日々、土器実測(仮)

発掘された遺物の図化作業メインのお仕事ブログのはずが、日々の徒然・スピ話ばっかりになっちゃってる日記。

「作品」じゃありません

2008年09月09日 | 仕事
この仕事に関わる人、と限定していいのか、単に専門職に関わると
云うくくりになるかは分かりませんが、やっぱりかなり変わっていると
云うか、自意識・自信過剰な人は多いなあと思います(汗)。
それは私のように、1作業員として室内整理に関わっている人にも
云えたりします(汗)。
私はたまたま、云われて出かけて行ったバイト先がここだったと云う、
やりたくて始めたと云うのとは程遠い動機ですが、関わりたいと思って
いる人はかなりいると思われ……。
復元をしていた人で、土器を「作品」と云う人がいました(汗)。
陶芸をしている事が自慢で、自分は器に関しては、職員よりよく分かって
いる=復元が出来ると思っていたようですが、お気の毒ですが、だから何?
と云う世界だったりするんですよね、これが。
上司からは「復元はあくまでも復元ですから、新しく作るのとは違います」
と何度も云われていていましたが、ここまで云われても負けずに「作品」を
作り続けたのですから、なかなかですよ、ええ(汗汗)。
自分でいい出来だと思うものは、写真撮影してご満悦したが、やはり
「作品」と考えると、そう云う風になっちゃうんでしょうか。
最初は結構期待もされていたみたいですが、ただのビッグマウスオバサン
でしかなかったなと云うのが、周囲の印象(汗)。
「好きこそものの…」と云う例えもありますが、この場合「下手の…」に
近かったような(汗)。
こう云う感覚の人には、どうにもついて行けません(汗)。