24日の芳しくない釣果のリベンジに燃えるY下君、前の夜は飲酒もそこそこに早々と就寝し、朝5時に起床して、夜が明けると同時に出発です。
それでも漁港に着いたのは7時ごろ、日の出が6時半ごろですから、そんなものですね。
しめしめ・・・今日は誰も釣りに来てないぞと思いながら、前日一人に占領されていた場所に二人で釣りを開始です。二人で釣りをしても何の問題もありません。
いつものようにヒョコヒョコとウキを突っつくようなアタリ、もうこれはアジ以外にありません。こうやって何回かに一回アジがかかります。
アジが居なくなったら、何のアタリも出なくなって、どうしようもない釣り場ですね。
10時ごろになって、やっとウキがスゥーッと入るアタリ、釣り上げると20cm足らずのグレです。辺りを見回しても当日はサギもトンビもいません。カラスにはやりたくないし、カモメは人には近づきません。なのでサッサと海へお帰りいただきました。
1回目に釣ったアジを水溜りに放り込んでおいたら、いつの間にかカラスに持っていかれてしまいました。カラスが近づいていたのは知っていたのですが、音も立てずにドロボーしよる卑怯者です。
この日は前日のような強い風もなく、暖かな一日でしたが、グレは未だ水温の低下に順応していないのでしょう。そろそろお腹も減ってくるだろうし、翌日辺りは釣れ出すかもなどと話しながら釣りを続けていました。
あまりにヒマなので灯台の方から私たち二人が占領している波止場を撮ります。
この日はカモメの群れの下に雑魚が群れ、それを狙う大きな魚が追いかけるので、何度も凄いナブラが逃げ惑う姿を見ました。
波止場の下に群れる雑魚、何故かこの魚たちは大物に追いかけられません。一度目の前を追いかけられた雑魚が通り過ぎましたが、この魚たちが逃げた様子はありませんでした。
昼食をとって、気を取り直して釣り始めると2時ごろにウキがすぅっと入るアタリで、釣り上げたのが実測23,5cmのグレ、Y下君にどうしたものかと相談するとスカリに入れておくことになりました。
結局、スカリに入ったのはこのグレだけ、Y下君用のお土産になりましたが、せめて30cmは越えて欲しかったものです。
3時ごろになっていつものサギが飛んできて、魚をくれるのを待つようになったので、Y下君は足元の木っ端グレを釣って、サギにあげていました。もう少し早くシャッターを切りたかったのですが、デジカメは撮れるまでに時間がかかります。サギに待ってと言っても言うことを聞くわけがありません、ノド元が膨れているのはグレを丸飲みしているからです。
もう一匹釣ってもらって、あげようとするのですが・・・何とも図々しいのに、警戒心が強い鳥です。結局は別のトンビに掻っ攫われてしまいました。