徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

岳美岩(簗谷山)から見る紅葉

2021-11-07 22:06:21 | Weblog
 先ほど書いたとおり目的には簗谷山の岳美岩です。⇒岳美岩(簗谷山)を目指すサイクリング
 ここからの眺めが好きで今までに何度も訪れています。
 ここを知ってしまうと簗谷山の山頂なんてどうでもいい!と思えてきて登山口から山頂では無く岳美岩をいつも目指しています。
 すばらしい展望が広がるところなのですが登山道から外れることもあり訪れる人は稀です。
 今回、岳美岩に到着すると、珍しく先客がいて丁度立ち去るところでした。
 先行者は「素晴らしいところですね」私、「そうですね。山頂よりいいですね。私はいつもここを目指します」「そうですね~」なんて会話をして別れます。
 それからは誰もいない岳美岩の上に腰を下ろし昼食タイムです。
 お目当ての紅葉は山頂付近散っていて初冬の雰囲気ですが山麓は紅葉真っ盛りで美しい光景が広がっています。
 その色どりは多彩で見ていて飽きません。
 色どりが多彩なのは数多くの樹種で構成された森が広がっているから。
 登山道沿いではアカシデ、クマシデ、アサダ、ケヤキ、ケンポナシ、ケヤキ、コナラ、ミズナラ、モミ、ヒノキ、サワラ、ブナ、イヌブナ、サワグルミ、カツラ、トチノキ、キハダ等々、非常に数多くの樹種があり優占種が何なのか分かりません。
 登山道は短いのですが登山口は暖温帯と冷温帯の中間である移行帯で山頂付近、標高900m以上では冷温帯と2つの気候帯が存在するので非常に樹種が多くなっているのです。
 簗谷山の林床植生はシカの食圧を受け貧弱なものとなってしまいますが高木、亜高木層は多種多様な樹種で覆われていて歩いていて飽きません。
 多種多様な樹種構成=多種多様な色の紅葉という結果となり岳美岩からの眺めは錦絵のようになります(私の主観ですが)。
 少し余談ですが紅葉というと文字のとおり見事な赤を連想する方も多いと思いますが、森歩きが好きな人は紅より黄色と思っている人が多いのではないでしょうか?
 あと語られることが無いですがミズナラ、ホオノキなんかは褐色に染まりますので大きくわけて赤、黄、褐色の3色となります。
 赤はアントシアニン、黄色はカロチノイド、褐色はタンニンということで、葉柄内に離層ができてから葉の中で起きる化学反応によって色合いが変わってくるということは書物から学んだ知識で分かるのですが、こんな話をすると少々味気ないなと最近思うようになってきました。(管理人)


   


   


   


  

  

  

  

  

  

  


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岳美岩(簗谷山)を目指すサイクリング

2021-11-07 15:04:17 | Weblog
 岳美岩から見る紅葉が奇麗だろうということで、昨日11月6日に出かけてきました。
 普通に行っては面白くないので、いつものとおり美濃市から登山口まで自転車で行き岳美岩まで登ってきました。
 岳美岩からの眺望については後日記事にするとして秋が深まり紅葉を楽しみながらのサイクリングと登山でした。
 <ルート>
  美濃市 ⇒ 長良川を遡上 ⇒ 郡上八幡 ⇒ 吉田川を遡上 ⇒ 郡上市明宝畑左 ⇒ 明宝小川 ⇒ 弓掛川を下り ⇒ 簗谷山登山口 ⇒ 岳美岩(簗谷山) ⇒ 登山口 ⇒ 岩屋ダム ⇒ 下呂市金山町戸川 ⇒ 放生峠 ⇒ 上之保 ⇒ 見坂峠 ⇒ 美濃市 141km 獲得標高 2,074mの旅

  美濃市のにわか茶屋のレンタサイクル利用者用の駐車場に車を止めていいことを知ったので使わさせていただきました。まずは闇の中をスタート
  

  最初は国道156号を走り洲原神社のところから脇道へ入り長良川を渡ってから国道の対岸に道を走ります
  

  美並町赤池で休憩。寒かったので暖かいココアを購入して暖を取ります
  

  郡上八幡に入るころから周囲は明るくなってきて長良川を見ると随分渇水していました。ちなみにここは私が好んでアユ釣りをするところの一つ
  

  ホテル郡上八幡の対岸。長良川鉄道と長良川が並走しているところで私のお気に入りの場所
  

  長良川鉄道「郡上八幡駅」。木造のレトロな駅舎を楽しみたくて駅舎のベンチに腰掛けて、おやつタイム
  

  郡上八幡の街中にある新橋からの風景
  

  観光客が訪れる前の早朝の頃の八幡の街の雰囲気が好きです
  

  郡上八幡の街から吉田川沿いを自転車を走らせて郡上市明宝の道の駅「磨墨の里」に到着したら「めいほうトンネル」開通の横断幕が。遂に開通したんだと思い記念写真を撮る一方で小川峠が越えられるだろうか?と気になります
  

  明宝畑左から小川へ向け自転車を走らせたら小川峠方面通行止めとなっていました・・・
  新しく「めいほうトンネル」ができたから廃道かな?と思い看板をみると来年度末までの旧道化工事ということだったので小川峠へは、これからもサイクリングで行けることが分かり一安心
  

  新しくできた「めいほうトンネル」。地元悲願のトンネルの開通で大変に便利になったな~と思います。ただサイクリングに関してはトンネル走行は大変嫌な存在です。我慢して通過しました。
  

  明宝小川の集落近辺は紅葉真っ盛りでした
  

  県道脇で車横づけで見られる「小川の大滝」ですが知る人ぞ知る存在です
  

  弓掛川沿いの道を突き進みます。
  

  ここから簗谷林道に入ります。実はここから林道の終点=簗谷山登山口までが激坂で最も苦しいところです。
  

  
  登山口の看板の最も目立つところに自転車を括りつけてSPDシューズから登山靴に履き替え出発
  

  岳美岩からの展望。ここでお弁当を食べ様々な色に染まった森を楽しみました(岳美岩と簗谷山のことは別に記事を書きます。たぶん・・・)
  

  再びSPDシューズに履き替え自転車に乗り美濃市を目指します
  

  岩屋ダムサイト。ここまでは一気に下り休憩です
  

  祖師野八幡神社。ここの社叢の雰囲気が良くて近くの見附屋の自動販売機でジュースを買って、しばし休憩
  

  下呂市金山町と関市上之保の境にある放生峠。既に時間は午後4時30分。闇が迫っているので一気に下ります
  

  見坂峠に到着した頃には闇の中。暗闇の中最後の休憩をしてから美濃市へ向け自転車を走らせました。
  


  ルート
  

  高低
  
  
  


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