ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

矢田寺

2013-07-09 05:00:00 | 大阪にて

参議院議員選挙が告示された日、朝から車に乗る用事があったので、ネタも無いことも手伝って、そのまま何処かへネタ探しに出かけようと、ガソリンを満タンにして東の方へ走りました。何処へ行こうか決めてないので、あれこれ考えていると雨。この季節の雨と言えばアジサイかと考え、この間テレビで放送されていたアジサイの寺、矢田寺へ行ってみようと思ったのでした。ナビで矢田寺を探すと“アジサイの矢田寺”と表示があったので、そこを目的地に設定、言われた通り阪神高速に乗り、西名阪道を走ります。矢田寺と単にお寺だけの表示もあったのですが、そのようなお寺の名前なら他にもあるだろうと思い、アジサイ付のお寺を選んだのですが、後で分かったことですが、一般的に矢田寺と言われているお寺は金剛山寺というのが本当の名前だそうです。

             

法隆寺インターで西名阪を降り、北に向かって進み、法隆寺の手前で東へ、その後中宮寺跡や法起寺を眺めながら比較的広い道を走っていましたが、ナビがとんでもない所を左折せよと言います。半信半疑でナビ通りに走って行くと住宅街を左へ右へ、徐々に登って行くのが分かります。住宅街を過ぎると今度は田園地帯、前から車が来たらどうする?というような狭い道です。ナビがよくもまぁこんな道を知ってたものだと呆れます。所々待避所まで造られていました。

       

兎にも角にも駐車場までは辿り着きましたが、絶対にこんな道を通ってくるのではないだろうと思いました。何時の頃だったか一度矢田寺へ来たことがあったように思うのですが、こんな道を通った覚えがありません。駐車場もこのような感じではなかったように思うのでした。

             

普段は無料なのに、アジサイの季節だけ要るという入山料400円を払って境内に入ります。まず左側に門を構えているのは南僧坊、つまり私はこの時南を向いているわけです。歩いて来た時は南僧坊の塀に沿って来たので、駐車場はお寺より南側にあったことになります。

             

南僧坊の前で振り返ると本堂があり、手前に池があります。この池の右端に面白い草が生えていました。

             

おそらく未だ花は咲いてないのかも知れません。花の名前は『ミズカンナ』、確かにカンナのような葉をしています。

       

本堂の前を素通りして、北僧坊まで行き、何もせずに戻ってきます。北僧坊の入り口に地蔵尊の彫り物がありました。このお寺は平安時代に小野篁(おののたかむら)によって地蔵菩薩が安置されたという言い伝えがありますが、この地蔵がその地蔵菩薩ではありますまい。

             

本堂の前まで戻り、振り返ると参道になっています。本当はこの参道を歩いてくるのが順序なんでしょうね。どうやらナビは矢田寺の駐車場には連れて行ってくれましたが、本来着かなければならない参道へとは違う道を選んだようでした。

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