徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

衝撃

2021-03-10 07:44:20 | Weblog

 明日で東日本大震災から10年、未曾有の大災害は私にとっても大きな衝撃でした。地震発生時は3月定例議会中でした。定例会の度に発行した後援会紙から、当時の思いを抜粋しました。

 「東日本大震災により、未曾有の被害に遭われた多くの方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。被災死亡者が二万人を超すというような大惨事に直面すると、改めて自然災害の恐ろしさと人間の無力さを感じます。大津波の残した瓦礫の前に茫然と佇む同胞の姿を目にすると、「自然とは」「人間とは」「国家とは」と考え込まざるを得ません。終戦後66年、再びこの国が直面した危機にどう対処するのか、国家・国民の真価が問われています。

 その国家は、政治の混迷が続くうちに経済の劣化が進み、大学を卒業しても4割の若者が職を得られない現状は、戦後をけん引した日本経済の退潮を思い知らされます。しかしながら、それを嘆いても始まりません。我が国は、それこそ未曾有の敗戦を経験し、廃墟の中から立ち上がった歴史があります。戦後、日本人は誰もが身を粉にして働きました。そして、この国家、この嬬恋村を築きました。

 現在、福島原子力発電所の事故での放射性物質の拡散が心配されていますが、日本の総力を結集して抑え込んで欲しいものです。日本人の勤勉さと実直さをもってすれば、大災害の早期克服も不可能ではないと信じています。今、私たちに何ができるかを考えながら、被災地の方々に連帯のエールを送ります。」

 今読み返すと、言葉が躍っただけで、少し空しい気持ちに襲われます。

ミャンマー編 新聞の片隅に載っていました「日本政府 国軍任命の「外相」を認める 市民から非難の声」そうなるだろうと想像は出来ます。 ヤンゴンの街 平成26年2月13日撮影


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