団塊オヤジの短編小説goo

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都月満夫の短編小説集2

「羆霧(くまぎり)」
「容姿端麗」
「加奈子」
「知らない女」

都月満夫の短編小説集

「キヨシの帰省」
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」

自宅庭「座禅草」

2010-04-04 11:20:09 | 写真

自宅前を流れる小川にも春がやってきました。向こう岸にはまだ雪が残っていますが、ザゼンソウが芽を出しました。去年まではいらっしゃらなかったのに・・・。水芭蕉の芽のとなりにお座りになられています。

お坊さん、どこからいらっしゃったのですか。夏の暑い日は、水芭蕉の葉を団扇代わりにお使い下さい。

とにかく、いらっしゃいませ。

20100404_001

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したっけ。

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「ゴボウ」について考える

2010-04-04 10:04:27 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

ゴボウ(牛蒡または牛旁、学名: Arctium lappa L. )は、キク科の多年草。ユーラシア大陸原産。Photo

日本で自生はしていないが、縄文時代には渡来していたと考えられている。

平安時代の「本草和名(ほんぞうわみょう:918年)」や「倭名類聚抄(わみょうるいじょうしょう:927930年)」にキタキス(岐多岐須)と言う名前でゴボウが初登場します。当時は主として薬用に使われていました。

平安初期の法令集であり、習慣や規則、諸国の産物などを記録した「延喜式(えんぎしき:905927年)」には、宮廷で食されている食用作物として、ゴボウの名前は出ていません。

しかし平安中期の「類聚雑要抄(るいじょうぞうようしゅう:1146年)」の中には、宮廷の献立としてゴボウを用いた記述が登場しています。すなわち、元永元年(1118年)の92日、鳥羽天皇が宇治の平等院に行幸された際の御膳に、干物五杯の中の一つとしてゴボウの名があります。この頃から野菜として利用され始めたようです。

主に食すようになったのは江戸時代から明治にかけてであり、根や葉を食用とします。茎のPhoto_2 高さは1mほど、主根の長さは品種にもよるが50cm1mほどです。花期は67月。紫色のアザミに似た総苞にトゲのある花を咲かせます。

日本では根を食用としてきんぴらや天ぷらのかき揚げなどに使われるほか煮物に用い、近年では細切りにした根を湯がいてサラダにもします。旬は初冬で、新ゴボウは初夏となる。

根は、日本の他、日本が統治していた朝鮮半島、台湾、中国東北部の一部以外では食材としないが、ヨーロッパなどでは初夏に若葉をサラダとして食べることもあるそうです。朝鮮語では??(ウオン)といい、現在も栽培が行われています。Photo_3

日本には薬草として中国から伝来。ゴボウを初めて利用したのは中国人ですが、食用と言うよりも薬用が主でした。中国・明の本草学の大家・李時珍が編集した医学書の古典・「本草綱目(李時珍:1590年)」によりますと、ゴボウの種子、根、葉を薬用として利用するため、薬草として栽培されていました。薬草としては発汗利尿作用のある根(牛旁根(ごぼうこん))のほか、浮腫咽頭痛Photo_4に用いる種子(悪実(あくじつ)、または牛旁子(ごぼうし))を用いる。日本では乳腺炎に種をそのまま食べるか、煎じる使用法も有効として民間に口伝で知られる。 繊維質が多く、便秘予防に効果があるとされる。

大腸がん・直腸がん予防に効果があるとするむきもあるが、これは正確ではなく、現在のところでは、試験管レベルの実験で酸素状態の悪い成長した大腸がんの細胞にたいして選択的に倍加した毒性を発揮する性質があるとされている。ゴボウの根の部分を野菜として利用するのは日本と朝鮮半島、台湾、中国東部だけの特徴であり、先述のように葉の部分を野菜として、根の部分を漢方薬として使用されることが多い。

岐多岐須馬蕗旨蕗悪実鼠粘牛菜牛房、これは全てゴボウの別名です。各々の読み方は、キタキス、ウマブキ(馬蕗、旨蕗)、アクジキ(悪実と書いてゴボウとも読ませます)、ソネン(鼠粘)、牛菜などとも言われます。

また、古くは、ゴボウの形が牛の尾に似ている処から、牛房(牛の尾の意味)とも書きました。延喜18(918年)に深江輔仁が書いた「本草和名」に「悪実(あくじつ)、一名を牛蒡、一名を鼠粘草、和名を岐多伊須(きたいす)、一名を宇末布々岐(うまふぶき)」と出ています。悪実は果実に対する漢名です。宇末布々岐というのは、馬蕗(ウマブキ)を意味します。葉がフキに似ていて、馬が好んで食べた事に由来します。

 ゴボウの肥大根には、食品成分表によりますと、炭水化物が17.6%(糖質として16.2%、粗繊維として1.4%)含まれます。その糖質の45%程度がイヌリンで、また、少量のパルミチン酸が含まれています。このイヌリン※は、人の消化酵素で分解されませんので、消化吸収されることなく、食物繊維で、カロリー源になりません。ゴボウはまさに、ダイエツト食品なのです。

   

イヌリン

食物繊維に含まれる炭水化物の一種で、チコリや春菊などにも含まれていますが、特にごぼうには沢山含まれています。これは血糖値を改善する働きや、ビフィズス菌の成長を促し整腸効果があるといわれています。

粗繊維はかって、消化吸収を阻害する物として、邪魔物扱いされていましたが、最近は、食物繊維と共に、成人病予防の強い味方です。

腸内で乳酸菌の繁殖を促し、整腸作用を示し、便秘の人にはもってこいの食べ物です。また余分に摂取した動物性脂肪の吸収を妨げます。

そのため、動脈硬化の予防にもなります。そのほか発ガン性物質を繊維質がとらえて体外に出すといわれ、大腸ガンの予防にもなります。加えて、肥満防止、糖尿病予防、血中コレステロールの低下作用、などに効果があることが、明らかになりました。Photo_5

2次大戦が終わった後,戦争犯罪人として多くの人が処刑されましたが、その理由、その罪の一つに捕虜虐待(ぎゃくたい)があって、英米の捕虜の何人もが,食事として「木の根っこ」を食べさせられたと証言したのです。彼らが「木の根っこ」としたのが,実は「ゴボウ」でした。・・・という話がよく聞かれますが、この話には確証がないそうです。西洋人が「ゴボウ」を食べないことによるジョークかもしれません。

Photo_6 また西洋人が「ゴボウ」を食べない理由は、彼らは適当に噛んで飲み込むという食生活がないので、噛み砕けないモノは飲み込めないのだそうです。いつまでもクチャクチャ噛んでいます。・・・・だからゴボウはダメなのだとか。

因みに、彼らは、ススルという食べ方を出来ません。ですから、スパゲッティーをフォークで巻いて食べるのです。

したっけ。

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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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