京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




「革堂」のお隣にある「下御霊神社」(しもごりょうじんじゃ)さん。
元々は下出雲路(現在の京都府庁の辺り)にあったようで
御霊神社の南にあったことから”下御霊神社”と呼ばれるようになったそうです。
秀吉の都市改革令によって現在地へ移されています。
門は仮御所の建礼門を移築したもの

本殿は寛政期に仮皇居の内侍所(賢所)を移建したもので
決して大きなものではありませんが風格があります。
確かに菊の御紋章が・・・
京都御所の産土神として崇拝されてきたそうです。

境内は狭からず広からずこぢんまりと静かで落ち着いた所です

手水鉢に流れる水は長年枯れていた井戸を掘り
復活させた名水だそうで汲みに来る人も多いです。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )





前ページ「豊松堂」さんのすぐ近く(ほんの少し北に上った辺り)に
通称『革堂』(こうどう)正式名称は「行願寺」さんがあります。
起源は平安時代中期で(寛弘元年(1004) )このお寺を開山された行円上人が
いつも革の衣を着ていたことから革堂という名前が付いたようです。

西国三十三所観音霊場第十九番札所
洛陽三十三所観音霊場第四番札所
都七福神巡り(寿老人)にもなっていて巡礼の姿を見かけことも・・・

行円上人は元は猟師さんだったそうですが
たまたま射止めてしまった雌鹿から子供が生まれたのを見て憐れみ
殺生を悔いて仏門に入ったのだそうです。
着ていた革もその鹿の皮だったということが書かれています



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )





このところ急に涼しくなったせいか風邪気味らしく喉が少し痛いです
ということで思い出したのが御所東南にある「豊松堂」さん

銅鍋に直火でじっくり飴を煮込み、ゆっくりと冷ますという
昔ながらの製法で手作りの飴ちゃんを作っているお店です。
きんちゃく入りや瓶入りの京あめもかわいいですが
こちらの『のど飴』がまろやかで美味しく
ハーブ、かりん、黒糖と3種類ありますが、個人的お気に入りは黒糖!

黒糖にシソが入りその爽やかな風味が妙~にクセになります
咳を取るから”せきとり”という袋のイラストも楽しい
因みにハーブはハッカと生姜入り(のど楽にかけて写楽のイラスト)
かりんはかりんとハッカとみかん入り(喉を潤し歌声もまろやか?歌まるのイラスト)



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )





言わずと知れた名代『豆餅』で有名な「出町ふたば」さん
秋は新栗の入った限定『栗餅』も外せないところ!
上にのった茹でたての生栗は風味豊かでホクホクとした食感がたまりません
豆餅同様、餡はあっさり上品な甘さ栗は僅かに塩気が感じられアクセントにもなっています。
いつも行列が絶えないお店

美味しさはもちろん良い素材と庶民的なお値段も魅力的

豆餅に隠れていますが『葵もなか』もお勧め

皮からはみ出す位たっぷりの丹波大納言の餡
見た目と違いしつこくない甘さであっさりと食べられ美味しいです

『あんなし豆餅』というのもありますが売り切れている事が多いので
あまり個数を作られていないのかもしれません。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )





10月1日は『珈琲の日』・らしいです。
コーヒー豆の収穫が9月で終わり10月からは新しい年度に入るとか・・・
全日本コーヒー協会さんで定められたようです。

さて、こちらは出町柳、河原町今出川の交差点

鼓月さんお隣(河原町通り沿い)にある
創業55年の珈琲豆専門店「出町輸入食品」さん
お店の前に来ると珈琲の良い香りが立ち込めています

挽きたての新鮮な珈琲を販売してくれる人気のお店で
店内では珈琲の試飲や輸入菓子の試食もさせてくれます。
お勧め『ゴールドマウンテン』は酸味の少ないまろやかな口当たりでコクがあり美味しく
好みもありますが個人的にはかなり好きです
ブルーマウンテン系にしては100g600円というお値段もお手頃!
出町柳に来ると買うという感じで「出町ふたば」さんとセットかもしれません。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



   次ページ »