
防塵マスク・厚手のゴム手袋・園芸用スコップ等
 駐車場に ついて
  日田市陸上競技場等の駐車場をご利用ください。

■ 竹田市災害ボランティアセンター 
  http://www.taketa-city.com/emergency/post-5.html

・受付場所 竹田市総合運動公園(駐車場)
・実際の活動:9時(受付開始)~16時(センター戻り)
・【お問合せ電話番号】
  090-1080-4227
  090-1083-2442(災害ボランティア受付専 用)

【ボランティアの方へのお願い】
・熱中病予防のための飴やスポーツドリンクをご持参ください。
・軍手での作業は危険なため、ゴム手袋か皮手袋をご持参ください。
・ボラン ティア保険は、お住まいの地元社会福祉協議会で加入の上お越しください。
・今回の募集は、情報提供だけで、あくまで もご自分の判断で個人・団体でご参加いただきます。
 宮崎県からのボランティア派遣に関する交通費の支給やバスの手配等現段階ではございません。
・現時点で県外からの個人のボランティアは受け付けておりません。複数の個人(グループ)でお申し込みください。
・受入れるボランティアセンターのコーディネーターの指示に従い活動をお願いいたします。
・活動はご自身で責任を持って、宿泊先や移動の手配は「自己完結」でお願いします。
・ボランティアセンターの運営経験者や、軽トラ等を持参できるかたは大歓迎です!

このたびの九州北部豪雨災害による被災地支援として、皆様に災害復旧ボランティアのご案内をさせていただきます。
大分県、熊本県、福岡県下で発生した記録的豪雨による災害の復旧の見込みはまだまだついていません。
当初は県外からのボランティアの受入を見合わせていた現地のボランティアセンターも団体(グループ)での受入を開始いたしました。

7月18日時点では、行政単位では、被災地からの正式な要請がないため、組織だっての動きをしかねている状況です。社会福祉協議会からは、本日、竹田市のボラセンの運営に関して他県からの支援を受け入れる方向で21日(土)から県社協から派遣するような動きとなりました。
被災地の現場では、平日の稼働が特に少なく手が足りていない状況が続いています。

非公式でありますが、大分県の災害支援団体よりの支援の打診が届いております。
上記の状況や地理的な状況から、宮崎文化本舗&宮崎県NPO活動支援センターは、宮崎県からのボランティアは他県からのアクセスの悪い、大分県を中心にボランティア活動を集中的に行うのが効率的であり、被害の大きな三地域にボランティアを集中させ
ようと判断し、ご案内させていただきます。

近くの親戚より、遠くのボランティア!
困っている時にお互いに助け合う。強制ではなく自主的に参加いただけますようお願いいたします。
 
 

今週末22日迄は中津市のボランティアセンター、その後は竹田市と日田市のボランティアセンターに集中してご参加いただけると幸いです。

■ 中津市(災害)ボランティアの連絡先
  http://www.nakatsu-s.or.jp/saigai/bora.html
 ○受付場所および連絡先
      住所 中津市本耶馬渓支所内
        (大分県中津市本耶馬渓町曽木1800番地)
     連絡先 050-3532-1827
         (中津市社会福祉協議会)
     受付時間 午前の作業の受付 9:00まで
          午後の作業の受付  11:30まで

  ・当日受付でのボランティア活動も対応しております。
   多くの方の支援をお待ちしております。
  ・作業への参加に当たってはボランティアの保険への加入を
   お願いします。
     (現地派遣受付所内で加入手続きを行っています) 
  ★130~150名程度のボランティアを必要としています!
問い合わせ先:中津市社会福祉協議会
(TEL:050-3532-1827)  

■ 日田市災害ボランティアセンター
   http://www.hitashakyo.jp/saigai2.html
   ※ 事前に電話で確認してご参加ください。 
080-6407-3481
  活動内容
  ・屋内及び敷地内の泥出し作業
  ・家具の移動・濡れた畳上げ
  災 害ボランティアセ ンターの開設時間 9:00~16:00
   ①受付 9:00~12:00
   ②活動 10:00~15:00
 ※天候によって、活動中止になる可能性がありますので、
ご 了承ください。
 ボランティアに用意していただくもの
  ボランティア活動できる汚れても良い服(長袖、長ズ ボン)・
長靴(必需品)・飲み物・お弁当・タオル・帽子・
防塵マスク・厚手のゴム手袋・園芸用スコップ等
 駐車場に ついて
  日田市陸上競技場等の駐車場をご利用ください。

■ 竹田市災害ボランティアセンター 
  http://www.taketa-city.com/emergency/post-5.html

・受付場所 竹田市総合運動公園(駐車場)
・実際の活動:9時(受付開始)~16時(センター戻り)
・【お問合せ電話番号】
  090-1080-4227
  090-1083-2442(災害ボランティア受付専 用)

【ボランティアの方へのお願い】
・熱中病予防のための飴やスポーツドリンクをご持参ください。
・軍手での作業は危険なため、ゴム手袋か皮手袋をご持参ください。
・ボラン ティア保険は、お住まいの地元社会福祉協議会で加入の上お越しください。
・今回の募集は、情報提供だけで、あくまで もご自分の判断で個人・団体でご参加いただきます。
 宮崎県からのボランティア派遣に関する交通費の支給やバスの手配等現段階ではございません。
・現時点で県外からの個人のボランティアは受け付けておりません。複数の個人(グループ)でお申し込みください。
・受入れるボランティアセンターのコーディネーターの指示に従い活動をお願いいたします。
・活動はご自身で責任を持って、宿泊先や移動の手配は「自己完結」でお願いします。
・ボランティアセンターの運営経験者や、軽トラ等を持参できるかたは大歓迎です!

「森の宝物づくり@宮城県山元町」スタッフ募集!!!

2012年02月08日 03時49分19秒 | まちづくり・ボランティア
宮崎県が、山元町に学童机を贈っていることは、知っていましたが、天草で作られていることは、知りませんでした。

宮崎-熊本-宮城の連携プレーですね。

「森の宝物づくり@宮城県山元町」スタッフ募集!!!

スギダラ天草支部 森支部長からの情報です。。森の宝物づくり@宮城県山元町

森さんはご自身が経営されている森商事の取り組みとして、宮崎県
から被災地に贈る学童用デスク・チェアの製作を請け負っておられ
るのですが、その家具を納めた学校に、家具の点検も兼ねて3月に
訪問されます。
そこで、訪問する学校で「森の宝物づくり」による木育授業も開催
されるとの事。被災された子どもたちを少しでも元気づけることが
目的です。
森さんからは、参加したい方は是非!とのお言葉をいただいていま
す。もちろん、ボランティアのお手伝い要員としてですけど。

日程は・・・
3月9日1時限目 宮城県山元町 山下第2小学校 2年生 22名
3月9日2時限目 宮城県山元町 山下第2小学校 2年生 17名
3月9日4時限目 宮城県山元町 中浜小学校   1年生 37名
3月9日5時限目 宮城県山元町 中浜小学校   2年生 34名

となっております。1時間目から5時間目まで、ふたつの学校で
100名以上の小学生を相手に格闘です。
楽しそうです!

参加ご希望の方は、
本部広報宣伝部 千代田 k.chiyoda@powerplace.co.jp もしくは
天草支部長 森 mori@forestmarket.jp までご連絡ください

ゲラボしてきました。

2012年02月05日 22時19分18秒 | まちづくり・ボランティア


5年前にイベントを行った上崎橋の欄干を掃除に行ってきました。



寒かったですが、昨日よりは、マシ!!

雑巾がけをしてきました。

意外に汚れていませんでした。昨年、11月に行ったそうですので!!



橋でこんなものを発見しました。

お猿さんの足跡です。





だっこいすを東北へ送るプロジェクトのお願い

2011年12月08日 08時17分00秒 | まちづくり・ボランティア


寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?
こちらは、熱いプロジェクトのご協力のお願いです。

だっこいすを東北へ送るプロジェクト 発起人内藤廣(杉コレクション実行委員長、建築家、東京大学名誉教授)を立ち上げました。

11月12日、日向市駅周辺で行われた杉コレクションで小学校3年生の作品のプレゼンは、多くの人に胸を打つ感動でした。
作品に込められた優しい想い。審査委員長である内藤氏は、すぐに東北へ飛び、岩手県野田村の小田村長に作品の写真と小学生の原稿を渡しました。
小学校三年生の想いは、東北へ届いたのです。村長は、いたく感激し、内藤氏は、「どんな復興プランより、被災地の方を励ますのでは・・・」と強く感じたそうです。
私たち杉コレメンバーは、有志を募り、内藤氏を中心に「だっこいすを東北へ送るプロジェクト」を立ち上げました。
賛同者には、日向市長をはじ杉コレクション審査員の方々、木青会、そして、日本全国スギダラケ倶楽部が名を連ねています。

杉を通じて被災された方に寄付を頂いた方の名前を添えて熱いメッセージを送りたいと思います。

私は、今回の震災で自分自身でどのようなことができるのか迷っていした。行っても、邪魔になるだけではないだろうか?本当に被災者の方の支援になるのだろうか?
独りよがりのボランティアで逆に迷惑をかけるのではと言う心配もありました。義捐金を集めて送ることが本当に支援になるのだろうか?
多くの人が、同じ思いをしていたと思います。はじめは、義捐金も集まりました。しかし、今は、私の会社にある義捐金の募金箱は、ほんの少しです。
風化と言う言葉が、現実味に感じてきたこの時期に小学校3年生が、熱いメッセージと心のこもった作品を被災地から離れている宮崎から発信してくれたのです。
先発隊として、自費で23日に野田村に行こうと言う方もいます。今私ができることは、被災された方に遠く離れた宮崎でも、被災者に励ましの熱いメッセージを送るということです。
幸い、木材を通じて私の知人でもあります野田村の隣の久慈市の日當さんが協力してくれると言っていただきました。発起人の内藤氏も自ら野田村に足を運び村長さんにプロジェクトの内容も伝えた頂いたと聞きます。決して一方通行でない心のこもった支援を心がけたいと考えています。


杉バカ日誌 海杉

ちゃぶ台プロジェクト

2011年10月19日 12時47分13秒 | まちづくり・ボランティア



以前、東北の被災者のために宮崎の杉で何か出来ないかと問われた時に仮設住宅の中にちゃぶ台は?どうだろうと話していた。

実際に、行った人たちがいる。

言葉よりも実行、行動が一番だろう。


彰国社『新日向市駅』の書評

2011年08月02日 00時46分05秒 | まちづくり・ボランティア


うちのかみさんが、フリーペーパーを見つけてきた。

なんとなく、勘が働いたそうだ。

ビンゴ!

なんと!新日向市駅の書評があった。




結構、気になるのが書評だ・・・。

読める大きさに・・・。


節電を考えるならアンペアダウンを!

2011年07月06日 07時06分41秒 | まちづくり・ボランティア
さて、今年の夏は、節電が大きな目標なのですが、皆さんは、どうやっています。

私の家では、扇風機を3台購入しました。これでは、節電になりませんが、当初、エアコンを導入しようと計画していたのを扇風機に変更したわけですから…。
でも、2階は、本当に暑いんです。死ぬほど…。

節電が確実に簡単にできる方法がありました。


アンペアダウンプロジェクト

ナマケモノ倶楽部さんが、以前から取り組んでいる方法だそうです。40Wから30Wは、かなりの節電になると思います。

使いすぎたら、ブレーカーが落ちるのですから、わかりやすい!!

しかも、年間3000円近く電気代が安くなるんです。

とにかく、この夏を乗り切るには、節電しかありません。

あまり考えないで楽にできる方法は、アンペアダウンですね。

アンペアダウンしたら電源が良く落ちるように

花王 おうち節電シュミレーション

国土交通省都市景観大賞で「景観教育・普及啓発部門」大賞受賞(国土交通大臣賞)

2011年06月13日 05時55分24秒 | まちづくり・ボランティア
国土交通省都市景観大賞で「景観教育・普及啓発部門」

日向市の一連の取り組みが国土交通省都市景観大賞を受賞した。

本当に喜ばしいことでまたひとつ、勲章が増えた。市民の誇りとして良いだろう。

宮崎日日新聞記事

ここで改めて感じたことだが、評価を受けるだけでなく、もっとこの事業の良さを地元の人に伝えなければ…。さらに全国のまちづくりのモデルになるようにがんばらなければ。
そのためには、どうすれば良いのだろう??

また、眠れない日が続く……。


津波で被災した写真を救おう

2011年05月25日 07時42分39秒 | まちづくり・ボランティア
延岡にアーカイブ

九州保健福祉大学の山内利秋准教授が先の台風で冠水した地域の写真を救い出した経験からブログに濡れた写真の救出方法を書いている。

ぜひ、ご参考にしてください。

福岡 よかネットさんの交流会

2011年05月08日 05時12分20秒 | まちづくり・ボランティア


福岡のよかネットさんの交流会に行ってきました。

福岡に限らず、さまざまなところから集まっていました。





たくさん名刺を好感させていただきました。

そんな中に知っている方が、(以前お会いしている方)一人だけいました。

縁とは不思議なものです。

東京駅のスレートを使ってください

2011年04月16日 17時00分19秒 | まちづくり・ボランティア
東京駅の屋根材を

九州保健福祉大学の山内准教授からメールをいただきました。

各位

東京駅赤煉瓦駅舎は、旧高千穂線の綱ノ瀬橋梁を
設計した国鉄の技術者椋本修造が、終戦時に焼け
野原から復興させました。

旧高千穂線の数々の橋梁は、極めて実験的な技術
を使っている所が多く、この東京駅のように、戦後日
本を復興させた技術につながっているとも考えられます。


ところで、現在、東京駅はJR東日本によって創建当初
の姿に復原されようとしておりますが、下記の通り先の
東日本大震災によって、材料供給がピンチに追い込ま
れています。

下記の文章をお読みの上、賛同下さる方はお名前と
肩書き(または所在地名)を山内までお送り下さい。

署名として集めて送るようにします。


-----------------
山内さま

東京駅の件、転送します。
もしほかにも賛同いただけるような方いらっしゃれば
転送いただいても構わないと思います。
よろしくおねがいします。


岡 建司
okakenji@b-hozon.co.jp
--- -*- *- -*- * -* *--- **


Begin forwarded message:

> From: 丸谷 博男 <h.maruya@a-and-a.net>
> Date: 2011年4月10日 20:45:26:JST
> To: 新建東京支部 <nuae_tokyo_m@freeml.com>, 北から南から通信new <h.maruya@a-and-a.net>, 新建全国 <shinken-zenkoku@egroups.co.jp>
> Subject: 丸谷より緊急のおしらせ
>
> 津波がこんなことにまで!
> 東京駅の屋根葺き天然スレートは北上川河口の雄勝石で施工を!
> JR東海へ要望書を!
>
下記に賛同する方は、地域建築空間研究所 小林良雄氏までメールをお送り下さい。 ckk-so@nifty.com>
>
> 北上川の河口は良質な葦の産地でした。そこは、雄勝町。良質な葦がとれる理由は、真水と海水が混じりあうことからでした。
> しかし、今回の東日本大震災では、津波が押し寄せ、海の恵みを生業にしていたところは、荒れ狂う海によって生業のすべてを大破してしまいました。
> この雄勝町のもう一つの宝は、雄勝石。この石は天然スレート。良質の硯を産出するとともに、洋館の屋根石として使われてきました。
> たった一つの屋根材工場が、雄勝町雄勝石にあります。
> 昭和6年に石盤・スレート製造業として故木村金次郎氏が設立しました。
>
> http://www.shurakumachinami.natsu.gs/03datebase-page/miyagi_data/ogatsu/ogatsu_file.htm>
> この雄勝石に魅了されたアーティストがいます。齋藤玄昌實さんです。
> 私のギャラリーで梅ヶ丘アートセンターでも「雄勝石絵の世界」として個展をし、またウィスコンシン州の美術家協会との交流展でもご一緒させていただきました。
> http://www.geocities.jp/ogatsustone/profile.html
>
> また、はじめにご紹介しました北上川河口の良質な葦は、最近では全国の茅葺き屋根の材料として使われるだけではなく、職人とともに施工まで請け負っていました。それが熊谷産業でした。熊谷産業は、はじめは芦野材料屋さんでしたが、茅葺きの職人が減少する中、次第に施工まで請負、最近では茅葺き屋さんとして全国の茅葺き屋根を施工していました。
> 東京芸術大学の講義や、建築のセミナーでは、自然素材と言えば熊谷産業の茅素材と茅葺きの話を毎年、お伝えしていました。
> 私が知り合ったきっかけは、雑誌「チルチンびと」の連載の取材でした。
> http://www.kayabukiyane.com/>
> そして、今回初めて知ったのですが、東京駅の屋根葺き工事を請け負っていたようです。
>
> 北上川を襲った津波は、約50キロの地点までさかのぼっていたことが、東北大の田中仁教授(水工学)の分析で分かりました。
> 水位計データを分析したところ、津波は追波湾の北上川の河口で7メートル以上の高さだったようです。河口からさかのぼった津波は、旧北上川との分岐点を越えて、河口から49キロ地点で11センチの水位変化を記録していました。その上流の60キロ地点では計測されなかったということです。国内に記録が残る津波の遡上(そじょう)は、河口から十数キロであることが多く、今回の津波の規模の大きさは計り知れないものと言えます。
>
> 雄勝町も、この津波に飲まれました。幸い、熊谷産業の皆様は、避難することができたようです。そのことは、大沢匠さんが、新建のメールで伝えてくれました。
>
> この被災を受けて、JR東海は、東京駅の屋根材が後期に間に合わないと判断し、スペインに発注したということが伝わっています。
> 技術者としての判断だと思います。我々も、技術者としては同じような判断をしていたかもしれません。
>
> しかし、ここからが社会的な判断が必要とされます。
> そこで、JR東海に対して、緊急に添付の要望書を提出することになったということを皆様にお伝えします。
> 赤レンガの東京駅を愛する市民の会(事務局長 前野まさる)が提出主体です。
> 前の先生は、私の恩師。森まゆみさんも芸大の奏楽堂の保存で皆さんで協力した仲間です。
>
> 「賛同者名簿にお名前をいただける方、お名前と肩書き(または所在地名)を書いてご返信をください。また、スレート洗いボランティアの場所についての情報提供もお願いいたします。多児貞子s_tani@t.toshima.ne.jp」
> ***************
> 谷根千工房の森まゆみです。
> 熊谷産業では赤煉瓦の東京駅の修復のため、屋根瓦をていね
> いに外して、北上に運び、使えるのと使えないのを選別して、汚れを取
> り、結束して東京へ持っていく直前でした。この瓦のほとんどは戦後の
> 修復の際の登米産の良質なものです。それが津波に洗われ泥だらけにな
> りました。しかし調べたところ、2万枚は回収が不可能でしたが、4万
> 5千枚は洗って塩気を取ればじゅうぶん使えると熊谷さんは言います。
> ところが残念なことに、JR東日本の設計部と施工会社(鹿島・清
> 水)は工期が遅れないよう、スペインにスレートを発注すると言ってい
> るそうです。
>
> そもそも東京駅は建築学会、建築家協会、「赤煉瓦を愛する市民の会」
> を始め、大正三年竣工した辰野金吾設計の建物を愛する人々によって、
> ひろく結集した力で保存が決まり、重要文化財にも指定されたもので
> す。その運動に際しては登米や雄勝からも多くの署名や協力をいただき
> ました。自分のところのスレートが東京駅に使われているというのが土
> 地の誇りだったからです。今回,打撃を受けた当地の人たちはスペイン
> 産のスレートに変わったとしたらどんなにがっかりなさるでしょう。反
> 対にJRがそれでも泥のなかからよみがえった登米さんの瓦を洗っ
> て使ったらどんなに元気が出るでしょう。JRは全面広告で新幹線
> の復旧や東北復興に全力を注ぐといっています。高い広告料を払うよ
> り、べつのかたちで東北を支援してほしいものです。
>
> 熊谷さんは「スレート瓦を一枚に付き2000円とか、3000円とか
> 寄付をいただき、一枚一枚に東北へのメッセージと名前を書いてもら
> う、それを東京駅の屋根に乗せ、集まったお金でぜひ、全壊した木村満
> さんの「雄勝天然スレート」の工場を再建することはできないだろう
> か」と相談に見えました。いまあるスレートで使えるものはとにかく使
> い、足りなければ雄勝のスレートを使うなり、スペインに発注するなり
> すればいいと思います。登米のスレートを載せた東京駅が東北復興のシ
> ンボルになる、大変素晴らしいプランだと思います。
>
> なぜ心配かというと「雄勝天然スレート」が復興できないと、これから
> 日本の文化財洋館は国産のスレートで葺けなくなります。登米の方は掘
> り尽くして天然スレートの岩盤が露出して取れるのは木村さんのところ
> だけです。私も前にお訪ねし、戦争直後、東京駅の応急処置をした職人
> さんのはなしも聞きました。
> 熊谷さんの方はどうするの?と聞いたら、僕の方は自分でどうにかしま
> すよ、と意気軒昂でした。でも熊谷産業も会社の形で文化財の茅葺きを
> している日本で唯一の会社です。応援したいです。
>
> 今日聞いた話で情報に多少まちがいなどもあるかもしれません。でも保
> 存に関わったものとして、自分を度外視した熊谷さんの義侠心にお味方
> 申さないわけには参りません。JRにパイプのある方、メディアに
> いる方、アイディアのある方、お金のある方、どのようにでも御協力く
> ださい。何ができるかなど具体的にメールをくだされば嬉しいです。
> さっき、千駄木安田邸へいって『赤煉瓦の東京駅を愛する会」の中心メ
> ンバーである多児貞子さんとも相談しました。そこにあつまった女性ボ
> ランティアたちはみんなでスレートを洗おう、スレート洗い観音を作っ
> たら、と盛り上がりました。みなさま、いろいろの形で被災地支援され
> ていると思います。お騒がせして申しわけありません。でもこれもはっ
> きり顔の見える支援先であることは間違いありません。
>
> http://blogs.yahoo.co.jp/akanef0118> ***************


--
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多田君枝
アイシオール コンフォルト編集部

〒103-0003 東京都中央区日本橋横山町4-10
大原第五ビル4B
tel 03-6667-6107 fax 03-6667-6108
tada@iseeall.co.jp
http://www.iseeall.co.jp/
【CONFORT official site】http://www.webconfort.jp/



-----------------
以上。

九州保健福祉大学
山内利秋





朝日新聞の夕刊に掲載されました

2011年04月11日 21時19分45秒 | まちづくり・ボランティア
日向市駅が朝日新聞の夕刊(平成23年4月5日)に掲載されました。

記事にはなりませんでしたが、海杉も取材されましたので掲載紙が送ってきました。

写真は、とっても良いアングルで気に入っています。

記者の方は、取材のとき名刺を忘れていたので、名刺も入っていました。

私の先輩に知れたら怒鳴られていたことでしょう。(笑)

JR九州という単語がないのはとっても不思議でしたが、朝日ではこれが当たり前なのでしょうね。


再び、被災地で生活するには・・・。

2011年04月06日 06時18分07秒 | まちづくり・ボランティア
再び、被災地で生活するには・・・。

首相は、エコタウン構想を提唱した。

確かに高台をつくり、そこに住めば良い?

現実的なようで非現実的だ。

今は、言葉で言えるが、山を削り、高層のアパートを何棟も建設しても、自分たちの土地に住みたいと願う住民の気持ちは、多くあると思う。決して失うことはできないと思う。


そこで考えられるのが、山を削り、地域ごと10m上げるという考えだ。これも全てと言うわけにはいかない。

削った山の土砂で地域ごとに高台を作り、強固な避難センターを建設する。そのセンターができなければ、その地区には一般の住宅は建設できないとする。

ある一定の人口が、決められた時間で避難できるようにするのだ。


津波では、住宅を含め、建物では生命、財産を守ることはできない。今回の災害がそれを証明している。



関東大震災の教訓

2011年04月02日 06時28分39秒 | まちづくり・ボランティア

東京市長永田秀次郎、関東大震災後の名演説「市民諸君に告ぐ」

大正十二年(一九二三)九月一日に帝都東京を襲った関東大震災の半年後、新たな東京を作るための区画整理の認可が降り、大正十三年三月だ二七日、整理地区が告示された。その発表とともに、東京市長(東京府知事が現在の東京都知事にあたり、その下で東京十五区を統括する立場にあたる)永田秀次郎は「市民諸君に告ぐ」と題した演説を行った。

「市民諸君に告ぐ」

市民諸君
我々東京市民は今やいよいよ区画整理の実行にとりかからなければならぬ時となりました。

第一に我々が考えなければならぬことは、この事業は実に我々市民自身がなさなければならぬ事業であります。決して他人の仕事でもなく、また政府に打ち任せて知らぬふりをしているべき仕事ではない。それ故にこの事業ばかりは我々はこれを他人の仕事として、苦情をいったり批評をしたりしてはいられませぬ。

我々は何としても昨年九月の大震火災によって受けた苦痛を忘れることは出来ない。父母兄弟妻子を喪い、家屋財産を焼き尽し、川を渡らむとすれば橋は焼け落ち、道を歩まむとすれば道幅が狭くて身動きもならぬ混雑で、実にあらゆる困難に出遇ったのである。我々はいかなる努力をしても、再びかような苦しい目には遭いたくはない。また我々の子孫をしていかにしても、我々と同じような苦しみを受けさせたくはない。これがためには我々は少なくともこの際において道路橋梁を拡築し、防火地帯を作り、街路区画を整理せなければならぬ。

もし万一にも我々が今日目前の些細な面倒を厭って、町並や道路をこのままに打ち棄てて置くならば、我々十万の同胞はまったく犬死したこととなります。我々は何としてもこの際、禍を転じて福となし、再びこの災厄を受けない工夫をせなければならぬ、これが今回生き残った我々市民の当然の責任であります。後世子孫に対する我々の当然の義務であります。

街路その他の公設物を整理するには、買収による方法と区画整理による方法とがあります。しかしながら今回のごとく主として焼跡を処理する場合は、区画整理による方法が最も公平であり、またもっとも苦痛の少ない比較的我慢しやすい方法であります。区画整理によりまして、道路敷地となった面積は皆その所有地に按分して平等に負担し、これが全面積の一割までならば無償で提供し、一割以上であればその超過部分に対して相当の補償を受ける、そして誰一人として自分の所有地を取られてしまう人がなく、皆換地処分によって譲り合って自分の土地が残る。苦痛も平等に受出来る方法であります。この機会をはずしては到底行われない相談である。それ故いかにしても是非ともこの際に断行せなければならぬのであるけ利益も平等に受ける。かような都合の好い方法ではあるが、ほとんど全部の者が皆動くのであるから、この場合において初めて実行の出来る方法であります。この機会をはずしては到底行われない相談である。それ故いかにしても是非ともこの際に断行せなければならぬのである。

顧みますると、我々は震災後既に半箇年を経過しました。土地の値段も震災直後は二分の一か三分の一に下落したと思われたものが、今日では震災前と同一になりました。こうなって来ると段々に震災当時の苦痛を忘れて来て、一日送りに安逸を望み、土地の買収価格が安いとか、バラックの移転料が少ないとか、区画整理も面倒臭いとかいう気分の出て来るのも人情の弱点で、無理もありませぬ。しかし、我々はこの際、かような因循姑息なことを考えてよろしいでしょうか。実に今日における我々東京市民の敵は我々の心中の賊である。我々はまずこの心中の賊に打ち勝たねばならぬ。

世界各国が我々のために表したる甚大なる厚誼に対しても、我々は断じてこの際喉元過ぐれば熱さを忘れる者であるという謗りを受けたくはない。

区画整理の実行は今や既定の事実であります。ただ我々はどこまでもこれを国家の命令としてやりたくはない。法律の制裁があるから止むを得ないとしてやりたくはない。まったく我々市民の自覚により我々市民の諒解によってこれを実行したい。

我々東京市民は今や全世界の檜舞台に立って復興の劇を演じておるのである。我々の一挙一動は実に我が日本国民の名誉を代表するものである。

越澤明 著「復興計画 - 幕末・明治の大火から阪神・淡路大震災まで (中公新書(1808))」P64-66より