ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

11月16日の釣り

2014-12-08 05:00:00 | 田舎

12月に入って最初の雨が降ってから本格的に寒くなってきました。今年ソフトボールの幹事校だった我が小学校は、未だ暖かかった11月30日に最終戦を行い、今年のリーグ戦を無事終了させることが出来ました。女子の参加チームは5校、我がチームは4戦無敗、総得点52、総失点15で優勝、監督である喪中の私は「要らん」と言っているのに、胴上げまでされても喜んでいる場合ではありません。昔は男子と同じくらいチームがあった女子も、今は存続が難しく、来年は1校が廃部になり、4チームでやっていくしかありません。

いつもなら3日間の釣行を行うY下君は、息子の参加で今回は2日間の予定、2日目の16日はなるべく早めに出航したかったのですが、やはり7時過ぎになってしまいました。この日も前日と同じように波も高くなかったので、大耳浦へ直行です。私は大耳浦がアカハタのよく釣れるところだと思っているのです。

             

早速、T中君にアタリがありましたが、何だか分らない魚なのでたぶん逃がしたのだろうと思います。

             

続いて前日ボーズだったマッサンにアタリ、上がったのはアカハタでした。

             

続いてY下君も小さ目のアカハタ、この日は船が沖へと流されていきます。普段なら大島に向かって右にあるウス島と左の地磯の先端を結んだ線辺りまで来ると、船を元に移動させるのですが、この日は風も無く、波も高くなかったのでずっと流しておきました。

             

すると9時前にマッサンが格闘しています。上がったのはカンパチでした。おそらく中層で釣っていたのでしょう。私の船でカンパチが釣れたのは初めてです。

             

同じ時刻にY下君の息子がアオハタを釣りました。前日よりよく釣れるようです。

               

マッサンにもアオハタ、その10分後に今度はハガツオまで釣って、マッサンは絶好調でした。

             

波も穏やかなのでこの日は潮岬沖へ行ってみることに、普段なら出雲崎を回ると波が高いので、潮岬沖へ出たのはこの日が初めてでした。観光タワーの下辺りはいつも川のように潮が流れているのを見ますが、その中に入って行ったらどうなるのかとおっかなびっくりで突入してみましたが、やはりかなりの速さで流されます。

                       

初めての場所なので、何処で竿を出せば良いのかよく判りませんでしたが、潮の激しい所から出た辺りでアオハタがT中君に。いつでも真っ先に釣り上げるのがT中君のようです。

                  

磯釣りする人なら一度は乗ってみたいアシカやコメツブ、ドウネなどの磯を見ながら、タイは釣れんかと船を住崎下まで走らせて釣ってみましたが、得体の知れないハゲらしき魚が釣れたりするだけなので、元の観光タワー下まで戻りました。

             

すると今度は乗っている人が小ぶりですが、次々にアオハタを釣り上げます。どうやらアオハタの棲家の上にいるようでした。

             

底に居る魚なので、釣り上げると浮き袋が体外に出るので、小さいからと言って海に帰してもおそらくは生きられないでしょう。まぁ小さいと言っても30cm位はあったのでしょうが、こんなに釣ってどう調理するの?って感じ、私なら逃がしてあげたい気持ちです。

             

たくさん釣ると捌くのが面倒臭いでしょ、だから私なら大きいのが2匹ぐらいあれば十分だと思うのですが・・・

でもこの日は本当にいろんな魚がたくさん釣れました。初めて乗ったY下君の義理息子も堪能したことでしょう。いつもはこんなに釣れることはまずありません。

11月15日の釣り

2014-12-05 05:00:00 | 田舎

母親が亡くなって今日で1ヶ月が経ちました。この秋ごろからモモの早朝散歩は3つの公園を歩き回り、約1時間近くをかけていますが、亡くなったその日の朝の散歩は3つの公園を渡り歩いたうえで、以前住んでいた家の裏まで行ってみたのでした。前に住んでいた家は路地の奥に有り、今は建て替えられていて正面には行くことが出来ません。私が住んでいた頃に家の裏に出来た夜中に開く食堂は未だ健在であり、小学生の同級生が居た動物病院はもう有りませんでした。何故住んでいた家の近くまで行ってみたのかは定かではありませんが、そういうことってあるものなのかも知れません。

母親が亡くなって喪も明けてないのに10日ばかり経った11月の15・16日とY下君との約束も有ったし、T中君たちも行くような口ぶりだったので、私は端から殺生はしないつもりで船の操縦だけに専念しに串本に行ってきました。姫の家にも何か大切なものが置いてないか、そういうことも調べたかったし、少々疲れ気味だったので良い気分転換にもなると思っていたのでした。

                       

前日T中君に何時ごろ家を出るか聞いたところ、4時ごろとかと言うので夜なので3時間あれば十分着くと思い、7時には港に出ていたのですが、なかなかやって来ません。8時ごろにT中君に電話を入れると未だ日置だと言うし、Y下君は未だ富田でした。先に南防波堤に繋いであった船に乗り込み、出来ることはやっておこうと思っていたら、前回投入しておいた碇は誰かに上げられていました。おそらく碇は効いてなかったんだろうとは思っていましたが、誰が引き上げたのでしょうか、気になります。

1時間ほど経ってT中君とマッサンがやって来ました。マッサンはNHKの朝ドラの主人公と同じ呼び名ですが、NHKは名前からですが、釣人は苗字からのマッサンなのです。それから30分ほど経ってY下君から着いたとの電話、桟橋の波止場で待つように言いましたが、燃料を入れたり、燃料の残量を確認したりで、なかなか出航できず、Y下君はかなり待たされたと思います。今回は燃料缶2つ分を入れましたが、燃料缶からタンクにガソリンを入れるのは一苦労です。Y下君は長女の旦那を連れてきていました。

             

出航できたのは10時前、この日は今まで出航できた日の中で一番ではないかと思うほど波が穏やかで、大島の表側を目指して一気に須江港を通過し、大耳浦へ直行でした。着くなりT中君にアタリ、良い型のアカハタです。30分ほどしてY下君の義理の息子さんにもアカハタが来ました。彼はバス釣りはしたことがあるけど、船で海へ出て釣るのは初めてだそうで、Y下君は連れてきた甲斐があったと胸を撫で下ろしていました。でも本人は全く釣れていません。

             

昼まで大耳浦で釣りを続けましたが、アタリがあまり芳しくないので移動することに、樫野の方へ行き、カツオ島の沖でも竿を出しましたが、何も釣れません。九龍島やタイ島の辺りも流してみましたが、釣れません。仕方なく橋杭岩近辺の発泡スチロールのブイが有るところまで行ったのですが、ブイを見つけることが出来なかったのですが、その辺りを流すと久し振りにT中君がオウモンハタを仕留めることが出来ました。

             

橋杭岩から大島の権現島に向かってのラインを流すと何処かに岩場が有り、オウモンハタやガシラが釣れるのですが、ポイントを外れると砂場になるらしく、エソがよく釣れます。蒲鉾屋なら大歓迎なのかも知れませんが、私たちにとっては喰い付いてきてほしくない魚です。親子揃ってそいつを釣り上げていました。3時を目途に竿を上げましたが、この日はあまり釣れませんでしたし、マッサンなんかボーズになってしまいました。

       

夜は古谷魚店でイセエビ鍋で乾杯、今年串本では不漁だったカツオも今は釣れているようで、美味しいカツオも付いていました。この日ボーズのマッサンは酒を飲まないので、帰りは姫まで車で送ってもらったのでした。