7月7日の七夕の日に中学校の同級生のドン小西との地域イノベーション学会第一回大会の打ち合わせをした報告をしないといけませんね。
三重大学では、私が学長時代に「地域イノベーション学研究科」を創設し、平成21年から学生の受け入れを開始しています。若手の意欲ある学生たちと地域企業の幹部人材が入学し、地域に根ざしたイノベーションの創出に取り組んでいます。
特に、地域企業の社長さんがたが数多く入学されたことについては、私どもも驚き、地域にこのような大学院の大きな需要があったんだということを、改めて痛感しました。
そして、この大学院の名称に冠せられた「地域イノベーション」という言葉は、今後の日本全体の成長のキーワードになる可能性がある。これを三重だけではなく、全国の地域にも広げていけば、日本全体の再生につながる。
現三重大学長の内田淳正先生をはじめ、関係者の皆さんのこのような強い思いから、「地域イノベーション学会」と創ろうという話が持ち上がりました。
第一回の記念すべき学会は今年の11月26日(土)に三重県津市で開催が予定されています。
会長は三重大学教授・学長補佐の西村訓弘さん。三重県南島町出身で、北大で大学発バイオベンチャーを立ち上げた方で、「地域イノベーション学研究科」のアイデアを提案した若き仕掛け人です。
まだ、最終決定ではないと思いますが、現時点での暫定的なプログラム案としては、まず、三重大学長の内田淳正さんの挨拶と三重県知事の鈴木英敬さんの挨拶が予定されています。
次いで西村訓弘さんの所信講演「依存する地域から自律する地域へ、そして自立する地域へ(仮)」。西村さんのタイトルは、なかなか期待を感じさせますね。
いったいドン小西と豊田はいつ出るのかって?
この後ですよ
特別対談: 「辛口”檄”トーク・三重を斬る!(仮)」
そして、司会は三重県知事鈴木英敬さんの奥様の武田美保さんという豪華キャスト。武田美保さんは、シンクロナイズドスイミングのオリンピック銀メダリストですね。
ドン小西は、テレビや雑誌でも辛口のコメントをズバズバ言うことで有名ですね。前知事の野呂昭彦さんの時に三重県観光大使を務めたことがあって、委員会でたいへん辛口のコメントをしていました。
イノベーションを創出するには、まず、現状の否定や問題点を明らかにすることが最初の第一歩だと思いますが、その役をドン小西にしてもらおうという狙いですね。三重県出身でありながら、三重県を離れて外から見ている人の方が、欠点がよくわかるものです。
そんなことで、7月7日に武田美保さんを交えて、対談の打ち合わせをしたわけです。
さっそく、ドン小西のファッションチェック。私がロイドメガネに変えたことについては、お褒めをいただきました。そして、今回はクレリックシャツにした方がいいというアドバイス。下の写真はドンが私のシャツの襟に白いティッシュペーパーを当てているところ。
武田美保さんに対してはファッションチェックは「合格!」。ドン小西はなかなか合格を出さないんですが、さすが美保さんですね。
ドンは私たちとしゃべる時も、テレビでしゃべっている時とほとんど同じです。今回の打ち合わせでも、テレビでしゃべっているのと同じ感じで、辛口のコメントをどんどんしゃべり続けます。
さっそく三重県の鳥羽駅について辛口のコメント。「三重県までわざわざ来る観光客は、東京では味わえない空間やもてなしを求めてやって来るんだよ。ところがさ、駅を降りた途端に外食チェーン店が目に入ってきたんじゃ、とたんに幻滅を感じるだろう・・・・・。」
こんな調子で、対談の本番でもドンの独壇場になるんだろうなと思っていますが、私は、大学人の立場からドンのコメントにセカンドを出すことが役目かな、なんて思っています。
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