「春の訪れを告げる梅の花のように、明日への希望と共に、一人ひとりが大きく花を咲かせられる日本でありたいとの願いを込めた」新しい元号が令和に決定した際の首相談話です。
誰もがそんな時代になって欲しいと願いましたが、思いとは裏腹に大規模な自然災害に国難とまで言われる新型コロナウイルスの感染拡大と、思いも及ばない事態に、戸惑っている令和の始まりです。
「二兎を追うものは一兎をも得ず」ということわざがありますが、経済対策に前のめりの政策が、感染拡大に歯止めのかからない要因だと思っています。加えて、政治家の行動や言葉が国民の目線から乖離していると考えざるを得ません。
こんな状況だからこそ、もう一度考えたい。暮れや正月もなく新型コロナウイルスと戦っている医療現場の方々、感染に怯えながら日々を暮らす弱い立場の人たち、そして、一斉休校を経験し、制約の中にいる子供たちのこと、私達の大切な人たちのことを思い出したい。
もう一度絆や信頼に溢れる社会、それが令和3年となることを願っています。
暮れに購入した梅花が1輪、2輪咲き出した。失いかけた希望を見ているようだ。
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