団塊オヤジの短編小説goo

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都月満夫の短編小説集2

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都月満夫の短編小説集

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「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
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「人魚を食った女」
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「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
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「桜の木」
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「蜃気楼の時計」
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「桜の花が咲いた夜」
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「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」

「派手ってどんな手?」について考える

2012-02-09 09:14:21 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

派手(はで)」とは、姿かたちや服装、行動などが、華やかで人目を惹くことを言います。

「アイツはやることが派手だねー。」

「歳の割りには、ずいぶん派手な服を着ているじゃないか・・・。」

などと、外見だけではなく、行動や発言などにも用いることがあります。

「派手な顔だねー。」といわれたら、褒め言葉なのでしょうか?

「派手」と書くのは当て字で、元は「破手(はで)」だそうです。この「破手」は、三味線に関する言葉だそうです。本来の古典的な組歌を「本手組(ほんてぐみ)」、「本手(ほんて)」というそうです。これに対して従来の演奏を破った新しい手法を「破手組(はでぐみ)」、「破手(はで)」といったそうです。

Photo_2 当然ながら、新しい手法というものは目立つ、ということになります。また、その演奏が賑やかだったことから、「破手」は賑やかなこと一般に用いられるようになります。

目立つことは、「異端」とも受け止められ、「葉手」、「端手」とも書かれたようです。

」は「メロディー」「楽曲」「調べ」などを意味するそうです。

江戸中期の「元禄(1688年~1704年)」から「享保(1716年~1736年)」にかけて、「破手」は「歌舞伎」や「遊里」でも用いられるようになり、「宝暦(1751年~1764年)」には、「華やかで美しいもの」をさして言うようになっていったそうです。

さらに、人の性格や行動を表すまでに意味が拡大していきました。これは、「粋」とか「風流」をよしとする人たちにとっては、好ましいものではありませんでした。江戸時代末期には、「目立ちすぎる」、「華やかすぎる」という意味に変わっていったそうです。

「破手」がいつから「派手」になったのかは、わかりません。

は‐で【派手】

[名・形動]《「破手(はで)」から転じた語とも、また、「映()え手」の変化した語ともいう》

1 姿・形・色彩などが華やかで人目をひくこと。また、そのさま。「な顔だち」「な着物」⇔地味。

2 態度・行動などが大げさなこと。また、そのさま。「な殴り合い」「に泣く」⇔地味。

[派生] はでさ[名]

大辞泉

ちなみに、「派手」の反対語は「地味」です。「」には「地面」のほかに、「本来持っている基本的なこと」の意味もあります。化粧っ気のない肌を「地肌」といいます。

つまり、「地味」とは本来のままの「味わい」ということになります。

Photo

したっけ。

コメント (8)
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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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