京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 



”敵は本能寺にあり”と歴史的に有名な「本能寺」さんも寺町通りにあります。
(御池通りと交差した東南側)

とはいうものの元の「本能寺」さんは現在の場所でなく、もう少し西側にあったようで
『二条城』の東南辺りの地名には今も『元本能寺町』という地名が残っています。
蛸薬師通りと小川通り交差付近、旧本能小学校の角には小さな石碑もあります。(西洞院蛸薬師)

現在「本能寺」がある場所は豊臣秀吉によって移築されたようですが
それもかつては何度かの火災で焼け、現在の本堂は昭和3年に建てられたものだそうです。

写真では少し分かり難いですが「本能寺」さんの”能”という文字の右側は
”ヒ”ではなく”去”という文字になっています。
これは何度もの火災にあった為”ヒ”が”去る”という意味で
書かれているのではないかと言われているそうです。



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昨日の寺町京極「矢田寺」さんを更に北に上がると
この辺りは好きなお店が色々とある楽しいゾーンです。

こちらは和菓子の「小松屋」さん
『八方焼』が有名ですが旅行雑誌等にはあまり載っていないお店です。
京男さんのブログで紹介されていた『やきいも』が美味しそうだったので
早速買って来ました。

お店に並ぶ姿がまた”焼き芋”のようで楽しいです。

サツマイモの形をしたお饅頭でニッキの香りがとても良く
割ってみるとスイートポテトの様でもありますが
卵の黄身で色づけされた中の餡はしっとりととても美味しいです

こちらが有名な『八方焼』
皮の感じや焼き方は『やきいも』に似ています。

同じケースに並ぶ最中もかわいかったので頂いて来ました。
フクロウ最中?かな・・・形がユニークで楽しいです。
縁起も良さそう?



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前ページ「矢田寺」さんの直ぐ近く(南に下がった三条通り角)に
京都の有名なすき焼き店「三嶋亭」さんがあります。

明治6年創業の「三嶋亭」さんは丹波、但馬牛を中心とした
全国選りすぐりの高級和牛を賞味できるお店
コースは全て1万円前後と少しお高めですが
お昼は2510円のお手軽なセットがあります。
更に気軽に味わいたい方は京都大丸地下のイートインコーナー
1575円で『すき焼きご膳』を頂くことができます。

各デパートさんで精肉の販売もしています。
とはいうもののお肉のお土産はちょっと難しいですよね
そこで、お勧めなのがこちらの牛肉『しぐれ煮』

甘辛い牛そぼろの佃煮ですがご飯のお供にお弁当に最適
とても美味しいです

追記・・・もちやさんのコメントで思い出しました
「三嶋亭」さんはこの度、京都高島屋さん「京回廊」(ダイニングゾーン)にもお店が入りました。
先日お友達が行って来られた時の写真です。

こんな風に目の前ですき焼きを作って頂けます。



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京都の街が面白い事の一つは
「新京極」や「寺町京極」のようなアーケード街に突然お寺や神社が現れる!
しかも小ぢんまりとしながらも、きちんとした歴史を持ちそこには深みもあります。
商店街に溶け込んでいる風景も楽しいです。

こちら「矢田寺」さん(矢田地蔵尊)は
寺町通りと三条通りの交差地点角にあるかわいいお寺です。

平安時代のはじめに奈良にある矢田寺の別院として京都に創建され
天正7年(1579)に現在の地に移されたそうです。

本尊の地蔵菩薩は、矢田寺の満米上人が冥土に行き
地獄で見た罪人を救っている地蔵の姿を彫刻して祀ったものと伝えられるそうです。
この「送り鐘」は六道珍皇寺の「迎え鐘」に対して
お盆の精霊送り(16日)に死者の霊を迷わず冥土へ”送る”為につく鐘だそうです。


お隣にある京野菜専門店「とり市」老舗さんでは旬の松茸が沢山並んでいました。

「とり市」さんの”大栗”の様子はこちら
 ハイジさんのブログで日本橋高島屋で開催されていた「美食の京都展」での
 京都の和菓子や食品がご覧なれます。



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「新京極」「寺町京極」といえば思い出すのが
修学旅行、夜の自由行動の定番でしたが
今週はこの二つの京極のお寺やお店を中心に載せてみたいと思います。

まずはこちら新京極通りと蛸薬師通りの交差点にある「蛸薬師堂」さんです。
正式には「浄瑠璃山林秀院 永福寺」と言い
”京都12薬師の第12番札所”にもなっているそうです。

このお寺は昔ある僧が重い病気になった母の為、好物の蛸を食べさせたいと
蛸を箱に入れて買ってきたが、僧が蛸(生物)を買う事は禁止されていたので
不審に思った人達がその箱を開けさせたところ
蛸は8本の脚を8軸の教典に変身させて瑠璃光を放ち
それを浴びた母親は全快したということから、この寺を「蛸薬師」と呼ぶようになったそうです。

タコやイボに効く他、「諸病平癒」「心身健全」「安産子宝」と
色々なお願い事を叶えて下さるそうです。
中央右下にある木彫りの”なで蛸”さんがありました。

弁天様の御神水、薬師の水は龍の水で体を清めると
病気が消えたという昔の言い伝えがあるそうです。



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京都の観光名所としてすっかり有名な「新京極」ですが
最初に出来たのは「寺町京極」のようです。
元々”京極”(きょうごく)の”極とは”端”という意味で
北極、南極と同じく京都の端という事だそうです。

平安京の頃に都の最も東にはしる南北の通りとされたのが
この『寺町京極』(寺町通り)のようです。

豊臣秀吉の頃にこの通りに多くの寺院を集めた事から
”寺町通り”と呼ばれるようになったそうです。

その為、この通りには今でも数珠屋さんや
仏具屋さんがあり昔の名残を感じることが出来ます。

寺院が集まる寺町通り周辺には縁日や見世物等
沢山の人が集まる場所になり
やがて通りの東側にもう一つの通りが作られ
それが明治5年に「新京極」として誕生したそうです。

更に詳しい説明はこちらのサイトでご覧になってみて下さい。



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京都は嵯峨野に本店があるおかきの専門店「嵯峨春秋庵」さんは
四季の彩りを表した綺麗なおせんべいが有名ですが
先日姐奴さんのブログで知った『あられ茶屋』はとても面白い商品です。
京都ではお茶漬けのことを”ぶぶ漬け”と言いますが
こちらはそのご飯の上に載った”あられ”をヒントに作られたそうです。

さて、カップの中身を開けてみると・・・
あられと梅干、つゆの素が入っています。

これをカップに入れてお湯を注いで食するというもので
要はお茶漬けの上のあられだけを頂く感覚です。

器に盛るとこんな感じ・・・
ちょっと不思議な食べ物ですが、それが妙~に!美味しいです。
(時間をおくとふやけてしまうので急いでたべます
かつおと昆布のお汁の味が実に上手くできています。
試しに1個だけ買って来たのですが、ちょっと癖になりました~
また食べたくなる味です。


こちらは普通のおかき『嵯峨ななうた』

七つの味が楽しめるかわいいおかきです。

この京都嵯峨「春秋庵」さん、東京では東京駅大丸さん
 渋谷東急本店さん、立川ルミネさん。西武船橋さん等に入っています。



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京の『吹きよせ』で有名な「ぎぼし」さん、京昆布の専門店で
結び昆布や板昆布など様々なおつまみ昆布があります。

料亭等で使われる籠の形をした『細工昆布』等もあり実に見事!

お店は1店舗主義で四条通りから柳馬場通りを少し北に上がった所にあります。

京の「吹きよせ」はお土産にも評判

老舗らしい包装紙と缶が粋な感じです。

どこかで一度は見たことのある缶です。

京都らしい吹きよせは品がよくどれを頂いても美味しい
あれこれ頂くうちにあっという間に無くなってしまします

きぼし特製の『酢昆布』

普通の酢昆布と違い少し堅めですが
米酢だけで味付けされたものなので本当の昆布の美味しさが味わえます。



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嵯峨野の有名なお豆腐屋「森嘉」さん
お豆腐の美味しさは言うまでもありませんが
『お揚げ』や『ひろうす』もとても美味しいです。

東京では『がんもどき』と言われる平べったい物ですが
京都は真ん丸い形で『ひろうす』と呼ばれます。
「森嘉」さんでは中心にはゆりねが入りの更にその中に銀杏が入って
1個でもかなりのボリューム

水菜や人参と一緒に煮てみました(京都では”炊く”かな?)
お揚げはお味噌汁に入れて頂きますがいつもよりワンランク上の味になります。
嵯峨野店の他は京都大丸さんでも販売(お豆腐は10月~春までの限定です)



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まだ入ったことは無いんですが・・・京都に出来た「ちゃんこダイニング若」はこんな感じ
大丸や高島屋等のデパートが並ぶ四条通りメインストリート(ビルの2階)
やっぱり”お兄ちゃん”の顔が看板に出ていると説得力ありますね
”お鍋”ってあまり外では頂かないですが”ちゃんこ”は食べてみたい気がします。
味は塩、醤油、チゲ、味噌、4種類から選べるそうで、メニューはこちら
いつも満席でなかなか人気のようです。
余談ですが・・・恵比寿にもまた新しいお店(多国籍料理)を出すみたいですね。
四条通り、道を挟んだ反対側のパチンコ屋さんの看板”風神雷神”

これは描いたものではなくタイルの様な物で出来ていました。

本物の『風神雷神図屏風』(国宝)は祇園の「建仁寺」さんにあったとされ
  今は「京都国立博物館」の収蔵庫の奥に大切に保管されています。
  (建仁寺さんではレプリカを見る事ができます)



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