先週の金曜日に大阪に戻ってきています。月曜日に結石を砕く手術の紹介状を取りに病院へ行く予定でしたが、前日から雨の予報だったので自転車で出ていくのは嫌だし、「いつでもいい」と言われていたので家でじっとしていました。すると病院から電話があり、「明日10時に警察病院の予約を取ってあるので、それまでに紹介状を取りに来てくれ」と言うのです。まぁ手回しの良いことだと思ったのですが、勝手に予約を取るのも何だかおかしいことではありませんか?まぁ毎日がヒマな人間ですから怒りませんが、忙しい人なら「怒るで、しかし」でしょ。とにかく雨が降るのに自転車で行くのはゴメンなので、「明日行きます」と答え、火曜日の9時ごろに家を出たのでした。
9時半ごろには病院で紹介状を受け取りましたが、その料金が要ると言います。紹介状の料金ぐらい相手の病院から貰えよと、儲けさせてやる方から取るのが筋だとは思いますが、どうも病院のすることには納得できないことが多々あります。だいたい前回痛い目に遭わせといて、結果も出せてないのにキッチリお金だけふんだくるなどと言うやり方がこの世で通用すると思っているのかと言いたいけど、通るのですね、病院は。今回も「もう少し痛くない方法を考えて・・・」と言うので、「石が砕けるんやったら痛いのは我慢できるが、何度やっても砕けんやろ」と思って、違う方法をということでした。その設備がこの病院には無いので、何処か設備がある病院に紹介状を書くと言うことになったのでした。
お金を払うのに順番を待たねばなりません。待っていてもまだまだ時間がかかりそう、10時までに入らねばならないので、先に警察病院へ行くことにしたのです。
警察病院へ行くのは初めて、だいたい警察などというところには行ったことがありません。あるとすれば何かを拾得した時に交番へ行くぐらいでした。警察などというものは国民の安全を守るより、国家の安泰を守るためにあるようなもの、彼等が個人の命を守ることが使命だと一度も思ったことは有りません。数々の刑事ドラマが有りますが、最後は必ず犯人を検挙する話ばかり、一つぐらいはストーカーからの被害を未然に守ったと言うような話は無いものでしょうか。
待合室で待たされましたが、ここの待合は一風変わっています。待っている人みんなが見えるよう液晶のモニタが設置されており、そこに順番が近づくと予約番号が印字されるのです。これなら少しはイライラ感が少なくなりますが、だからと言って順番が早くなることはありません。
自転車でやってきましたが、病院から病院へは歩いていきました。診察してから、CT検査をし、また診察して、結局8000円程度取られましたが、警察病院では順番を待たずにすぐ支払うことが出来ました。コンピュータで制御しているのですから、それ位の事は何処の病院でも出来る筈です。
桃谷駅から西へと延びる道路を『夕陽丘ストリート』と呼んでいるようですが、その途中にあるNTTの病院から警察病院まで西へ歩いて5分もかかりません。警察病院から更に西へ行くと天王寺区役所があります。何処の区役所も新しく改築が進んでいますが、この区役所は古いまま残されています。
夕陽丘ストリートの照明柱に“祝100年”の文字が見えます。近くの五条小学校が100周年らしい。私が通っていた岸里小学校も今年100周年だったとか、近隣の照明柱にこのような幟が立てられていたのかどうか、気が付いていませんが、24日の日曜日に祭典があったらしい。私は岸里小学校に6年通ったし、弟も通い、私の息子たちも通ったので、述べ30年も通っていたにも係らず、招待状1枚も届きません。どうやら卒業生に祝ってもらうようなイベントではなく、現PTA役員たちの勝手な催しだったのでしょう。
改築前に橋下市長からストップがかかったのかも知れませんが、大阪都構想が実現されたら、26区ある行政区を7つにすると言いますが、新しくなった区役所などはどうするつもりなのか、建て替えにも相当な税金が投入されていますが、まさか安い値段で民間に払い下げるなどということはないでしょうね。でも市民には厳しく、大企業には甘い橋下市長ですから、市民目線からすると何をしでかすか分かりません。