古座川河口から船で河内(こうち)さんへ遡る河内祭を見学したのは4年前、小さい頃から夏休みは古座・岩淵地区で過ごした私ですが、7月24・25日と言えば大阪では天神祭の日、キタの天満宮を中心に大々的に行われる天神祭には行ったことがありませんが、近所の小さな天満宮の祭りにはいつも行っていたので、小さい頃に河内祭を見た記憶はありません。岩淵地区から川まではさほど遠くはありませんが、古座の河口や河内さんまでは子供の足では遠く、私の小さい頃などは田舎では子供用の自転車があるわけでもないので、車で行けるようになるまでは頻繁には行っていませんでした。
24日は朝から曇り空、夏に釣りをするなら最適な天候でしたが、釣りをする予定をしていなかったので、チャンスを逸した感がありましたが、丁度河内祭の日だったので、久し振りにブラブラと出かけてきました。2度目ともなると目新しいことも無かったのですが、前に来た時より、観光客が増えたような気がします。
残念ながら曇っているので、色鮮やかに飾られた船を撮ってももうひとつです。丁度3時ごろの干潮時、船と岸壁の落差が大きいので、このような船外機型の小さな船には乗り難そうです。手前の漁船なら楽に乗り降りできますが、逆に満潮になると小さな船には乗り易く、大きな船には乗り難くなります。
25日は本宮、良い天気でした。何時からどんな催しをしているのか調べてなかったし、そう祭りばかりを追い回しても仕方がないと思って、昼から古座川に行ってみました。
2時過ぎに川に着いたのですが、もう船は川を下り始めていて、こおったま(河内様が訛ったものと誰かが教えてくれた)は片付けられ始めていました。それではとばかり河口で帰ってくる船を待ち続けます。同じ古座漁港からばかりではつまらないので、対岸の西向漁港から撮ってみました。お祭りらしく前日には無かった出店が出ています。この日も干潮時、船と岸壁の落差は人一人分ほどあります。
西向漁港の様子、姫を住所にするとこの西向漁協に所属するのか普通なのだと和歌山東漁協の人は言ってたけど、知ってる人が居ないので串本港に留めれるよう頼んでいるのです。
古座神社はこの日大掃除をしているようでした。帰りがけにぞろぞろと20人ほどの大人が太鼓をたたきながら出てきていました。獅子舞の奉納でもあるのでしょうか。
旧道を海に向かって歩いていると、私が免許を取ったJEISの看板が出ています。下欄には網海事事務所とあり、電話番号も書かれています。よく見ると・・・
和歌山東漁協の傍にあるこの看板と同じ番号です。買った船の登記や申請をしなければならないので、この事務所にずっと電話をかけていたのですが、全く通じず、隣の漁協に尋ねてみると「お祭りなんで1週間休んでる」と言います。なんとも気楽な海事事務所ですね。