ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

白野海水浴場

2013-08-16 05:00:00 | 田舎

孫達が来なければ絶対に行くことの無かった海水浴場、三日目の日曜日は須江の白野海水浴場に行ってみました。最初に橋杭に行った日からずっと、晴れてはいるものの薄い靄がかかったような天気が続いていて、お陰で太陽に直接ガンガン攻められることも無く、風も吹いていたので浜で立って見ている私も暑くて参ってしまうこともありません。

春先にこの白野港へ来た時は500円と書かれていた駐車料金は700円に値上がっていました。これもデフレ脱却、アベノミクスの賜物でしょうか、賃金も年金も上がらない庶民にとっては、デフレ脱却されれば余計に生活が苦しくなります。

             

日曜日だったせいか、こんなちっぽけな海水浴場なのにたくさんの人が来ています。前日の田原とは大違い、結構有名なのか、釣りに来ている人の口コミかも知れません。

             

赤ちゃんからお年寄りまで様々な人が来ていますが、ヤングと呼ばれそうな人の姿は少ない、丁度干潮時だったのですが、非常に浅いのです。満潮になればそこそこの深さになるのでしょうが、見ても分かるように海中に岩が散在していて、はしゃぐには危ないように思えます。

             

海に入っている人はざっと数えて50人ぐらい、陸に居る人もそれぐらい居ますから100人ぐらいは来ていたと思います。橋杭や田原よりは狭い砂浜なので人口密度は高いのです。その分一人当たりの専有面積は狭いのですが、白良浜なんかと比べると雲泥の差、まだまだゆったりしています。

             

岩場が多いので小さな生物がいるのでしょう。ライフジャケットを付けて、シュノーケリングをしている人が、他の海水浴場と比べても格段に多いのが特徴でしょうか。同じジャケットを着ている人が数人いたので団体で来ていたのかも知れません。

             

裏側のプールのような水溜りでも遊んでいる人がいました。

             

モモタイプの犬(たぶんパグだと思う)を海に浸けようとしていましたが、モモと同様嫌がっています。いくら犬かきしてもきっと沈んで行くのでしょう。

             

目の前の島が通夜島、気味の悪い名前が付いていますが、海図には津屋島とも書かれています。この海峡は狭く岩礁が点在しているので、船が通るのはとても危険です。

             

来た時に水辺に有ったスカリ、何か入っているのか気になっていましたが、いつの間にか沖へと流されています。誰も取りに行こうとはしません。

             

この人、私たちが来た時からずっとこのままの姿勢、寝てるのか、死んでるのか分かりませんが、徐々に水位は上がって来ているのですよ。このままだとこれから死ぬのかも知れません。

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マグロカツ定食

2013-08-15 05:00:00 | 田舎

船を停めてある波止に沿ってまっすぐ潮岬の方へ行くと『水門まつり』という店が有ります。水門祭りとは大島港で2月に行われる祭りのこと、橋で陸続きになったとはいえ、本土でその名前を使用するのは憚られないのでしょうか。この店では水産物や土産物も売っていますが、メインは2階にある食堂なのでしょう。電気屋さんが昼休みに帰ったので、私も何処かで昼食をと思ってAコープでお茶と弁当を買おうかと思ったのですが、すぐにこの店が一番近くにあるのを思い出し、ここで食べることにしたのです。一度この店で食べた記憶があり、ブログに綴ったような気がするのですが、探しても見つかりません。

この店で一番安いマグロカツ定食を注文、夏休み中の土曜日だったせいかお客が結構入っています。なのでなかなか料理が出てきません。一番安いといっても880円もするのですよ。暑いし長時間になりそうだったので孫達は連れて来ていませんでしたが、この子たちは店に入っても決めるのも遅いし、食べるのも遅いので、孫を連れて食べ物屋に入る気にはなりません。おそらくこの店に入っても食べるものは無かったかも知れません。

             

身障者用の駐車スペースがありますが、和歌山の人(或いは田舎の人)ってこういう規制をどう思っているのでしょう?停めてある車は私がカメラを向けている最中に入って来たのですが、何の躊躇も無く停めています。車には高齢者用のステッカーが貼られていますが、身障者用のステッカーは貼られていません。現に出てきたのは老人でしたが身障者ではありません。

             

Aコープにも同じようなスペースがあり、わざわざ“一般車両駐車禁止”“それでもあなたはとめられますか?”と言うような啓発めいたことも書いてあるのに、何の躊躇いも無く健常者の車が停まっているのです。写真に撮った時に停めていたのは『うりた渡船』のシールが貼ってある軽トラでした。Aコープでは身障者の他に老人も停めて良いようなことも書いてありますが、老人とは何歳から上の人のことを指すのでしょう、私だって若い人からみれば老人です。ハッキリ言ってこのマークは老人用では無く、身障者用なのでAコープもいい加減なことを書くなぁと思うのですが、思いやりの気持ちを大切にしたいという気持ちには賛同できます。

和歌山の人だからなのか、田舎の人だからなのか、或いは全く個人の問題なのか判断がつきませんが、近辺でこうも頻繁にこういうことがあると、個人の自覚の問題でもないように思えるのです。身障者用のスペースってその為に出入り口の近くに作られているもの、身障者が居ないからと言って(自分にとって便利なので)停めてもいいようなものではありますまい。他所から来た人に見られているということを自覚してほしいものです。

             

対面にある水産試験場、誰でも入っていいのかどうか分かりませんが、やたらと駐車スペースが多いので入ってもいいのかも知れません。

ところでマグロカツの味、何の旨味もありませんでした。美味しいものを食べたいなら、マグロカツは注文しない方が賢明です。かと言っても他のものは皆高いのです。

             

駐車場の片隅にあったモーターで動く車用の充電設備がありました。私が働いていた会社のグループ企業の名前が記されています。こんなものまで製作、設置しているのかと思うと、手広くやっているなぁと思うのですが、これってタダで充電できるのでしょうか?

アベノミクス効果でガソリンが高騰しているというのに、電気というエネルギーなら、もしタダで充電できるのならラッキーですね。

             

係留している波止まで一直線、ゴールデンウィークの頃はここでアオリイカ釣りをしている人をたくさん見ました。エギングではなくてアジを泳がせてヤエンで仕留める釣り方、たくさん集まって来るということは、よく釣れるということなのでしょう。

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いよいよ船出

2013-08-14 05:00:00 | 田舎

田原の海水浴場は孫達にとっては退屈なようで、30分も遊ばぬうちにもう帰ると言います。兄弟に女が居ないし、女の子を育てた経験が無い私は、どうも女の子の考えていること、或いは行動が理解できません。これは女の子全般に言えることなのか、それとも長男家の育て方なのか、自主性や積極性が見られないのです。

まぁこの日は昼に船から取り外しておいた機器類を取り付けて貰う約束があったので、早めに帰れたのは幸いですが、予定より1時間は早くなってしまいました。

                       

干潮が1時前後のこの日でしたが、11時ごろに船着き場に行ってみると、楽に乗り降りできる水位になっていたので、電気屋さんに電話を入れ、来て貰うことにしました。

                       

取り外しておいた計器類、魚探とGPS、下段は無線機です。取り付けて貰って、電源を入れても使えないので、バッテリーを見て貰ったら、もう使えないと言われたので替えて貰うことに。

             

機関室を見てみるとバッテリーは4つもあるのです。これ皆替えるとなると、また膨大なお金がかかりますが、動かなければ意味がありません。

             

機器類の取り付けは案外早く終わったものの、バッテリーを持って来て貰って船に積み込んだところで12時、どうやら電気屋さんの食事時間になったようで、工事は一時中断です。岸壁から船に積むのに私が受け取ろうとすると自分ですると言います。どうやら重いらしい、積まれたバッテリーを抱えてみると確かに重い、岸壁から船まで僅かですが隙間があり、下手したらバッテリーを海に落としてしまいそう、なので一人で積み込んだのでしょう。梱包の配達票を見ると160kgの表示、自分でも提げれましたから一つが160kgと言うことはないでしょう。四つで160kg、一つ40kgということになります。

             

バッテリーを替えて貰うと電気も点くし、エンジンもかかります。計器類も作動します。未だ船の登記は済んでいませんし、船舶検査も受けていませんが、これで船は一応動くようになりました。あの河内祭りの週に休んでいた気楽な海事事務所で聞くと、捕まったら手続き中やと言ったら良いと言うので、港を出て行くことも可能です。

             

これが古いバッテリー、10年以上使っていたらしい。床から持ち上げようとすると腰を痛めそうな位重いので、また電気屋さん一人に任せます。

             

四つあるバッテリーですが、二つはエンジン用、二つは電気系統用だそうですが、この黒いレバーを使うと一方が使えなくなっても、切り替えが出来るということを教わりました。

             

計器類が動くようになったので、計器類の説明を受けましたが、実際に使ってないのであまり理解できていません。全てのことが完了して午後3時、結構な時間を必要としましたが、取り敢えず皆さん、私が操縦すると言う危険を顧みず乗りに来て下さい。

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田原海水浴場

2013-08-13 05:00:00 | 田舎

翌日は田原の海水浴場に行ってみようと思い、愚車を東へ走らせました。橋杭の海水浴場までなら車で5分もかかりませんが、田原までは結構遠い、計ってないけど10分以上はかかります。JRの駅で言っても橋杭なら次の串本まで行かないし、田原は古座を経て紀伊田原まで二駅分あるのです。昔は姫の海岸にも海水浴が出来る場所があったけど、最近は砂が削られて浜が狭くなってしまい、満潮時になると砂浜は殆ど無くなってしまいます。

             

田原の海水浴場、橋杭よりもっとローカルなようで、行った時泳いでいる人は5~6人でした。それでも監視員らしき人は居るのです。

             

国民宿舎が有りますが、売店は有りません。脱衣場も完備しており、設備は橋杭と遜色ありません。駐車場は無料、温水は出ませんがシャワーもタダです。因みに橋杭ではシャワーは温水が200円、水で100円要ったのです。売店が無い分貸し浮輪もありませんが、余計な注意書きも有りません。

                     

脱衣場から水際までが少し遠いけど、早く歩けば1分もかかりません。砂浜に降りると遊泳禁止の看板が目に飛び込んできました。ここまで来たのに、設備があるのに泳いだらアカンらしいと思ったのですが、海面に目を凝らすと遊泳区域のブイがあったので一安心、広い砂浜の一部だけで泳げるようになっているのです。

             

遊泳区間は見えている岩まで、100mも無いでしょう。ここに100人も繰り出せば一大事かも知れません。遊泳区間が狭いのは、他の区間の海を見ているとシモリが散在するので、海中に岩が有り、貝などで足を切ったりすると危ないと言うことなのでしょう。確かに津荷から田原にかけては低い磯が多く、砂浜の前もその地形を引きずっているのでしょう。

             

水の透明度は、橋杭より有りそうで、海中の砂も白いのできれいに見えます。私としては橋杭よりここの海水浴場が良いと思うのですが、人が集まらん所には余計に人が集まらんのでしょうね。孫達はどのように受け止めたのか、30分ぐらいで帰ると言いだしました。

冬になるとこんな所で、こんな辺鄙な所だからこそ海霧が見えるのです。

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橋杭海水浴場

2013-08-12 05:00:00 | 田舎
先週末から串本も都会モード、人や車が増えてちょっとした渋滞が起き始めています。今週はお盆もあるので、もっと人や車が増えるのでしょうね。

孫達が文楽を観に行くと言うので串本行きが遅くなってしまったのですが、その孫達は今度は串本へ行くと言い出したので、一緒に連れて来たけど、親代わりになってしまって、自分の用事がなかなか出来ません。放っておいて何かあったらと心配ですし、かと言って船の登記やエンジンをかける算段をしなければなりまえせん。この猛暑の中、船や漁協に連れまわすわけにもいかず行動が制限されてしまいます。一応串本に来たからにはあちらこちらにも連れて行かなければならないし、困ったもんです。

             

毎日晴天でも大阪よりは4~5℃は気温が低いとは言いながら、照りつける太陽から逃れることが出来ず恨めしいのですが、9日はずっと薄曇りだったので、一番近くの海水浴場になる橋杭海水浴場に行ってみました。この海水浴場は串本からも紀伊姫からも遠いし、バスの便も滅多に無く、行くには車に頼らなければなりません。でも駐車料金が1000円も要るのです。駐車禁止で無いことを確認して橋杭小学校の前に車を停めて、そこから歩いて海水浴場までやってきました。着いてから思ったのですが、橋杭漁港に停めた方が近かったようです。

             

貸し浮輪、500円とありますが、注意書きに“うきわ使用中の事故は一切責任を負いません 海水浴場売店”とあります。「へぇー!?」と思いませんか、この表現だと浮輪を使用してない時の事故には責任を取ってくれそうです。表現力は私も無いけど、こういう場合の表現には気をつけねばなりません。

             

遠浅で穏やかな海です。石積みの防波堤が見えていますが、昔より遠くに感じます。若い頃はあの辺りまで泳いでいった記憶がありますが、今回見る限りあそこまでは泳げない気がします。以前はもっと遊具があったように思うのですが、今は一切遊具はありません。自然の中で遊べと言うことでしょうか。

             

この日は金曜日、お盆には未だちょっと早いので、遊びに来ている人の数はざっと40人ぐらい、芋を洗うような混雑はありませんが、逆に寂しいような気もします。人がたくさん来ると釣られて人が寄って来ると言う傾向ってありますよね。

             

1時間ほど遊んで帰ろうとすると、クラゲに刺されたという女性が続出、売店で一応の手当をしてくれていましたが、注意書きを思い出すと、浮輪を使用していた人は手当を受けられなかったかも知れません。何故かクラゲに刺されたのは女性ばかり、大阪府警も誤認逮捕ばかりせず、女性の敵のここのクラゲでも逮捕して欲しいものです。

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読書

2013-08-09 05:00:00 | 読書

現役で仕事をしていた頃は家と職場の往復、職場と営業場所の往復と電車に乗っている時間が多かったので、頻繁に(麻生副総理では無いので「はんざつ」ではありません)本を読んでいる時間が有りました。現役を退いた昨今、時間が有り余ってもっと本が読めるのかと思っていましたが、何故かあまり読めてはいません。きっと本屋へ行くことが殆ど無くなってしまったからなのだと思うのですが、そういうことでは自分の知識を高めていくことなど出来ません。

増税されることがイヤやし、アベノミクスも気になるので、消費税や最近の経済について少し勉強してみました。もうかなり前に読んだので、その時は理解していても、今となってはここに書くほど覚えてはいません。とは言え、消費税が3%も上がることが良いことなのか、悪しきことなのか、それって知りたいじゃありませんか?テレビの討論などを見ていると、もう既に消費税が8%、10%の世の中が当たり前にした議論ばかり、消費税増税は絶対ダメ、他に道はあるという論者を何故呼ばないのか、何故増税有りきから始まるの?って気分になりませんか。

消費税率の引き上げ分は全て社会福祉に充てると言う国会の論議でしたが、どの税金をどの費用に充てるなどと言うような、そのような決まり事があるのでしょうか?仮にそんなことが有ったとしても、消費税を上げた分だけ大企業向けの法人税を引き下げることを決めようとしているのですから、じゃ今のままでも社会福祉に税金を使ったら良いじゃないですか!何のために法人税を下げる分だけ消費税を上げるのか、税金の収支は同じなのに・・・意図することは分かっているけど、私も日本国民の皆さんと同じように騙されていることを知らないでいようとするなら、惚けなければなりますまい。いやいや惚けているわけには参りません、何故そんなに格差を拡げなければならないのか、法人税引き下げの為が目的の消費税増税(政府は絶対にそのようなことを口にすることは無いでしょうが)には反対しなくてはなりません。西欧のように高福祉・高負担が本当の意図ならそれも視野に入れなくてはないますまい。

             

経済が好転している(私とすれば、そんなことはこれっぽちも感じてないのです)と自画自賛の総理大臣ですが、ここに来て改憲したいという思いはどうやら胸に秘めたままのようです。日本国を天皇中心の国家に取り戻したいし、戦争できる国へと舵を切りたいのですが、憲法9条を変えるために先ず憲法を変え易くする96条を変えると言いだしました。でもたちまち国民の総すかんを食らいました。でも法衣の下の鎧はちゃんと見えたまま、自民党がどんなことを考えているのか、よく知っておかねばなりません。

                      

まぁ、読んだとしても落語の話など役に立ちそうにはありませんが、何故この本を買う気になったのでしょう。この本に登場する新作を語る落語家には、私が慣れている関西の落語家が居ないようで、そこからして親しめないのですが、日曜夕方6時前の『笑点』に出ている人が一人居ます。

この本の中に『佐藤栄作の正体』という落語が載っています。山口県の片田舎に造り酒屋の佐藤秀助という人がいまして(ここだけ落語口調)、明治22年に長男が生まれます。物凄く秀才だったようで、海軍に進みましたが歴史に名前を残すほどでは無く、明治29年に生まれた二男を信介と命名。親の秀助は元来佐藤家の人では無く岸姓だったので、次男に岸家を継がすことにしました。分かるでしょ、現総理大臣の祖父です。次男誕生から5年経った明治34年、三男坊が生まれますが、女の子もいますから7人目の子供でした。落語では7人目にもなると(継ぐのに)良いものも残っていないと揶揄されますが、せめて名前だけでも良いものをと付けた名前が栄作だったのです。落語ではその幼少時代からの生き様を総理大臣に登り詰めるまでの悪行に重ね合わせています。まぁ少しは歴史の勉強にはなったかな。

             

厚さ2cmぐらい、340ページもある本、3000円もしたんですよ。孔子から毛沢東まで網羅してあります。古代のことの方が内容が詳しく、近世の思想家は端折ってあります。

             

左の本は史料・資料に残っているものだけを取り上げて、その史・資料を原文で掲載の上で解説されています。右側の本は戦後史ですから、私が生まれる5年ほど前からの解説、対米追従か日本の自主独立路線かの対立で描かれています。前述の岸信介はCIAから資金援助を受けて(今の自由民主党を成立させた)いて、日米安保条約を締結した人物なので対米追従派だと思われがちですが、実は自主路線を模索していたとあります。そのDNAを受け継いだ孫である現総理大臣はどうなのか、一見アメリカ好きなように見えますが、アメリカからは危ない人物だという評価が下されているのがよく解るような気がします。

             

こちらは今夏読もうと思っている本、夏になると先の戦争を取り扱ったものを読むようにしていましたが、最近は夏でなくてもそういった傾向のものを読んでいるような・・・最近は小説を読まなくなった私です。これもきっと本屋に立ち寄ることがなくなったせいだと思っています。岩波書店は創立100周年だとか、権力に対して立ち向かうような本を何度となく出版していますが、迎合したようなものも出版していて、戦時中でも紙の支給を特別に受けています。でも言論の自由を守るという点では頑張った出版社だと思っています。

             

最近買った本は全て通販でなので、ブックカバーは全て同じMALZEN&JYNKUDOのものばかり。でもカバーを付けてくれるし、送料無料、こんなサービスが有難いのです。ただ栞を付けておいてくれたらもっと有難いのですが。

             

でもどの本にも売上カードが入ったまま、補充注文することなど無いのでしょうか、栞の無い時は代わりとして使うけど、結局最終的には無用のものになってしまうのでゴミになるだけなのです。

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貯金箱

2013-08-08 05:00:00 | 大阪にて

15~6年前から部屋の片隅に鎮座するサングラスをかけたペンギンの人形がいます。もっと早くから紹介しようと思っていましたが、ネタが有ったので延ばしていました。ということはネタが無いと言うことの裏返しなのですが、念願の登場です。50cmぐらいの身長、買って来た時は軽かったのですが、今はずっしりとしていて結構な重さになっています。何故こんな人形が重くなっていくのか、実はこのペンギンは貯金箱なのです。15年間も貯めていたのですから、毎日貯めていたとすると1円玉ばかりで5400円強、5円玉なら27000円ぐらい、10円玉なら54000円程度になります。

             

最近は私の帽子掛けになっていますから、お金を入れる機会があまりありません。百円玉は入れた覚えはありませんが、50円玉はかなりたくさん入っていると思うので、いったいいくら入っているのか、勘定してみるのが楽しみですが、そんな勘定をしている時間は無いでしょう。余った1円玉が殆どなので、おそらく勘定するのに時間がかかり過ぎそうです。

一度だけ千円札を入れたような記憶があるのですが、投入口が壊されたような跡があるので、盗まれたかも知れません。取り出し口が無いので、貯金を使いたい時にはこの人形を潰さなければならないのが残念です。底に穴を開けて取り出したとすると、二度と貯金箱として使えそうにありません。でも5万円もあると思うと「使おうかな」という気になります。

             

もう7年も前にこの貯金箱を紹介しています。ギザ十という特別なネームを貰った昔の10円玉が、自動販売機で使えなかったので記事にしたのですが、その時にこの金の豚の貯金箱に投入したのでした。もういっぱいになっていて何年もお金を入れていませんが、掌に乗るようなサイズなのでたいして入ってないでしょう。

こうやって使われないお金が日本中にいくら有るのか、一人1円持っていたとしても一億円以上になるのです。でも日本経済が停滞しているのは、決してこのようなお金が貯められているからではないでしょう。

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夏カレー

2013-08-07 05:00:00 | 大阪にて

昨日記した麻生副総理の“ナチスの手口に学べ”発言、もう一つ見逃してはならない重大な要素があるのです。副総理は「ワイマール憲法が知らない間にナチス憲法に変わった」などと言って、騒がないで静かに憲法が変わったように言いますが、実は1933年にナチスは国会議事堂放火事件をデッチ上げ、ドイツ共産党などを弾圧、授権法(全権委任法)を成立させてワイマール憲法を機能停止に追い込んだ経緯があるのです。文字通り暴力と弾圧で独裁体制を築いたのが事実、もし麻生さんの言うように“ナチスの手口に学べ”が、こちらのことを指しているとしたら、空恐ろしい時代の再来を狙っているというしかありません。

こんな暴力と弾圧下にあって、それが静かに進行したと言うなら、それこそ国民が何も知らされていない間に(知ろうとしない間に)、ユダヤ人をはじめとする他民族の大虐殺を可能とした国家が形成されたのであり、それは国民にとっても知らされていない(知ろうとしない)責任が問われているのは間違いありません。その反省から戦後ドイツ国民はナチスに対する徹底した追及をしました(今でも続いている)が、その辺りが今でも脈々と騙され続けている我が日本国民との大きな隔たりを感じるのです。決して麻生副総理が騙されていると言っているのではありません、彼は騙している側の人間です。

             

先月26日に大阪へ戻った私は27日の夕方にソフトボール部のサマー懇親会という飲み会があって、そのためだけに戻ったのですぐに串本へ引き返そうと思っていました。あくる日は飲み過ぎで一日中寝ていましたが、ダラダラしているうちにタイガースの1000円チケットの配布や、日曜日には孫たちが文楽を鑑賞すると言うので難波まで迎えに行ったり、月曜日には串本へ発とうと思っていたのに、長男が休みになったから遊んでくれと言うし、なかなか串本に帰ることが出来ません。

             

孫たちを難波へ迎えに行った日に文楽を鑑賞するのだと思っていたら次の日だと言うので、夕食にすき焼きでもしようと肉を1kgほど買って来たのですが、中2にもなるのに案外食べないので半分ぐらい残ってしまいました。翌朝串本に発つならそのまま放っておくのですが、長男が遊んでくれと言うので串本行きをを延期し、残った肉や野菜で時間までカレーでも作っておこうと思ったのでした。

             

タマネギ、ジャガイモ、ニンジン、水ナス、アスパラと夏野菜たっぷりです。ついでにゴーヤも入れようかと思ったのですが、それはチョイとやり過ぎかと思い止めておきました。

             

タマネギは淡路島産、三男がフィッシングショーで当たった旅行券で淡路島へ行った時に買ってきたものです。そのタマネギを飴色になるまでじっくりと炒めようと思うのですが、飴色になる前に鍋の底が焦げ付き始めました。料理番組でやってるように巧くはいきません。急いで適当に切った肉を入れ、焼き色が付いたら野菜を入れて油をなじませ、水をひたひたに入れます。水を沢山入れるのは、アクを取ると煮汁まで取ってしまい、スープが減って行くのでいっぱい入れるのです。

             

スープが半分ぐらいになるまで2時間ほど煮て、ハウスバーモントカレーを入れました。バーモントカレーのコマーシャルはやはり「秀樹!感激!」でしょう。今のコマーシャルは誰がやってるのか名前を知らないのですが、作ってるはずの鍋にはカレーは入っていません。カレーを食べるシーンも実際に食べてない!鍋もシャモジもスプーンもみんなきれいなんてあり得ないのです。ハウスの責任か制作会社の責任か考えたこともありませんが、こんなところにも国民を騙す手口が潜んでいるのかも知れません。

             

最後に最後の夏野菜、枝豆の実を入れて完成。こんなくだらないことを記事にするのは気が引けるけど、一日一日と日が延びてなかなか串本に行けないのでネタが無いのです。

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ももへの手紙

2013-08-06 05:00:00 | 大阪にて
またぞろ自民党の閣僚の発言が物議を醸し出しています。これまで幾度となく虚言・妄言・暴言(婦人参政権は失敗・創氏改名は朝鮮人の苗字くれが始まり・アルツハイマーの人でも分かる・お年寄りはさっさと死んで等々)を吐いてきた麻生太郎元内閣総理大臣、現財務大臣兼副総理です。「ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていた。誰も気づかないで変わった。あの手口を学んだらどうかね。」という件、国内外で大問題となり、ナチスを例示したことは撤回したのですが、その理由は「喧騒に紛れて、十分に国民の理解や議論がないまま進んでしまった悪しき例」というもの、その弁明を承知の上で読んでみても、「悪しき例を作った手口を学んだらどうかね」としか読めません。つまり誰にも知れずに恐ろしい憲法に変えた手口を学べと言っているのであり、悪しき例として、こうあってはならないと言及したものでないことは明らかです。

一方現の内閣総理大臣はと言えば、就任直後から改憲・国防軍作りの思想に対して内外から批判があったせいなのか、危ないことは一切口にせず(選挙中にもTPPや基地問題には)だんまりを決め込んでいます。こうなると自分の内情を曝け出した副総理の方が正直だからマシだというようなヘンな論理が成り立ちそうですが、どちらも同じ穴のムジナであることには変わりありません。8月15日、靖国参拝を是非実行したい現内閣総理大臣ですが、アメリカからは周辺地域との緊張が高まり、米国益を損ねる可能性があると懸念を示されました。自分は参拝したいけど、(大好きな)アメリカからはクギを刺されるし、さぁどうするつもりなのでしょう。

この副総理、総理大臣の頃には漢字が読めないということで有名になりました。未曾有を「みぞゆう」と言ったことが記憶に残っているのですが、調べてみると続々と出てきました。順風満帆を「じゅんぷうまんぽ」踏襲を「ふしゅう」怪我を「かいが」完遂を「かんつい」焦眉を「しゅうび」措置を「しょち」思惑を「しわく」低迷を「ていまい」破綻を「はじょう」有無を「ゆうむ」詳細を「ようさい」頻繁を「はんざつ」といった具合です。最後の頻繁など意味を取り違えていますが、ひょっとしたら他の字も意味が解ってないのかも知れません。何故こんな人物が内閣総理大臣になれたり今でも副総理の座に座っていられるのか、政治力というものが有るのか無いのか知りませんが、不勉強であることには違いありません。

久し振りに大阪での話題、暑いので買い物やももの散歩ぐらいしか外出しないので、ネタが有りません。ももの散歩で歩いていたら上のポスターに出逢いました。区民センターで催される映画会、入場無料だそうですが、私はたぶん大阪には居ないでしょう。でも散歩に連れて行っている犬への手紙のようですから気になります。

日本語字幕付きとあったので、外国の映画かと思いましたが、日本の作品です。日本語読める人なら映画で喋ってる言葉も解る筈、何故日本語字幕など要るのでしょうと考えていたら、なるほど聴覚障碍者のためのものか、ということは手話は無いということですね。

             

散歩で必ず寄る公園の時計、修理してから時計の上に何か乗っています。修理する前は無かったと思うのですが、近くの公園の時計にも付いています。下からは何なのかよく分かりません。太陽光パネルならもう少し大きなものを採用するでしょう、何のためなのか・・・少なくとも公園利用者の為ではないとは思います。

             

お盆のころの1000円チケット、ソフトボールの人たちが行くので取ったのですが、私の分も入っています。高校野球選手権大会が甲子園を使用しているので京セラドームでの開催です。京セラドームなら何か貰えるかな?と期待していたのですが、今回は何も記載されていません。

このチケットは試合の間際に届くことが多いので、8月の帰省時には一時大阪に戻らなければならないと思っていたのですが、今回は早くも7月中に届いたので大阪に戻らなくても良くなりました。1000円のチケットをパーにするより、1万円かけて往復するほうが勿体ないし、時間も浪費しますからね。

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免許証が届く

2013-08-05 05:00:00 | 田舎

タイトルとはほど遠い写真を載せています。7月滞在中の姫の田んぼです。Y下君が来た時にも言っていたけど、私も来た時から唖然としていました。家に向かって右側の田んぼはもう穂も出始めていますが、左側の田んぼは少しも成長せず水草が覆っています。

             

こちらは正常な稲、確かに田植えをした時期も早かったし、苗もきれいに並んでいました。朝、不用意に田んぼに近づくとバサバサとカモが飛び立ち、びっくりさせられました。もっと多くのカモが一斉に飛び立ったら、確かにビビッていた平家の武将たちは敵の来襲と勘違いして一目散に逃げたと言う平家物語の富士川の合戦の段が思い出されます。

             

こちらが問題の稲、今年は稲を造らんのかと思うほど放置され、やっと田植えが施されたのは6月に入ってからだったか、こんなに水草がを繁殖させてどうする気なのか、栄養分は水草に取られてしまいます。こちらの田んぼにはカモもいません。

             

こちらの人はみんな暑い・暑いと言うけど、私はそれほど暑いとは感じて無いものの、みんながそう言うので、スイカが食べたくなりました。丁度、串本のAコープで糖度12度のスイカが半額だったのでラッキーとばかり買ったのですが、案外食べれないものですね。これだけのスイカを3日間かかって食べました。若い頃はこれぐらいなら1回で食べ切っていたと思います。スイカは飲み過ぎた翌日など水分が取れるので好きなんですけどね。

             

睡蓮鉢の水が減っています。長らく雨が降ってない証拠です。確かに和歌山県南部は他の近畿地方と比べると7月に雨は殆ど降ってないようです。6月は台風が来たので雨も降り、睡蓮鉢の水も安定していましたが、これではメダカも死んでしまいそうです。

             

2ℓのペットボトルに3回ほど池の水が流れてくるのを掬って入れてあげました。水そのものを入れ替えたほうが良いような気もしますが、一人ではちょいとしんどい、盆には三男も来るので、入れ替えることが出来ると思います。たぶんこの睡蓮は花を咲かせてないと思われます。今年生まれたメダカは他のバケツで飼っていますが、肉眼でもすぐに見えるぐらいに(と言っても2mmぐらいですが)成長しています。

             

去年の12月に壊し始めていた漁協の建物、やっと鉄骨が建ち始めています。なんでも津波対策に建てると言うのですが、こんな海辺に建てて大丈夫なのかと思ってしまいます。そんなに強靭なものが出来るのか、“ゼネコンだけが儲かった”なんてことの無いようにしてほしいものです。

                          

先週火曜日、念願の小型船舶操縦士免許証が届きました。大きさは運転免許証と全く同じ、合格が判明してから4週間はかかると思っていたので、思っていたよりも2週間は早く届いたのですが、たまたま申請したタイミングが良かったのか、それとも海のシーズンだから早めてくれたのか、はたまた私の成績がとびっきり良くて早くしてくれたのか、3つ目の理由は無いとしても、交付日が7月25日になっていますから、合格発表から1週間の速さでした。

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