団塊オヤジの短編小説goo

Since 11.20.2008・時事ニュース・雑学・うんちく・豆知識・写真・動画・似顔絵師。雑学は、責任を持てません。

コメントについて

「記事に無関係なコメント、誹謗中傷等のコメントは私の判断で削除させていただきます。また、名前の記入のないときは、場合によっては削除させていただきます。ご了承くだい。楽しいコメントをお待ちしています」

都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖

都月満夫の短編小説集2

「羆霧(くまぎり)」
「容姿端麗」
「加奈子」
「知らない女」

都月満夫の短編小説集

「キヨシの帰省」
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」

「肥満の女性像・ヴィレンドルフのヴィーナス」について考える

2019-10-28 06:46:25 | 歴史

 

 

ヴィレンドルフのヴィーナス (英語:Venus of Willendorf, ドイツ語:Venus von Willendorf (ヴェーヌス・フォン・ヴィレンドルフ) ) は、先史時代の小像。「ヴィレンドルフの女」としても知られる。女性の姿をかたどった高さ 11.1cm (4-3/8インチ) のスティアトパイグス (steatopygous、臀部突出) 型小像で、ウィーン自然史博物館の蒐集品の一部である。

1908年に、オーストリアのヴィレンドルフ近くの旧石器時代の遺跡で、同国出身の考古学者ヨーゼフ・ソンバティが発見した。この小像は、その地方では産出しないウーライト (魚卵状石灰岩) を彫刻して造られており、また代赭で染められていた。

代赭石とは土状をした軟質の赤鉄鉱で、ドイツ語では「Rötel (「レーテル赤い黄土」」です。

この土の赤色は生命の象徴とされていたそうです。

 

たい‐しゃ【代×赭】

1 赤鉄鉱を原料とする黄褐色または赤褐色の顔料。中国山西省代県から産するものが有名なので、この名がある。

2 「代赭色」の略。

デジタル大辞泉の解説

 

1990年時点における、遺跡の層序に関する再分析においては、前22,000年から20,000年(約24,000年から22,000年前)に彫刻されたと推定された。小像の起源や、制作方法、文化的意味などについては、ほとんど知られていない。

この像の発見と命名以降、幾つかの類似した小像やその他の形の美術品が発見されている。これらは、まとめて、ヴィーナスの小立像と呼ばれている。

この小像は、写実的な肖像というより、むしろ理想化された女性の姿を表している像の女陰、乳房、膨張した腹部は非常に顕著であり、多産・豊穣との密接な関係を示唆している。小さな腕は乳房の上でまとまっており、像には明瞭な顔面がない。頭部は、組み紐の巻いたものや、目、頭飾りの一種と考えられるもので覆われている。

ヴィーナスという綽名(あだな)は、肥満体ともいえるこの小立像を古典的な「ヴィーナス女神」のイメージと比較させずにおかないが、現代の分析では異論が生まれている。

「こういう小立像を皮肉にも《ヴィーナス(ローマ神話の愛と美の女神)》と名づけるのは、未開社会についての、女性についての、あるいは美意識についての、現代におけるある種の仮定にぴったりと合うのだ」とクリストファー・ウィットコムは指摘している。

同時にまた、この像を旧石器時代の古ヨーロッパ文化の地母神 (Earth Mother goddess) に同定することに対する、専門的見地からの異論もある。ある専門家は、像が太っているのは、狩猟採集社会におけるこの女性の高い地位を表すものだと述べ、また、像が、明らかな多産・豊穣に加えて、安全と成功の象徴であった可能性を示唆している。

立像の脚は、自立して立っていられるような形には作られていない。このため、像は、単に眺めるためではなく、むしろ携える目的で造られたと想像されている。ある考古学者は、この像は、太母神 (Mother Goddess) の聖像というより、単なる幸運のお守りだと言っている。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

肥満は世界的規模で問題になっていますが、太っていることはそんなにいけないことなのでしょうか。ヨーロッパの肥満学会で女神像の変遷に関する研究が発表されました。

健康美を象徴する女神像の代表といえば、貝殻から生まれたばかりの「ヴィーナスの誕生」という絵です。

 

500年前のイタリアの画家・ボッティチェリの絵で、中肉中背、均整のとれたヴィーナスです。ところが、100年ぐらい後のバロック時代には、太っている女性が美しいと評価されるようになりました。

『パリスの審判』(パリスのしんぱん)は、フランドルの画家ピーテル・パウル・ルーベンス(1577年6月28日 - 1640年5月30日)による絵画である。

 

さらに約3万年前のヴィレンドルフのヴィーナスは「超」がつく肥満体です。

 

そして、現在のヴィーナスと言えばスーパーモデル。彼女達は細い肢体が売り物です。人類が地球上に現れて約400万年、細い女性が美しいと評価されているのは現代だけです。

肥満ともいえる女性は、多産・豊穣に加えて、安全と成功の象徴だったのです。

細い女性が美しいとされる現代の少子化と、何か関係があるのかもしれません。

したっけ   

 

 

 

 minimarche

   080-0018 帯広市西8条南6丁目7番地 

   ハーブティーは下記のお店「雑貨(Tkuru&Nagomuで取り扱っていま  

  雑貨(Tukuru ・nagomu)   0155-67-5988

      可愛い雑貨も、たくさんありますよ。 

  http://www.d-kyoya.com/minimarche/  

   株式会社ディステリア京屋

      080-0018 帯広市西8条南6丁目7 ☎0155-22-2151

         ↑:友人がオーナーの店です

 

 

 

 

 

 

私の一押しの詩集を紹介します。現代女性詩人のトップクラスの詩を感じてください。魂が揺さぶられます。これは倉内佐知子の入門としては最適な詩集です。一度読んでみて下さい。

 

涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇 (22世紀アート)
倉内 佐知子
22世紀アート

 〈溶ける魚〉が背を這いずり、異国の香りが鼻腔を抉る、無頼の詩語は異界をたゆたい、イデア(idea)の入り口を探る——「幼年の濃い光の中で 時間の臓器は待っている」(本文より)心地よいリフレインが幻惑の世界へと誘う「音更日記」、言葉の配置と表現形式にこだわった「光る雪」、グロテスクな言葉の暴力で異質な世界を構築した「青」など計18篇を収録した、小熊秀雄賞受賞詩人の詩集。言葉が持つ魔術的な美を、無意識の泉から掬い上げた、幻想的かつ根源的な一冊。

 

海鳩

 ―潮騒が希望だったー 

 

ぐしゃぐしゃに砕かれた大顎の破片が散乱し 

ているのは知っていたがここのものではない

 さんざん悪質を通過しなお何ものとも繋がら 

ない兵器的非感覚の海を死生の循環の内へと

流し込むなど可能かぶふぅィ暫し棘状の海塚 

にうずくまりわたしたち固有の肉体がはぜる

 記憶のふあんに堪える堪えて噛む海鳩が翔ぶ  

〈母ァさん 母ァさん〉

  あなたさえ答えようもないのです 

 

 

 

(後略)

 

 

Photoshop Elements 2019 日本語版 通常版 Windows/Mac対応
アドビシステムズ
アドビシステムズ

私も写真の編集や似顔絵の色付けにに使っています。非常に使いやすく機能も多彩です。あなたもフォトショップで、写真の新しい世界を体感してください。以前はフォトショップエレメンツ12を使っていたのですが、全然違います。ここまでできるかというくらいです。

  

マルマン ポストカード 絵手紙用 画仙紙(越前) 手漉き S133C 100枚
マルマン(maruman)
マルマン(maruman)

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

もしも、お手すきでしたら、ぽちっとお願いします^^


絵手紙ランキング