昨日の「桂月堂」さんの並びを再び「本能寺」さんの方に少し戻ると
その前には見るからに年代を感じさせる趣の古書店さんがあります。
こちらは「竹苞書楼」(ちくほうしょろう)さんと言い
『富岡鉄斎』をはじめとする多くの文人の方達が通ったお店なのだそうです。
創業は寛延年間という大変古い本屋さんで
大火で何度か焼けたものの
現在の建物は江戸時代に再建されたものだそうです。
店内には富岡鉄斎の書いた額も飾られているということです。
また、本が積まれている店頭の棚は”ばったり”と呼ばれるもので
町屋の入り口などで時々見かける折たたみ式の縁台の様な物
商品を並べたり、腰掛けたりできるようにした床机(しょうぎ)なのだそうです。
詳しくは京男さんのブログに紹介されていますのでご覧になってみて下さい。