徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

アユ釣りの仕掛けづくりの薦め

2023-06-11 14:33:00 | Weblog
 アユ釣りのシーズンになると夜な夜な仕掛けづくりをしています。
 自他ともに認める不器用な私は最初はアユの仕掛けなんか作れるのだろうか?と思い始めました。
 確かに最初は大変でしたが、数をこなしたら見栄えは良く無いですが問題なく作れるようになりました。
 実釣でも仕掛けトラブルはありますが問題なく使えています。
 細かい作業も多く時間がかかるので釣具屋さんに出かけると数多くの完成仕掛けが販売されています。
 釣行回数の少ない人だと、そのほうがリーズナブルでよいし、回数が多い人であっても時間を無駄に使いたくないと考える人も多いためでは無いでしょうか?
 といっても大半の釣り人は趣味で行っています。
 釣りに行く前に仕掛けを作ることは楽しみに変えてしまえば仕掛けづくりの時間が無駄と考えないでしょうし、仕掛けに一工夫を加えたりと楽しめます。
 昨日も坊主をくらうような下手な横好きの私が書く仕掛けづくりの記事ですので沢山つれる仕掛けづくりの指南書とはなりませんが、これからアユ釣りを始めようとしている人、完成仕掛けで良いと思っている人にも仕掛けづくりを楽しんでもらえたらと思います。
 余談ですが「アユの仕掛けづくり四苦八苦」「不器用でもできるアユ釣りの仕掛けづくり」と過去にも同様の記事を書いています。
 読み返してみると微妙に変化していて面白いです。
 なお、基本的には名人と言われる方々の真似からはいっていますので詳しくは名手たちの仕掛けづくりを参考にしてください。
 かつてはDVDを購入して覚えていましたが、今ではYouTubeで仕掛けづくりの動画が公開されているので誰かに仕掛けづくりを習わなくも大丈夫です。
 (注意!かなり長くなります。これから先、アユ釣りに興味が無い人は読まないほうが無難です)

 まずは仕掛けづくり道具です。無くても大丈夫なものをありますが取り揃えておくと便利です
 右から、編み込み器です。私はコストパフォーマンスが良いタックルインジャパンのものを使用しています。
 様々なタイプがありますがクロス編ができるタイプのにしています。鼻カンの編み込み、移動式やメタル系の糸の結束には欠かせません。
 2番目はハサミ。複合メタルや単線メタル糸を使用する場合は専用のハサミがあったほうが無難です。
 3番目、八の字結び器。チチワ結び、結束の補助具として重宝しています。様々な商品がありますが私はダイワの製品を使用しています
 4番目、ボビンホルダーです。今回は書きませんが掛け針を巻くときや逆針の固定する時の巻き付けに使用しています。かつては毛鉤を巻くときにも使っていました。
 5番目、タックルインジャパンのイカリマイターというイカリ針を巻くときの補助具です。もっと高価な製品もありますが本製品はリーズナブルで重宝しています。
 6番目、チラシマイターという、これはタックルインジャパンの製品です。昨年からヤナギ針を巻くようになったので購入しました。針と針の長さを揃えるに便利です
 

 私は背針を常用していますので背針作りから。
 0.5号のフロロカーボンで輪作ります
 

 アマゴの半すれ針2号に先に紹介したフロロカーボンに根巻糸で巻き込みます
 

 巻き上げた状態。長さは2.5㎝としています。
 

 巻き付けたところに瞬間接着剤をつけ固定し、脱着的できるようするとのと、背針が外れていないかどうかの確認をしやすいよう黄色の目印をつけます。
 この背針は小澤式背針と言われていて考案者の小沢剛さんの仕掛けづくりのDVDで覚え目印をつけるところだけが私の工夫。
 これもお店で販売されています。
 
 
 次は逆針の装着です。
 私は固定式としていますので中ハリスに固定する方法をとっています。
 最初に脱落防止用のコブを作ります。
 私はトリプル八の字の結びコブです。何故かというと八の字結器を使い楽したいからだけです。
 

 コブを作った中ハリスに逆針の輪の中に通して折り返したものを根巻糸で巻きつけます
 

 余分な糸をカットしてから瞬間接着剤で固定します。
 この時、輪の部分に接着剤が付着しないようにしないといけません。
 何故ならば掛針が付けれなくなるから。過去の失敗して釣り場で目が点になったことが・・・
 外掛け結びで固定する方法もありますので、今度挑戦してみようかと思っています。
 


 次は鼻カンの接続です。
 私は鼻カン編み込みよう用のPEライン0.4号を使っています。
 一回0.8号を使ってみたのですが0.4号で編み込んだほうが使いやすかったので0.4号としています。
 ただ、細い分だけ編み込み回数が増えるので大変ですけど・・・
 

 PEライン30㎝とりチチワを作る要領で写真のような状態とします。
 

 八の字結び器で輪の部分を写真のとおり引っ張り込みます。(器用な人は八の字結び器はいりません)
 


 このような状態に整えます
 

 先ほど作った輪をオトリアユの鼻に通す要領で通します。
 
 
 固定する場所まで移動させ引き絞って固定します。パロマーノットという結び方です。
 

 パロマーノットだけでも十分なのですが横ズレするトラブルがあったので、私はハーフヒッチを片側に一回だけかけています。
 以前は両サイドとしていたのですが、1回止めで釣ってみたところズレるトラブルは無かったで片側1回だけとしています
 固定箇所に瞬間接着剤をつける人もいますが、この状態で問題ないので使っていません
 

 引き絞り結びで固定します
 
 
 5回ほど引き絞り結びをして鼻カンと編み込み糸の固定は完了です
 

 逆針を固定した中ハリスを編み込み器に固定します 
 

 前後5mmほどの幅で編み込みます。固定は仮止めをした状態で引き絞り結びで固定します。
 これで移動式鼻カンの接続は完了です
 

 編み込み器から外し、背針を装着して、仕掛けづくりに最も面倒な作業である鼻カンまわりの完成です。
 

 
 アユ釣りの仕掛けには鼻カン回りに下付糸を付け水中糸に接続、鼻カンまわりを直接水中糸と接続する方法の2パターンありますが、私は作業工程が少ない鼻カンまわりと水中糸を直接接続するワンピースと言われる方法としています。
 ちなみに水中糸は複合メタル、単線メタル、フロロカーボン、ナイロンと主なもので4つほどあり、私は基本的には複合メタルを使用しています。
 様々な接続方法がありますが、私はクロス編で接続をしています。
 

 編み込みは根巻糸で10回程度行い真結びを2回で止めたあとに瞬間接着剤で固定します
 

 その後、中ハリス側の糸を上部にハーフヒッチを正逆で4回縛り瞬間接着剤で固定します。
 以前は、中ハリスと複合メタルを前後2回止めでしたが、仕掛け補修する時に複合側のハーフヒッチをかけるのが面倒というか節約のため短くすると、ハーフヒッチが架けにくかったので複合分の2回を中ハリスに上乗せして接続するようにしました。今のところスッポ抜けたことが無いので問題はないです。
 
 
 接続が終わったら目印を編み込みます。
 私は下から黄色⇒オレンジ⇒黄色⇒オレンジ⇒黄色の5つをつけます。
 写真の状態から短く切りそろえ移動式目印の装着は完了です
 


 目印を装着したら仕掛け巻きで巻き取ります。
 郡上長良川と吉田川の合流点から下流で釣ることが多いです。
 水量が多いため水中糸の長さは5mとしています。一般的には3~5mほどです。
 巻き取ったら、天井糸との接続部分を作ります。
 接続部分は鼻カン回り糸でチチワを作成します。
 ちなみにチチワの上に小さなチチワを作り脱着が可能なようにします
 

 先に作ったものを水中糸に編み込みを20回して瞬間接着剤を固定して水中糸部分が完成です
 

 水中糸と天井糸の接続するためのジョインターです。
 市販のものもありますが自作したほうが安くできますので作っています。
 作るといってもいたってシンプルで中ハリスで写真のようにトリプルチチワを作成します
 

 その後、トリプル八の字でコブを作ってジョインターは完成ですし、これで十分です。
 これを知ってジョインターは買わなくなりました
 
 
 ここからは天井糸です。
 私はフロロカーボンを使っていますが、最初に結びコブを作りジョインターを通しておきます
 

 鼻カン回り糸を30㎝にカットして10回編み込み結びコブのところまで移動させます
 

 こんな状態で折り返して20回編み込みます。
 

 これが天井糸の移動式部分の完成です。
 私は袋の長さは50㎝ほど作っておきます。
 水中糸が傷み短くなった部分だけ移動させ使っています 
 

 
 ジョインターに水中糸を無精かけで接続します。
 接続後は再び仕掛け巻きで巻き取ります
 

 巻き取り終えたら天井糸の先に結びコブを2つ作ります
 

 折り返して編み込み器にセットして、鼻カン回り糸で10回編み込みます。
 
 
 余分な糸をカットして竿との接続部分の完成です。穂先につけて引っ張るだけの簡単仕様です
 

 全て巻き取って仕掛けの完成です。
 私が使っているガマカツの仕掛け巻き器は7回で1mです。これですので回転数によって竿の長さに併せています。
 どのメーカーのものを使ってもいいですが統一しておかないと巻き取り回数が違ってしまい間違いのもとになるのでメーカーは固定しましょう!
 


 仕掛けづくりの経験のない人は、これを読んでも理解できないと思います。
 編み込み、八の字結び、今回は紹介していませんがチチワ止め、ハーフヒッチ、パロマーノットを覚えておけば仕掛けづくりはできます。
 ちなみに不器用な私でもワンセットで1時間弱ぐらいです。
 器用な人ならもっと早いでしょう。
 なお、一回作ってしまえば、あとは補修をしていけば長持ちです。鼻カン回りはよく作りますが天井糸は一回作ってしまえば余程のことが無い限り1年間使えます。
 かなりに長居記事となりましたが、今年も仕掛けづくりをする日々が始まりました。
 先日、坊主になってしまったので仕掛けづくりよりアユを釣りあげることを考えないと・・・(管理人)


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最悪だった2023年アユ釣り始め

2023-06-10 21:58:48 | Weblog
 先週、郡上漁協のアユ釣り解禁となったので、本日郡上長良川へアユ釣りに行ってきました。
 結果は0というか-2ということで初陣で初めて坊主をくらいました・・・
 さて、釣行記ですが行きつけのオトリ屋さんでオトリを購入し、状況を聞くと、私の好きなポイントは誰も釣っていないということでした。
 こりゃやるしかない!と思い竿を出したのですがアユの姿が見えないし、はみ跡もない。
 しかも水温も低く川に入ると寒い。
 郡上の長良川は解禁日の前日に大増水しアカ飛びをし回復している最中。
 恐らく水温があがってくれば釣れるだろうと思い釣るのですが全然ダメで根掛でオトリを放流。
 結局午前中釣れなかったので支流なら大丈夫だろうと亀尾島川へ行ってみるが、増水の影響だったのだろうか?白川に近い状況。
 残りアカ狙い!と思い竿をだすが全然掛からないどころか根掛放流ということでジエンド・・・
 ということで早上がりをして気分転換に床屋へ行ってから帰宅しました・・・
 あ~晩御飯はアユの塩焼きの予定だったのに。(管理人)

 


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イタヤカエデ

2023-06-08 21:14:56 | Weblog
 先月末、シラビソ峠に向け自転車を走らせている時、新緑の写真を撮るため自転車を止めたらイタヤカエデが花を咲かせていました。
 イタヤカエデの花は何度か見ていましたが高いところで花を咲かせるため花の良い写真が無かったのでシャッターチャンスと思い写真を撮りました。
 イタヤカエデは私が普段歩くところに自生するところで最も大きくなるカエデの仲間です。
 カエデの仲間ですが、秋には紅葉では無く鮮やかな黄葉となります。
 私の主観となりますが樹形が美しいと思い、私の好きな樹木の一つとなっています。
 利用は、樹液に糖分を含むことからメイプルシロップがとれることでも知られていますが、私が興味をひくのは木材の利用です。
 材質は弾力があり裂きやすく薄く短冊状に加工することができ、地域によっては呼び名が違いますが、ハゼやヒデといった籠の材料を作りやすいため、籠編の文化が各地で見られます。
 イタヤカエデの他に籠編に使われるヒノキやタケといった植物が得にくい雪が多い地域に、イタヤカエデで作る籠編の文化が残ります。
 余談となりますが、私は一昨年になりますがイタヤカエデで作った籠である小原細工について学びイタヤカエデの魅力の一旦を知る機会を得ました。
 この地域も雪が多いためイタヤカエデで作った籠編の文化が残ったと思います。
 (小原篭について書いた記事へのリンクを3つ⇒ 小原篭~その1~ 小原篭~その2~ 小原篭~その3~
 その他にも橇の材料や今では見ることができない木製スキーの材料としても使われたとか。
 調べてみると様々な利用をされていることが分かり魅力的な樹木であるので、地味な花のことを話題とするブログ記事を見ることは稀です。
 最初は花のことを話題としましたがイタヤカエデのことを書き進めると、結局花が主役の内容となりませんでした。
 ですから最初に入力した「イタヤカエデの花」というタイトルを「イタヤカエデ」に変更して記事を投函しました・・・(管理人)

  シラビソ峠に向かう道中にで見た花
  

  花を咲かせていたイタヤカエデ
  

  今から10年ぐらい前に白川村で撮影したイタヤカエデ。樹形が美しいと思うのは私だけでしょうか?
  

  小原篭
  


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キョウチクトウ

2023-06-07 22:02:58 | Weblog
 先週、川島をブラブラしていたら白い花を発見!
 何これ?
 と思い調べたらキョウチクトウでした。
 感想は、これがキョウチクトウか~でした。
 名前は知っていたが認識していませんでした。
 知人に話をしたら、知らなかったのと一言。
 改めて知らない植物が多いと知った出来事でした。
 山ばかり歩いていて庭木で植えられているものを実は全然知りません・・・
 まぁこんなもんか~(管理人)







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河跡湖公園

2023-06-06 22:16:49 | Weblog
 連休中に出かけたサイクリングに初めて立ち寄った河跡湖公園(河跡湖サイクリング
 出かけた時、自転車で素通りではなく全域をしっかりと歩きたくなりました。
 先週の土曜日、猿啄城跡展望台に出かけた後に少しだけ時間があったので歩いてきました。
 川島町にあった鉄砲川が廃川となった後のを公園整備して2009年に開園した比較的新しい公園です。
 廃止になった川ということですが実際歩いてみると流れがあり木曽川へ流れているので管理上の問題だけと思いました。
 といっても柞下池、三ツ屋池[といった2つの河跡湖があり、その周辺には、もともとあった植生を活かし歩道整備がされていて歩いていて興味深いものがありました。
 公園を紹介した記事をみるとエイザイの工場から木曽川までとありますが実際に公園だな~と実感できるのは河跡湖周辺だけでした。
 私が関心をもったの自然植生を活かしたというところ。
 この公園の主役はエノキ。
 近隣にある138タワーパークや極楽寺公園でも、もともとあったエノキが活かした整備がされています。
 平成に作られた公園は植樹も行われていますが地域の植生を活かした整備がなさています。
 こういった整備をすると地域性がでて特色ある公園となり良いことだなと歩きながら思いました。
 といっても植生に関しての知識が少なからずないと分からないところ・・・
 やはり魅力は水辺に整備された散策路にあるといったほうが分かりやすいですね。
 今回歩いてみて気に入ったので時折訪ねてみたいところだと思いました。(管理人)

   エノキが多く残された公園の中を歩くのは気持ちが良い
   

   やはり水辺が魅力。池に張り出した樹木はヤナギの仲間。何種類かあったのでヤナギの勉強するには良い公園かもしれません?

   


   河跡湖以外のところは水流がありますので鉄砲川を廃止したというのが解せないです・・・流れにはオイカワの姿が見られました
   

   河跡湖は雰囲気があってよいです
   

  望遠レンズをかまえる方々。何を狙っているのだろう?と思い見ていたらカワセミが飛んでいきました。
  どうもカワセミの写真を撮ろうとしているようでした
  


  木曽川へ流れ出ています。
  水門が整備され排水機場もあり河川というより単なる流路という位置づけなのだろうか?
  河川関係の管理に疎い私にはよく分かりません・・・
  


   

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ナツツバキ

2023-06-04 15:41:11 | Weblog
 今年も実家のナツツバキの花が咲きました。
 両親が植えたナツツバキですが場所が良く無く弱っています。
 父の同級生で庭師だった方からは、よく育ったな~と感心された代物です。
 ここ数年は先端のほうまで水分がいかないのか枯れてきていて枯れたところだけ伐りとっていて段々小さくなっています。
 そんな状況で子孫を残さねばと思っているのか花だけは見事に咲かせます。
 ナツツバキの花が好きな私は延命措置を講じながら花を楽しんでいます。
 さて、ナツツバキですが飛騨の方言ではサルスベリです。
 今では笑い話ですが、以前飛騨の方がサルスベリの苗を注文したところ、飛騨のサルスベリではなく、標準和名でサルスベリと言われる世間一般ではサルスベリがやってきてクレームがついたという話を聞きました。
 樹木名を方言で覚えている人も減っているので間違うことは稀になっていると思います。
 紛らわしくなくてよいという考え方がある一方で木の文化の多様性が無くなっているともいえ、何だか寂しい気分になります。
 ちなみに、昨年訪れた石川県の白峰でもナツツバキのことをサルスベリと言っていたことをブログに書きました。
 ちゃんと調べてみるとナツツバキのことをサルスベリと言っていた地域のほうが多いのでは?と思ったりもしていますが調べることはしないでしょう・・・。(管理人)

 白峰に行った時の記事へのリンク⇒ナツツバキはサルスベリ


 


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猿啄城跡展望台

2023-06-03 21:17:06 | Weblog
 今週末は一日行動する時間がとれないので何処へ行こうか?と考えます。
 ふと頭に浮かんだのが、いつも坂祝のあたりを車や自転車で走る時に見える展望台。
 調べてみると猿啄城跡展望台だということが分かり、いつか行こう!と思って、はや何年たつのだろう?
 その「いつか」が今日だ!ということで出かけました。
 展望台からの眺めは予想どおりで雄大な木曽川の流れを見ることができました。
 昨日の大雨の影響で木曽川の流れは濁流となっていましたが一見の価値はあると思いました。
 今回の参考で猿啄城跡から迫間不動までの縦走路があることを知り、今度は坂祝から各務原まで縦走してみたくなりました(管理人)
  
  登山口
  

  展望台
  

  木曽川の雄大な流れ
  


  


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カラマツ

2023-06-02 21:11:01 | Weblog
 5月20日にシラビソ峠、5月27日に濁河峠と標高2000m近いところまで自転車で登ったこともありカラマツが目に止まります。
 ちょうど芽吹きの頃と重なり新緑が美しく、カラマツってこんなに奇麗だったかな?と思い自転車を止めて写真を撮りました。
 学生時代にカラマツというと成長が早く電信柱に利用されたと習いました。
 皆さんもご存じの通りカラマツの電信柱なんて今のご姿勢目にすること無いことから需要を失ってしまいました。
 しかも材は捻じれやすく使いづらいことから、やっかいものになっていました。
 しかし時代は変わり加工技術が高まると集成材や合板用材とすると強度が得ることができ今はでは需要のある樹木となっています。
 と材の利用のことを書きましたが世間一般的には黄葉が美しい落葉松といったところでしょうか?
 そんなカラマツの話をすると年配の方だと北原白秋の「落葉松」ことが話題となります。
 聞いた直後は興味津々なのですが帰宅すると、すっかり関心が薄れ未だにどのような詩なのか知りません・・・

シラビソ峠近くの落葉松


濁河へ続く道沿いの落葉松人工林


濁河峠付近のカラマツ



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濁河

2023-06-01 20:26:18 | Weblog
 馴染みのある人には釈迦に説法ですが、濁河と書いて「にごりご」と読みます。
 先週末に自転車で訪ねました。
 濁河は日本で最も標高の高いところにある温泉街があります。
 私にとっては温泉というより御嶽の登山口といった印象を持ち、初めて訪れてから30年近くになり、それなりの変遷をみてきています。
 初めて訪れた時はJR高山線飛騨小坂駅から路線バスが運行されていましたが、いつしか廃止され公共交通機関で訪ねることはできません。
 訪ねる旅に訪れる人は減り温泉宿も減っていったし、旧小坂町役場から濁河までいくマラソンも行われていましたが2009年を最後に廃止・・・
 暗い話題が続いていましたが御嶽少年自然の家の跡地に御嶽濁河トレーニングセンターが設立され少しだけ明るい話題がでかけていた矢先に御嶽が噴火。
 その影響に訪れる人が減り追いうちをかけるようにコロナ渦に見舞われ温泉街が無くなってしまうのではないか?と思っていました。
 昨年、4回目の下呂住まいになったこともあり久々に御嶽に登りに行ったところ登山口にある駐車場は一杯となり多くの登山客が訪れていました。
 きくところによると噴火の影響で入山規制が未だにある長野県側からでは無く岐阜県側の濁河から登る人が増えているということでした。
 これだけ書くと漁夫の利のように感じますが御嶽の岐阜県内にある五ノ池小屋の評判がよくリピーターが増えているということで魅力があることを知る人が増えてきたということもいえます。
 また御嶽濁河トレーニングセンターは東京オリンピックの時にフランス代表チームが利用するなど多くのアスリートが利用するようになり知られるようになったという話も聞きました。
 また、濁河近辺の結氷する滝を訪ねるツアーが人気といったように明るい話題を耳にして濁河のイメージがアップしているようです。
 アクセスについても高山市側の道路インフラが整備され以前より車で行きやすくなってきたことも影響しているようです。
 そんなことが影響しているかどうか分かりませんが5月末の残雪期であるにも関わらず御嶽に登る人達の車で市営駐車場にあふれ、温泉街には大型バスが駐車され乗ってきた方々が散策もされていました。
 訪れた私はちょっと前と違って雰囲気が良くなったな~と思いながら市営駐車場の外れに自転車をおいて少しだけ散歩している時に思いました。
 今は連続して行動することが諸事情で難しくなっていますが自転車で濁河へ行く温泉宿に泊まって翌日御嶽に登るという旅をしてみたいな~と思っています。
 まぁ思っているだけで実行することは無いですが御嶽には今年も登りたいなと思っています

   濁河近辺の道路整備が進み車で訪れやすくなりました。
   

  温泉の看板は昔から変わらず
  

  滝が多いことが影響しているのか不動明王が軟何体かあります
  

  温泉街には多くの車が駐車されていました。
  大半が登山者のものと思います
  

  濁河近辺には多くの滝がありません。
  先日は時間に限りがあったので仙人滝だけ訪ねました
  

  亜高山の森は自然休養林に指定され散策路が整備されていますので森歩きを楽しむことができます
  

  登山者用に整備された駐車場は車で溢れていました。
  


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