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相手の要求レベルを超えるための工夫(相手の立場になる)

2017-07-15 07:57:09 | 高嶋さんへのメール
高嶋さん

 今日は、相手の立場になることについて、お伝えさせていただきます。

 分かりやすいのは、誰かから、何かを依頼された場合の対応シーンです。
 頼まれたことを、淡々と頼まれた期日までに返すのでは、相手の要求レベルを超えることはできません。
 以前、期日を(大幅に)前倒しすることをおススメさせていただいたので、本日は、相手の立場になることに焦点を当ててみます。

 相手が自分に何かを依頼するということは、自分がアウトプットしたものを使って、相手は何らかの行動をするはずです。
 まずは、相手がどんな行動をするために、自分に依頼してきているのかを把握することが大切になります。
 最初は、『どういう目的に使うのですか?』と確認してもいいでしょう。
 慣れてくれば、『こういう目的で、誰に対して提示するものだと理解していますが、合っていますか?』と能動的な確認ができるようになることも期待できます。
 こうなると、先を見通す力・クセが体得できるので、仕事をする上では非常にラクになってきます。

 目的が理解できたら、ここからが本番です。
 相手の立場になりきり、相手が目的を果たすために最善の方法をやってみるのです。
 実際に資料などを作る必要はありませんが、流れをシミュレーションして、必要な要素が何なのかを自らの頭でひねり出すのです。
 そうすると、自分に依頼してくれたことだけでは不足していることを感じることができ、その不足部分を補った返答を心がけてみるのです。

 完全に相手の潜在的ニーズにマッチしないにしても、頼んだことに加え、その周辺で必要になりそうなことも考慮して返答する姿勢を喜んでくれないはずがありません。
 もし、相手の潜在的ニーズにマッチしたら、ステキですよね。

 毎回、書いている途中から気づくのですが、大幅な前倒しも相手の立場になることも、高嶋さんは実践されていますよね。
 釈迦に説法になってスミマセンが、相手の要求レベルを超えることを体系的にまとめるための工夫に、もう少しお付き合いいただけると嬉しいです。

 では、本日からの3連休を楽しんでくださいませ。

まっつん

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