徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

展示

2012-08-20 18:16:42 | Weblog
 平野京子さんという作家の「弟橘媛」シリーズ展示の様子を見に、浅間高原の中華料理店「清徳」に顔を出した。オーナーと面識があり、一度出かけて下さい、といわれていた。2回目なのだが、都会の人の反応が知りたかった。ipadで写真を撮ろうと思ったが、外の光が反射して上手くいかない。如何に練習中といっても投稿のレベルに達していないだろう。

日本武尊の伝説が縁で展示ができたということだが、抽象的で説明を聞かないと「弟橘媛」の魅力は理解できない。一つ一つの作品は上品で魅力的だ。都会の人の評判は良いらしい。興味のある方は訪ねてみてください。

明日は10時から「西吾妻環境衛生施設組合」の決算監査。午後書類に目を通す。

被害

2012-08-19 17:26:07 | Weblog
 午前6時、携帯に熊の被害の連絡が入り、西栗平の現場を確認した。連絡をくれた農家と周囲を歩くと、沢側の土手を崩して侵入しているようだ。引っ掻いた爪痕がはっきり残っている。電気柵もネットも張ってあるが、トウモロコシが大分やられている。横の畑には子連れのイノシシと思われる足跡も残っている。取りあえず区長に連絡をし、対応を頼む。

私の方は今日でトウモロコシは終わった。突風で倒れることもなく、アブラムシの防御も成功し、きれいなトウモロコシを収穫できた。午前中、姉夫婦と妹がやってきて、大げさにいえば軽トラック1台分採っていった。今週は日程が詰まっているので、正解だ。

午後、区のボランティアで馬踏道街道などの草を刈る。せっかく育ったヤマボウシが根切虫にやられている。ここでも戦い。

無数

2012-08-18 16:05:14 | Weblog

少し疲労感があるので朝食前に畑に出るのをサボった。家内は怪訝そうな顔で、体の調子でも悪いのかと聞く。反論はしないが、私だって落ち込むこともある。連日の葬儀参列だ。午前中はサボろうと思っていたのだが、8時を過ぎると落ち着かず、結局畑に飛び出した。貧乏性にできている。

畑に着くと青い空を無数の「アキアカネ」が飛んでいる。ヨシ、と思って助手席からipadを取り出し何回かシャッターを押す。目にははっきり映るのだが、写真になってどうだろうか。滴る汗を手でぬぐいながらモロコシの茎を根元から切り取る。来年の肥料にするには早く切り込んだほうがいい、と篤農家が言っていた。

家に戻ってipadを開く。確かに紅葉を始めた「ヤスゴ」の上をアキアカネが飛んでいる。

追記
facebookに投稿した。拡大しないと解らいない。

最善

2012-08-16 21:32:52 | Weblog
 午前中PCに向かって「視察研修」について委員長としての考えをまとめた。様々な議論があるなかで、自分として最善を尽くそうと考えている。たたき台を提示し、それぞれ能力をもつ各委員と議論し、施策に反映できる対応を取りたいと思う。実行する以上はなすべきをなして、住民に理解されるよう、情報を発信していきたい。

同僚が「これほどストレスが溜まると思わなかった」と語ったが、そこからどうするかだと答えた。政治不信が頂点に達する中で、末端の議員であっても住民の見方は厳しい。住民から信頼されたいと思うのだが、私自身も流される場面あって、考え通りにはいかない。

暗くなってから送り火を焚いた。長女が6カ月の子に「おじいちゃんとおばちゃんがこの煙で帰るんだよ」と語りかけていた。そういえば、母親が彼女にそんなことを言ってたっけ。

毎年

2012-08-15 17:36:45 | Weblog
 終戦から67年、正午のサイレンに併せて黙とうする。毎年そうしている。

嬬恋村の成人式に出席。名簿には134名が載っているが、現実に今嬬恋で生活して人が何人いるか、という話になった。学生は住民票があるだけだし、一体何人だろう。20人? 事務局に聞いてみたが、そこまでは解らないということだ。卒業しても職場がないわけだから、地元に戻ることができない。農業を継いでいる青年が何人か見えた。確実な職場といえばここだけかも知れない。厳しい現実だ。

誓いの言葉に「それぞれが夢を追っている」というフレーズがあった。それぞれの夢をかなえて欲しい。

祖父

2012-08-14 18:33:41 | Weblog
 お盆の14日 新盆の親せき宅を訪ね線香をあげる。これも家を継いだ私の仕事だ。家を守りお墓を守る意味を考える。祖父の代に新宅にでて私で3代だ。小学校のころまでは祖父と風呂に入っていた。家の前の小川から水を汲み、薪を燃やして風呂を沸かした。毎日というわけにはいかないので、隣近所で「貰い湯」をした。いつも私は祖父の後について行った。

時々、お前は跡取りだから、と祖父に言われた。多分、姉や弟より大切にされていたろう。その結果、結構我がままに育ってしまった、と自分では思っている。そんなことで、娘2人は家にとらわれなくていいと考えてきた。年を経てやせ我慢でもそう思っている。

明日は成人式。

供養

2012-08-13 18:18:41 | Weblog
 迎え火を焚く。稲わらに火をつけながら、ここ数日の間になくなった知人たちのことを想う。訃報が相次いだ。今朝も昔から世話になっている方の死を知り、弔問に伺った。皆、突然の知らせだ。気分が滅入るが、自分もそんな年代になったことを改めて知る。

夜は盆踊りの会場に出向く。ドンドンパンパンドンパンパン、このリズムを聞くと、滅入った気分が少しは高揚する。模擬店では生ビールが飲み放題。焼き鳥に、焼きそばにすべてが無料だ。人が集まらず盆踊りを辞めようかという時に考えついた。これも先祖の供養だ。

祖父

2012-08-12 16:23:03 | Weblog
 午前中、お墓の掃除をした。草を刈り石塔を洗った。暑い日差しを浴びながらタオルで拭いていく。刻まれた文字を読むと少し感傷的になる。我が家の墓地には2つの石塔が建っている。そのうちの一つには父親の兄の名が2つ刻まれている。私が軍服姿しか知らない2人の伯父だ。太平洋戦争の末期、激戦地のフィリッピン諸島で死んでいる。

昭和32年、好きだった酒を断って祖父が建立したものだ。我が家の墓を直すとき、父親は一つにまとめたい意向だったが、私が反対した。3人兄弟の2人を戦争で亡くした祖父が、楽でない生活の中でやっと建てたものだ。晩年、祖父は酒が入ると愚痴をこぼした。出来の良い奴から死んで、どうでもいいのが残ったと。父親も死んだ兄と比べられては可哀そうだが、子供心に祖父の悔しい気持ちが理解できた。そんな祖父の思いを引き継いでいかなければと思ったのだ。

汗を拭いながら、石塔を洗う。祖父母や両親の姿が胸をよぎるお盆の前日。

練習

2012-08-10 17:28:20 | Weblog
ipadで書いています。今日も多忙な一日となりました。昨日の上塗りで、行ったり来たりで終わった訳ですが、子育てをさぼった報いと思うことにしました。
お盆が近づきました。お墓の掃除をしなければ、と思いながらまだです。日曜日にやろうかと思っていますが、せっかちな母親がイライラしているかも知れません。

矢張り、ipadで文章を作るのは難かしい。操作に神経が集中し言葉が浮かんできません。とりあえず今日のところは練習ということで。

<PCで> ブログは更新できましたが、facebookへの連携が上手くいきません。外部サービスの連携に不具合があるようです。簡単には思うようにいきません。

<PCで> PC操作でfacebookとの連携が上手くいきました。ipadを正確に使いこなせないようです。

多忙

2012-08-09 17:29:07 | Weblog
 軽井沢往復の記 6か月の孫を連れて帰郷している娘が軽井沢での研修会に参加する、ということで朝送って行った。無論、孫は家内が仕事を休んで子守りの筈であった。筈であったというのは、結局、昼には孫を車に乗せて研修会場まで行く羽目になったのだ。普段、母乳とミルクで育てているらしいのだが、全くミルクを受け付けず、腹を空かして泣きやまないのだ。何十年も、腹の底から絞り出すような子供の泣き声を聞いていなかったので、一寸動揺した。

通常なら引き受けた家内に嫌みの一つも言うところだが、娘に似た孫の泣き顔を見ていると、ひどく寛大な気持ちになる。文句も言わず軽井沢を往復した。無論、孫は母親の母乳を飲めば機嫌は直る。これは私たちではどうしようもない。空腹の癒えた彼は、車でスヤスヤ眠っていた。結局、夕方娘を迎えに行ったので3往復ということ。

多忙な1日。