ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

くしもと大橋から

2013-08-28 05:00:00 | 田舎

月曜日に撤回になったとはいえ、漫画『はだしのゲン』が松江市の小中学校で閲覧制限を受けていたとか、図書館では人の目に触れないようなところにしまい込んでいたとか、そういう話を聞きますが、何故そんなことになってしまったのか、知る権利をないがしろにするような松江市の教育委員会のとった行動は理解できません。“描写が過激すぎる”という陳情があったと言いますが、過激なのは原爆の投下そのものなのであって、作者の中沢氏もそのような現実、体験が無かったら、『はだしのゲン』を描かなかったでしょう。『はだしのゲン』には戦争の悲惨さが描かれており、陳情した人々の原爆や戦争から目を逸らさせようとする意図が見え見えです。安倍政権のお先棒を担ぐような行為は自らの国を滅亡へと導くことになりはしないか、戦争する国家へ突き進む前に、まず知る権利が脅かされていくのです。この漫画を少年ジャンプで読み始めたのは働くようになってから、私は少年ジャンプという漫画雑誌は好きでなかったのですが(小さい頃は少年サンデーと少年マガジンしかなかった)、この連載を契機に少年ジャンプを買うようになりました。

船を少しは近くに繋留したので、乗ってはいませんが、毎日様子だけは見に行っています。繋留している岸壁は道路に近いのに意外と人通りが少なく、船の備品を盗まれることもなさそうです。岸壁から正面の大島を眺めていると、くしもと大橋からこちらを眺めたらどんな風に見えるんだろうと思い、雨予報だったのに少しも雨が降らない土曜日の午後、車を走らせました。

             

大橋を渡りきったところにある展望所に車を停め、道路を渡って物見台に登ると、私の船は丁度赤灯の影になって全体が見えません。

             

橋の下、苗我島の前では漁船が3隻、釣りをしているのか、操舵の練習をしているのかこまごまと動き回っていました。初心者なので私は漁船が何処で何(主に釣り)をしているのか、よく観察しておかなければならないと思っています。

                       

度々通るくしもと大橋ですが、歩いて通るのは初めてです。外海側には歩道も有り、時々は散歩している人やランニングしている人を見かけます。

             

展望所にあるモニュメント、“四海兄弟”と書かれた昔の和歌山県知事の書、私は“世界は一家 人類は皆兄弟”と言った『右翼のドン』と呼ばれた笹川良一氏を連想してしまいます。何度もここに車を停めたことがありますが、しげしげとこのモニュメントを見るのは初めてです。一昨年たくさん居たネコは一匹も居ません。

             

展望所の下はシシクイ(猪喰鼻)と呼ばれる磯、昔何度か橋杭の渡船で渡して貰って釣りをしたことがありました。今はその渡船は無くなったようで、釣りをしている人は見かけません。なので魚がウヨウヨ居るのかも知れません。

             

苗我島と出雲の双子島の間にカセの船が2槽釣りをしています。

             

何を釣っているのか、釣れているのかは見えませんが、遊魚船が曳航してここで停めたのですから、釣れる所なのでしょう。赤い旗は何を意味しているのか、鋲泊中なのか、漁の最中だったのか、忘れてしまいました。

             

ここは浅海の信号、大島からの車を感知して信号が変わるようになっているのですが、この日串本から来て大島へ左折しようとすると信号が変わりかけました。急いで左折したのですが、大島からの車は止まっていません、人も見かけなかったし、何故信号が変わったのか、不思議でなりません。

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