日々、土器実測(仮)

発掘された遺物の図化作業メインのお仕事ブログのはずが、日々の徒然・スピ話ばっかりになっちゃってる日記。

勘弁してくれ

2011年04月10日 | Weblog
そう云う予想があるからと云って、律儀に起きなくてもいいんですよね、余震は。
前回より揺れた場所もあり、津波以外は前と凄さは何ら変わりなかったように思います。
しかも今回は夜。
既に眠っていた人もいたであろう時間ですから、これに津波が来たらと思うとどうしていいのか分かりませんでした。
電気が消えて真っ暗な中、懐中電灯の僅かな明かりで散らかったものを片付けながら、ラジオにひたすら耳を傾けていました。
離れた場所にいて、私に何が出来る訳ではありませんが、もうこれ以上あの人たちを苦しめないでと云う祈りの気持ちだけです。

我が家も翌日はひたすら片付けに追われましたが、古いあばら家ですが建物に被害はなく、頑張って持ち堪えてくれて家にありがとうと云いたい気持ちです。
前回は持ち堪えても、今回の余震で本格的に壊れてしまった場所も随分とあるようですし……。
営業再開まで数カ月かかると云われているところは、今回で壊滅かもしれませんね。
ようやく動き出したところだったのに、自然災害とは云え、ここまで苛め抜かれる理由は何なのか……。
神のみぞ知る、でしょうか。
一向に気持ちが落着かない中、真綿で首を絞められているような状態に思えます。
まだ震度7クラスの余震があるかもと云われていますが、もうそれならそれでもいいや。
その代り、全部終わらせて下さいな、人生。
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