6月も今日でお仕舞い、2010年も半分を過ぎてしまうのです。そろそろ来年の賀状の案も考え始めなアカンなと思う反面、再来年には干支が5巡して暦が還る現実は月日の経つのは早いものだと思わせるのですが、それまで生きているのか、このBlogを続けておれるのか、周りを見渡せば世の中は働く者にとって住み易くなっているのかと、働き始めて40年を振り返ることもある今日この頃です。
さてここは大阪・梅田の陸橋、先週の木曜日参議院選挙が告示された日の夕方です。JRの大阪駅で降りてブラブラと歩いていると、この鈴なりの聴衆に目を奪われたのでした。
何をするあてもないので、私も立ち止まって、Blogのネタにしようと、少し話を聴いていました。当然ながらあちことと場所を変えて写真を撮りながらのことです。
2年前に定年退職したD井さんに出会うとどうやらこの演説を聴くのが目的のよう、同僚のH家君が歩いていくのを見かけましたが、どうやら素通りした様子、せっかくやから暫く聞いていけばよいのにと私は思ったのですが・・・
今回の選挙での争点は何なのでしょう。ここの演説では一つは消費税の問題だそうですが、確かに消費税10%への増税は敵いません。でもこれって与党・民主党も旧与党・自民党も揃って言っていること、こんなことを二大政党言われたら、どちらに転んでも消費税10%への道は開かれたも同然です。消費税10%に反対というこの党の候補者全員が当選したとしても与党にはなれないわけですから、非常に空しい主張と言わざるを得ません。
だけど大企業への税金を引き下げるのと同程度の額を消費税で賄うというやり方は(誰もそんなことは言うはずもなく、結果としてそうなるという主張なのだが)、民主党も自民党も財界のために政治を行っているのだなぁと思うしかありません。
具体的にはこうです。89年4月に導入した消費税、国民が納めた昨年までの累計は224兆円、同年の税収と比べた法人3税の減収累計は208兆円、なんと20年間で16兆円しか税の伸びがありません。そして今度、消費税10%導入で12兆円の国民負担増が、法人税25%減で9兆円の減額になるのです。
先に『だまされることの責任』という本を紹介しましたが、当に今まで私たちを騙し続けてきた自民党は論の外、民主党にも騙されないぞという思いでこの選挙を見つめ続けないといけないと思っています。
二つ目の争点は沖縄の基地問題。この問題では民主党にはホントに騙されました。別段民主党が狡猾な手を使って騙したのではなく、なす術なくアメリカの言いなりになってしまって、普天間の基地を辺野古に移転することを了承してしまったのです。この民主党の執った態度とか力量にどう審判を下すのか、確かにこの問題も今選挙の重要な争点でありましょう。
アメリカ言いなりの政治姿勢は自民党と瓜二つ、先の衆議院選挙で自民党に変わる新しい政治を期待した国民は、税金の使い方も基地の問題でも、結局のところバカを見たことになってしまいました。
現段階になって、民主党は消費税問題を選挙の争点から外そうと、狡猾な手段を用いようとしているという報道があります。この問題を争点にすると得票が減るからと・・・当たり前じゃないですか!消費税を下げようという提案なら得票は伸びるでしょうし、争点隠しする必要はありません。10%にするという自民党の案を参考にしたいと言ったんだから、隠さなければならなくなったのです。頭隠して尻尾隠さずって、このことを言うのでしょうかね。
さてここは大阪・梅田の陸橋、先週の木曜日参議院選挙が告示された日の夕方です。JRの大阪駅で降りてブラブラと歩いていると、この鈴なりの聴衆に目を奪われたのでした。
何をするあてもないので、私も立ち止まって、Blogのネタにしようと、少し話を聴いていました。当然ながらあちことと場所を変えて写真を撮りながらのことです。
2年前に定年退職したD井さんに出会うとどうやらこの演説を聴くのが目的のよう、同僚のH家君が歩いていくのを見かけましたが、どうやら素通りした様子、せっかくやから暫く聞いていけばよいのにと私は思ったのですが・・・
今回の選挙での争点は何なのでしょう。ここの演説では一つは消費税の問題だそうですが、確かに消費税10%への増税は敵いません。でもこれって与党・民主党も旧与党・自民党も揃って言っていること、こんなことを二大政党言われたら、どちらに転んでも消費税10%への道は開かれたも同然です。消費税10%に反対というこの党の候補者全員が当選したとしても与党にはなれないわけですから、非常に空しい主張と言わざるを得ません。
だけど大企業への税金を引き下げるのと同程度の額を消費税で賄うというやり方は(誰もそんなことは言うはずもなく、結果としてそうなるという主張なのだが)、民主党も自民党も財界のために政治を行っているのだなぁと思うしかありません。
具体的にはこうです。89年4月に導入した消費税、国民が納めた昨年までの累計は224兆円、同年の税収と比べた法人3税の減収累計は208兆円、なんと20年間で16兆円しか税の伸びがありません。そして今度、消費税10%導入で12兆円の国民負担増が、法人税25%減で9兆円の減額になるのです。
先に『だまされることの責任』という本を紹介しましたが、当に今まで私たちを騙し続けてきた自民党は論の外、民主党にも騙されないぞという思いでこの選挙を見つめ続けないといけないと思っています。
二つ目の争点は沖縄の基地問題。この問題では民主党にはホントに騙されました。別段民主党が狡猾な手を使って騙したのではなく、なす術なくアメリカの言いなりになってしまって、普天間の基地を辺野古に移転することを了承してしまったのです。この民主党の執った態度とか力量にどう審判を下すのか、確かにこの問題も今選挙の重要な争点でありましょう。
アメリカ言いなりの政治姿勢は自民党と瓜二つ、先の衆議院選挙で自民党に変わる新しい政治を期待した国民は、税金の使い方も基地の問題でも、結局のところバカを見たことになってしまいました。
現段階になって、民主党は消費税問題を選挙の争点から外そうと、狡猾な手段を用いようとしているという報道があります。この問題を争点にすると得票が減るからと・・・当たり前じゃないですか!消費税を下げようという提案なら得票は伸びるでしょうし、争点隠しする必要はありません。10%にするという自民党の案を参考にしたいと言ったんだから、隠さなければならなくなったのです。頭隠して尻尾隠さずって、このことを言うのでしょうかね。