ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

ここに停めている

2013-08-26 05:00:00 | 田舎

船は16日に釣りに出てからこの岸壁に繋留しています。と言ってもそれ以降船を動かしたわけではありません。22日に長男の会社の友人が来る予定だったのですが、前々日ごろから発生した台風12号が沖縄に接近、その余波を受けて串本の海も徐々に波が高くなって来ていました。21日に沖を見ていると磯に白波が押し寄せているのが見られ、ちょっとヤバいかと思いながら思案していました。結局のところ波がこれより高くなりそうだったので釣りは中止したのですが、22日は磯に当たる波は前日ほどでは無かったものの、時折大きなうねりが生じていたので、止めておいて良かったと思っています。渡船屋のホームページを見ていても、22日は出船していないようでした。

             

私の船は漁船ですが、漁船登録は抹消されており、プレジャーボートの取り扱いで、漁協からは繋留する時はこの岸壁に繋ぐよう言われていたのです。でも台風が来たら元の波止場が安全です。縦付けで横の船と順に繋ぐことで安定させられるから、ここだと横付けですが一艘だけなので大きな波には不安定なのです。

             

この岸壁と言っても、写真を見てもピンとくる人は少ない、以前田辺の知人が繋留していた港、海上保安庁の船も停まっています。串本魚港の一番東に位置する岸壁です。もっと東にも港が有りますが、そこは海図で言うと串本新港、海上保安署があり、エバグリーンからWAYにかけての裏側、くしもと大橋が出来るまではフェリー乗り場であり、渡船の発着場でした。

        

写真は左から東方の眺め、西側の眺め、正面の順に並んでいます。

             

港外の道路に立っていた肝心な所が取れてしまっている標識、“漁港関係者をのぞく”とありますが、どんな標識だったのでしょう。まぁ私も一応の漁港関係者でしょう、標識が有ったとしても除かれますから、関係ありません。

             

串本漁港の利用規制を案内した看板、私の船は薄いブルーをピンクで囲った部分に停めなければなりませんが、厳密に言うと今停めているところはダメなのか、元の場所は岸壁に沿ってピンクの線が引いてありますが、私の繋留している場所ではピンクで囲まれた部分は停めている岸壁に沿ってではなく、少し海側へ凹んでいます。他の三方は岸壁に沿っているので、意図的に凹ませているように思います。

               

16日にエサが無くなって一旦この港に帰って来ていますが、その時は『三平』まで車で行って、テンヤも15号しか無かったと言っていましたが、目の前の42号線沿いに新しい釣り道具屋が出来ており、そこに入ると8~10号のテンヤが置いてありました。但し、16日は閉まっていたような気がします。こんな高価で凝ったテンヤは要らんのです、余計なことをして釣り人からお金をむしり取ろうとする釣り具メーカーの魂胆が見えています。

             

先に停めてあった岸壁は干潮時に乗り降りし易く、満潮時は乗るのも降りるのも一苦労ですが、こちらの岸壁は逆、満潮時に乗り降りし易く、干潮時は岸が高くなってしまうのですが、乗り降りし易いように階段が設けてあります。

             

港内の東側にある漁協の冷凍工場、結構船が出入りしています。魚のおこぼれがあるせいか、トンビやカラスが屋根に止まったり、空を舞ったり、はたまた地上を徘徊したりして、獲物を探しているようです。

1枚目と2枚目の写真は、天気予報で明日から雨が降ると言っていた金曜日の午後の空、未だ少ないですが低い雲が流れて来ています。5時ごろには灰色の空になり、少し雨がぱらつき「ようやく雨が降る」かと思ったのですが、翌朝はまた陽が昇り、晴れていました。そしてとうとう雨は降らず、各地で豪雨被害が出ている日曜日になって、やっと少しばかりの雨が降ったのでした。

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