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プラシーボ効果

2007-08-22 07:52:53 | ノンジャンル
おはよ。

昨日は、バアチャンの腹痛により、お医者へ連れて行ったと書きましたが、その後のご報告です。

かかりつけのお医者へ連れて行ったバアチャンは、いざ診察となりまして、わが身の症状を大変細かく説明をするのでした。

先生が聞いてもいないことまで、細かく説明しておりました。

果ては、「大腸ガンではないでせうか?」

とまで言っております。

常時息子(=あたし)から、「大丈夫、大丈夫」としか言われていないので、先生に日ごろの切ない気持ちを表現しているようでした。

体が動かぬ分、気力を充実させるのにもかなりのエネルギーを使っているのでしょう。

息子の目から、母の言動から感ずるものはいろいろとあったわけです。


さて、お話を聞いた先生は、

「今日は、点滴をして、それで様子を見てみましょう。そして、お腹の調子がよくなるお薬を出しておきますね」

といわれました。

診察のお礼を言って、次の間へ行きまして、車椅子のバアチャンを寝台に寝かせて点滴を始めました。

看護婦さんが、ピンクの液体をバアチャンの腕に点滴します。

じっとしているバアチャン・・・

手持ち無沙汰のあたしは、なにげにピンクの液体に書かれている文字を読んでみました。

生理食塩液」(塩化ナトリウム 水)

・・・

バアチャンの耳元で、

「バアチャン、バアチャン。この点滴は、ピンクでしょ?
色のついた点滴は、かなり強力なんだよ」

とつぶやいてやりました。


その後もじっとして、無事に点滴を終えました。

車椅子に戻ったバアチャンに、「調子はどうですか?」と尋ねてみました。

「・・・よくなったみたい・・・」

バアチャンには、点滴がよく利いたようでした。


暑さで体力も弱っていると思います。

皆様も、お体をお大切にね。



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