心とほんとの会話屋さん

自身のうつ病経験を振り返り、悩み解決をサポートしてくれる本を紹介します。また、成長の気づきになる情報・言葉を発信します!

他の動物と比較して人間が優れていると勘違いしているあなたへ

2013-06-04 21:50:40 | おススメ本
キムタクのお母様、木村まさ子さんの”古くて新しい奇跡の言葉「いただきます」”をおススメします。

まず、忘れてはいけないこととして、人間は動物や植物を摂取することなく生きることができない生き物であるということ。
人間の食物になるために、殺生される動物は恐怖のあまり涙を流し、血液はドロドロになるそうです。
その食べ物を身体の中に取り込み、栄養にするためにはお浄めする必要がある。
そのお浄めの言葉が「いただきます」なのです。
そして食後は「ごちそうさまでした」と感謝の気持ちを表現する。

子どもの頃に教わった当たり前のことすら、小学校の給食で「いただきます」を強要されたと訴える親御さんがいるらしく、当たり前になっていません。
職場の同僚と食事をしていても、食べることに感謝している方はごくわずか。。。平気で食べ残しをしていますし。

現状を嘆いていても始まらないので、どうしたら変化を起こせるか考えさせられる一冊でした。
是非、動物・植物を含め、命の織物の一つである人間の立場を思い出してくださいませ。

生きる目的を見出したいあなた②へ

2013-06-02 18:31:36 | おススメ本
葉山アマリさんの”29歳の誕生日、あと1年で死のうと決めた。”をおススメします。

個の帆は、日本感動大賞の対象作品で、ノンフィクションになります。
29歳の誕生日に、あと1年で死のうと決め、死ぬ前にラスベガスで豪遊するという目的を設定します。
その目的のために、派遣業務に加え、銀座のホステスやヌードモデルにチャレンジするという実話ベースの物語り。
文字通り、死ぬ気になればなんでもできる!ということを実践した彼女は、30歳の誕生日に自殺することなく与えられた命を全うすることを選択しました。

今は、ファイナンシャルプランナーなどの資格を取得し、正社員として活躍されているそうです。
そして、婚活などにもチャレンジし、残された人生を後悔することなく生きることを実践しているそうです。

人間、死を意識することで、深く生きることができるんですね。
生きていることが当たり前でなく、いつか訪れる死が、いつ来てもいいように生きることで充実した人生が送れることを立証した良書です!

当たり前と思っている生活に感謝したいあなたへ

2013-06-01 00:21:43 | おススメ本
風見しんごさんの”えみるの赤いランドセル”をおススメします。

タレントの風見しんごさんのお嬢さまが交通事故でお亡くなりになったことを通して、風見さんが感じられたことを綴った本です。
普段、子どもたちが当たり前のように学校に行き、塾や友だちと遊んで夕食を食べる。
寝る前に少し会話するという生活が当たり前に感じているところがあります。

風見さんも同じように、えみるちゃんが元気に登下校することを当たり前に感じていたそうです。
が、事故当日に状況は一変します。。。
朝、登校するえみるちゃんを見送った10分後くらいに”交通事故”との一報が入ったそうです。
トラックの下敷きになるえみるちゃんを見て、奥さまは絶叫。
「頑張れ、死んじゃダメ」と魂からの叫びがあったそうです。

想像してみてください、目の前のトラックにわが子が下敷きになっている光景を。。。
思わず、わが子を抱きしめたくなるのは、親ばかなのかしら?!

新聞の記事でも、似たような事件・事故が掲載されています。
どこか、他人事として見ている部分があるのですが、我が家に起こらない保証がないことを考えると、今一緒に楽しめることに感謝してしまいます。

もし、わが子の行動などでイライラした毎日を過ごしているのであれば、一読されることをおススメします。