ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

二級小型船舶操縦士免許

2013-07-16 05:00:00 | 大阪にて

先週月曜と火曜日に、住之江区の南港にある日本船舶職員養成協会近畿(JEIS近畿)というところで、船舶免許を取得するために学科の講習を受け、修了試験も受けてきました。勿論その前の週にはパスポートサイズの写真を撮り、健康診断を受け、書類を送付しています。三男は先月に一級の免許の受講を行っていたので、もう後何年乗るか分からないような老いぼれが、わざわざ一級の免許を取る必要もないだろうと思って(一級取得者が同乗しておれば、二級の免許だけでも何処までも行ける)二級に止めておいたのです。一級と二級の免許の違いは、一級が全ての海域を航海できるのに対して、二級は海岸から5海里(1海里は1852m)まで、それだけしか違いがありませんが、一級は更に二日間の講習を受けなければなりません。1海里は1マイル、1海里の1852mの覚え方は、どの月でも同じですが、例えば今月のカレンダーを見ると月曜日だけを縦に1の位だけ読むと1852になっています。

             

9時から講義が始まるので、家から南港のフェリーターミナルまで5kmぐらい、姫の家から串本へ行くより少し遠いだけなので『あまちゃん』を見てから行こうと思っていましたが、交通量が多いのと信号がやたらとたくさんあるので、どれ位かかるだろうと思っていたら「みんな8時半ごろに来てた」と三男が言うので、7時半過ぎに家を出ました。

             

30分ぐらいでJEISに到着、門には『大阪海技専門学校』と書かれていました。車のカーナビに付いているワンセグで『あまちゃん』を視聴し、時間があるのですぐそばの海を見てきました。岸壁の手前はなんとゴミ捨て場になってしまっていて、車の荷台まで捨てられています。

             

狭いから危険ですが、このような波止なら釣りをするのは簡単です。空は青いのに海は青くはないですね。

             

こちらは陸側、阪神高速湾岸線が走っています。陸と言っても昔は海、昭和になって埋め立てられた地域です。

             

海の色はこんな感じ、これでも以前よりかなりマシになったのです。3~40年ほど前は色もさることながら、悪臭が漂っていた筈です。マシになったとはいえ、公害がもたらせた環境は元に戻ることは有りません。

             

でもこんな海にこのような立派なフェリーが浮かぶときれいに見えますよね。もし私が一級の免許を取ったとしても、このような船を操縦することは出来ません。

                  

最初のオリエンテーションの後、講義がびっしり、1時間の授業があるとすると5分も休憩が有りません。すぐに次の授業が始まるのです。昼食は1時から、6時には朝食を終える私には少し酷ですよね。逆に近頃夕食が早くなっているので夕食時にお腹が減りません。

       

まぁ、学科教本と問題集の2冊を二日間で教えて、修了試験で合格させないといけないのですから、教員としては大変なのでしょう。真ん中の写真は三男が貰って来たロープワークの練習用の縄、もやい結びに結んでありますが、私の教習時にはロープをくれませんでした。同じ料金を払っているのにどうなってるんでしょうね。

この辺りには食堂が皆無なのでセブンイレブンで弁当やパンを買うらしいのですが、2日目にちょっと奮発してサンドイッチを買ったら700円以上になったので「籤が引けます」というので、引いたらウコンの力みたいなものが当たりましたが、引いた籤は右横のカード、何処にも何が当たったとは書いてありません。貰って喜んだけど、ハズレだったのかも。

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