「釜揚げ饂飩 鈴家」一宮市

「酒のきまた日記」で美味しいうどんを出す店が奥町にあると紹介されていたので、足を運んでみることにした。


電話番号を登録すると違う店の名前が表示されたが、場所は公園の真ん前で間違いなさそうなので、ナビに従い車を走らせる。
目的地に到着すると、黒壁に木製格子という、いかにもうどん屋らしい外観が出迎え。駐車場は少々停めにくいようだ。


さて、店は、4人掛けテーブルが3、間仕切りを兼ねたカウンターに6席、小上がりにも座卓が3という、想像していたより大箱。
ちょうど昼時ということもあって、結構流行っている様子だ。小上がりの端の席に着いて、お勧めメニューを眺めるが、
バラエティに富んでいて、なかなか決め切れないので、しばらく待ってもらうことにした。






これ以外にシンプルな釜揚げなどもあったが、暑い今日は、かしわ天ざるカレー1000円と紀州梅冷しかけ840円に目が留まり、
さらに二人ともお腹が空いていたので本日のおにぎりセット100円、特製だし醤油の玉子かけごはんセット260円も注文。


BGMには、ジム・ホール（？）のJAZZギターが流れている。私好みでちょっと嬉しいなどと思っていると、冷やかけから登場。



うどんは結構コシがあり、讃岐うどんを謳っているだけのことがあるし、冷たいツユも上品で美味しい。
ただ椎茸が甘く、トッピングのかまぼこなども少々五月蝿く感じる。私には梅干とネギだけでよかったかも。




つけ麺のように、冷やした麺を熱々のカレーに浸けていただくのだが、この黒っぽいカレーがなかなかのピリ辛。
もちろん和出汁の入ったものだが、いわゆるカレーうどんとは一線を画すようだ。
大振り4ピースのかしわ天も旨いが、ちょっと衣が固いように思ったのは、使っている油が米油の所為なのか？
最後にだし醤油を控え目にかけて玉子ご飯を食べたが、言われたほど辛くなかったので追加して、漬物と一緒にいただいた。



総じてアットホームな雰囲気や接客は家族連れに喜ばれるだろうし、本格的な麺は讃岐うどん目当ての客にも受け入れられるだろう。

釜揚げ饂飩　鈴家 （うどん / 奥町駅、開明駅、石刀駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.0