昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

続弥生時代の遺跡(田能遺跡)

2011-10-01 | 話題
 資料館の展示場の入り口にあった掲示板です。

 昭和45年、新しい発見があった時、これまでは見返られることもなかった河川敷のような土地に、弥生時代の遺跡が見つかった時が思いやられます。






発掘された数々。






木製の棺が残っていたというのもあまり聞きません。





土中の穴に埋葬して、上面に木製の蓋をしたもの。





甕棺もありました。




中は丹塗りであったが、空だった子供用の小型です。復元されて展示されていた。






出土した副葬品のヒスイや碧玉の産地を示します。特に石川県の那谷寺(なたでら)付近の碧玉が多いと言います。






遺跡から出土した石器・石材の産地も判明しています。



右端に斜めに走るのが猪名川の清流です。北の上空から見たものです。

白い筋は河川堤防の上の道路。その左側に窪地の凸凹とかその上のマス目の遺構、その上の地帯が田能遺跡です。
左下に建築中の資料館の鉄筋が見えます。


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2 コメント

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おはよう(^o^)丿 (アガリ)
2011-10-01 05:29:22
丁寧に埋葬されているのに驚きました
かなり身分の高い人々が生活していたんでしょうか
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アガリさんこんにちは (tetu )
2011-10-01 16:27:45
弥生時代の河川敷に発生した、ムラだったかもしれません。副葬品の宝石などが多く見つかったのは、ムラの長(オサ)の関係の人かも知れません。
 石棺はよく聞きますが、木棺であったことも考えると、大阪湾の三角州地帯らしい(石灰岩地帯でなく)気もします。
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