心とほんとの会話屋さん

自身のうつ病経験を振り返り、悩み解決をサポートしてくれる本を紹介します。また、成長の気づきになる情報・言葉を発信します!

子どもに残すべきもの(お金でなく、稼ぐことができる知恵!)

2014-01-17 20:58:07 | 本のネタ
 子どもを腑抜けにしたければ、お金を残せ!
 大切なのは、生きざまを見せ知恵を残すこと!
 この言葉は、わたしが尊敬する千田琢哉さんの著書から見つけたものです。

 この本の言葉を読み直していたところ、遠方の住む父親から電話があったのです。
 電話の内容は、わたしの姪っ子(父親にとっては孫)が21歳の若さで結婚・出産をしたことに関してでした。
 姪っ子のご主人さまも21歳とのことで、収入が少ないにも関わらず住居費用や駐車場代など固定費が多くて心配だ!とのこと。

 確かに生きぬくためには、お金が必要ですが、一時的に金銭面の援助をするだけでは、姪っ子の娘(父親にとってのひ孫)世代が自立するまでの生活を支えることはできないのは自明なこと。
 そんなことは、父親も分かっていることなのでしょうが、どうしても助けてあげたい気持ちが芽生えるのでしょう。


 この事例のように、自分自身の問題でないものを、自分の問題として何とかしたくなる状態を、一体感を持っていると言います。
 冷酷なる必要はありませんが、過度に関与して、姪っ子家族が問題に直面する機会を奪い取ると、姪っ子家族だけで問題を解決する力を身に付けられず困ることが起こり得るのです。
 ですので、姪っ子家族の正直な気持ちを言える関係を保っていることが、今は必要なんでしょうね。この関係を保つのが一番知恵を使んですよね!

 そして、金銭的援助でなく、お金を稼ぐために必要なこと(挨拶や時間・約束厳守等)を、きちんと伝授することが大切なんでしょうね。
 生きていくために必要なことは、言葉で言っても伝りにくいので、大人たちが実践して見せ続けるしかありません。
 子どもを大切にする気持ちがあるのであれば、親は、自分が体得した知恵を実践し続けていきましょ!



 本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿