団塊オヤジの短編小説goo

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「便所コオロギ!?」について考える

2010-07-22 09:01:49 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

≪注意≫昆虫の嫌いなかたは見ないで下さい。写真あり。写真は小サイズで掲載しています。写真を拡大したい場合はクリックしてください。

セイヨウマルハナバチの巣があったところに粘着性のネズミ捕りを仕掛けました。勿論、セイヨウマルハナバトを捕獲するためです。ところが、先週木曜日あたりからセイヨウマルハナバチの姿は見えなくなりました。

すっかり忘れていた「ネズミ捕り」を覗いてみると、見たことがない昆虫が多数張り付いています。

「これはなんだ?」。早速いつもお世話になっている「百年記念館」へ・・・。

いつものⅠ氏に見せると不快な顔。もう一人の男性は10mほど先まで飛んで逃げました。

以下、Ⅰ氏から聞いた話と調べたことを記載します。

マダラカマドウマ

分類:節足動物門昆虫綱直翅目カマドウマ科

学名:Diestrammena japonica

体長:2025mm

分布:日本全土。台湾。

発生時期: 初夏~秋

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Photo

夜行性で洞くつや縁の下など暗い所で生活し、群れていることが多い。

「便所コオロギ!?」と呼ばれることもあるカマドウマの仲間は、人家周辺でよく見かけるマダラカマドウマ・カマドウマ・クラズミウマなど日本に約200種以上生息しているそうです。薄暗い場所に大群で生活し、驚くと飛び跳ねてむかってきそうな行動から人気のない昆虫の一種だそうです。

人体に無害ですが、不快害虫(形状)として嫌われているそうです。

台所や風呂場など湿った場所に出て来て、不快感を与える。 床下や風呂場の浴槽下など、多湿で冷暗な空間に生息する

かまどうま?の語源

台所のかまどによく現れ、体の色や模様、また飛び跳ねる姿が馬に似ていることから「カ竈(かまど)のそばにいる馬」と言う意味で付けられた名前のようです。

カマドウマの幼虫は、卵からかえったときから成虫とそっくりな体をしています。何回かの脱皮をして成虫となりますが、羽がまったくないため、背中はエビのようにも見えます。成虫と幼虫の区別がとてもつきにくい昆虫とのことです。

Kamado

■以下「ウィキペディア」より

キリギリスやコオロギ、ウマオイに似るが、成虫でも翅をもたず専ら長い後脚で跳躍する。その跳躍力は非常に強く、飼育器の壁などに自ら激突死してしまうほどである。背中の形や長い横顔などが跳ねる馬の姿を連想させ、古い日本家屋では竈(かまど)の周辺などによく見られたことからこの名前が付いた。俗称として「便所コオロギ」などとも呼ばれる事もある。日本列島及び朝鮮半島の一部に分布するが、地域によっては体の色や交尾器の特徴などが微妙に変化しているため、いくつかの亜種に区別されている。

カマドウマという和名は、厳密には北海道から九州の地域と韓国に分布する原名亜種(複数ある亜種のうち最初に学名が付けられた亜種のこと)のみを指し、他の亜種には別の和名が付いている。しかしカマドウマ科の昆虫は互いに似たものが多く、日本産のカマドウマ科だけでも3亜科70種以上が知られ、専門家以外には正確な同定は難しい。したがって、明確な種別の認識なしにこれらカマドウマ科の昆虫を一まとめにカマドウマと言うこともある。この場合は「カマドウマ類」の意か、別種を混同しているかのどちらかである。

体長はオスで18.5-21.5mm、メスで12.0-23.0mmほど。メスは腹部後端に長い産卵管があり、この産卵管を含めると21.5-33.0mmほどになる。他のカマドウマ科の種と同様に、成虫でも翅をもたない。体はやや側扁し(左右に平たく)、横から見ると背中全体が高いアーチを描いた体型をしている。背面から側面にかけては栗色で、腹面や脚の付け根、脛節などは淡色となる。各部には多少の濃淡はあるが、目立つ斑紋はない。幼虫も小型である以外は成虫とほぼ同様の姿をしているが、胸部が光沢に乏しいことや、第1~第3ふ節の下面に多数の剛毛があることなどで成虫と区別できる。

顔は前から見ると下方に細まった卵型で、口付近には1対の長い小顎鬚(こあごひげ)がある。体長の3倍以上ある触角で、暗所でも体の周囲全体を探れる。3対ある脚のうち後脚は特別に発達して跳躍に適した形になっており、腿節は体長とほぼ同じ長さがあり、脛節は体長よりも長い。

Photo_2 主に身を隠せる閉所や狭所、暗所、あるいは湿度の高い場所などを好むため、木のウロ、根の間、洞穴などに生息し、しばしば人家その他の建物内にも入る。また時には海岸の岩の割れ目に生息することもある。古墳の石室内にも群生し、しばしば見学者を驚かせる。夜行性のため日中はこれらの隠蔽的な空所にいるが、夜間は広い場所を歩き回って餌を探す。夜に森林内を歩けば、この仲間がよく活動しているのを見ることができる(特に夏季)。

極めて広範な雑食性。野生下ではおもに小昆虫やその死骸、腐果、樹液、落ち葉などを食べている。飼育下ではおおよそ人間が口にする物なら何でも食べる。動物質、植物質、生き餌、死に餌を問わない。野外でも共食いがしばしば発生しているという。

繁殖は不規則で、常に卵、成虫、様々な齢の幼虫が同時期に見られる。

天敵はヤモリ、トカゲモドキ(南西諸島のみ)、カエル、各種鳥類、寄生蜂、アシダカグモ等である。

 ということです。しかし、これが何故10mも跳びはねて逃げるほどの虫なのか、不思議です。結構メジャーな「嫌われ昆虫」らしいのですが、私は知りませんでした。

したっけ。

コメント (1)
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倉内佐知子

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