ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

夏カレー

2013-08-07 05:00:00 | 大阪にて

昨日記した麻生副総理の“ナチスの手口に学べ”発言、もう一つ見逃してはならない重大な要素があるのです。副総理は「ワイマール憲法が知らない間にナチス憲法に変わった」などと言って、騒がないで静かに憲法が変わったように言いますが、実は1933年にナチスは国会議事堂放火事件をデッチ上げ、ドイツ共産党などを弾圧、授権法(全権委任法)を成立させてワイマール憲法を機能停止に追い込んだ経緯があるのです。文字通り暴力と弾圧で独裁体制を築いたのが事実、もし麻生さんの言うように“ナチスの手口に学べ”が、こちらのことを指しているとしたら、空恐ろしい時代の再来を狙っているというしかありません。

こんな暴力と弾圧下にあって、それが静かに進行したと言うなら、それこそ国民が何も知らされていない間に(知ろうとしない間に)、ユダヤ人をはじめとする他民族の大虐殺を可能とした国家が形成されたのであり、それは国民にとっても知らされていない(知ろうとしない)責任が問われているのは間違いありません。その反省から戦後ドイツ国民はナチスに対する徹底した追及をしました(今でも続いている)が、その辺りが今でも脈々と騙され続けている我が日本国民との大きな隔たりを感じるのです。決して麻生副総理が騙されていると言っているのではありません、彼は騙している側の人間です。

             

先月26日に大阪へ戻った私は27日の夕方にソフトボール部のサマー懇親会という飲み会があって、そのためだけに戻ったのですぐに串本へ引き返そうと思っていました。あくる日は飲み過ぎで一日中寝ていましたが、ダラダラしているうちにタイガースの1000円チケットの配布や、日曜日には孫たちが文楽を鑑賞すると言うので難波まで迎えに行ったり、月曜日には串本へ発とうと思っていたのに、長男が休みになったから遊んでくれと言うし、なかなか串本に帰ることが出来ません。

             

孫たちを難波へ迎えに行った日に文楽を鑑賞するのだと思っていたら次の日だと言うので、夕食にすき焼きでもしようと肉を1kgほど買って来たのですが、中2にもなるのに案外食べないので半分ぐらい残ってしまいました。翌朝串本に発つならそのまま放っておくのですが、長男が遊んでくれと言うので串本行きをを延期し、残った肉や野菜で時間までカレーでも作っておこうと思ったのでした。

             

タマネギ、ジャガイモ、ニンジン、水ナス、アスパラと夏野菜たっぷりです。ついでにゴーヤも入れようかと思ったのですが、それはチョイとやり過ぎかと思い止めておきました。

             

タマネギは淡路島産、三男がフィッシングショーで当たった旅行券で淡路島へ行った時に買ってきたものです。そのタマネギを飴色になるまでじっくりと炒めようと思うのですが、飴色になる前に鍋の底が焦げ付き始めました。料理番組でやってるように巧くはいきません。急いで適当に切った肉を入れ、焼き色が付いたら野菜を入れて油をなじませ、水をひたひたに入れます。水を沢山入れるのは、アクを取ると煮汁まで取ってしまい、スープが減って行くのでいっぱい入れるのです。

             

スープが半分ぐらいになるまで2時間ほど煮て、ハウスバーモントカレーを入れました。バーモントカレーのコマーシャルはやはり「秀樹!感激!」でしょう。今のコマーシャルは誰がやってるのか名前を知らないのですが、作ってるはずの鍋にはカレーは入っていません。カレーを食べるシーンも実際に食べてない!鍋もシャモジもスプーンもみんなきれいなんてあり得ないのです。ハウスの責任か制作会社の責任か考えたこともありませんが、こんなところにも国民を騙す手口が潜んでいるのかも知れません。

             

最後に最後の夏野菜、枝豆の実を入れて完成。こんなくだらないことを記事にするのは気が引けるけど、一日一日と日が延びてなかなか串本に行けないのでネタが無いのです。

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