昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

弥生時代の遺跡(田能遺跡)

2011-09-30 | 話題
 静岡の登呂遺跡ほど大きくないが、弥生時代の遺跡が発見され、遺跡公園になっている。

市街地からは不便なところなので、見逃すことが多い。大阪府と兵庫県の境であり、豊中市と尼崎市の境にある。




国指定の史跡に認定されている。通称田能(たの)遺跡と呼ばれている。





弥生時代の集落が再現されているが、この位置にあったという遺構の上にある。

平坦な地面のままで、円形の室内を持ち、猪名川の河原のカヤか、稲作で出来た藁で屋根が出来ている。






方形で堅穴式であったと思われる住居跡も発見されている。


室内に入るのには、一段低い方形の床に降りていきます。






東大寺の正倉院の原型になるが、高床式の建物は倉庫である。

梯子を上がって、屋根の下の欄間から中に入る。

カラスおどしは、屋根の藁をカラスが引っこ抜いていくのを防いでいる。カラスは営巣の材料にしている。






資料室に、この住居の建築の手順が再現された絵図があった。白川郷に似ていなくもない。






多人数による共同作業ですね。





手伝っていない左端の人は子供だろうか。





家が完成すると、大家族の人が登場してきます。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはよう(^o^)丿 (アガリ)
2011-09-30 05:24:10
弥生時代の建物が綺麗に復元されているんですね
特に家の作り方のイラストは勉強になりました
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アガリさんおはよー (tetu )
2011-09-30 10:58:32
 時々学校の子供たちが、校外学習などで来るようです。数多くの古墳群と、弥生時代の墳墓・副葬品などが発見された。
 隣を流れる猪名川は、源流を丹波篠山あたりの峠として、猪名川町・川西市を通過して、大阪湾に注ぎます。
 府県境であり、傍には伊丹空港があり、発展が遅れていたと思います。今も住宅地でなくて、公共の施設などが並びます。
 
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