人間の行動を整えることの難しさを知りたい方におススメの映画です。

　戸田恵梨香さん、松田翔太さんらが出演した”ライアーゲーム”をおススメします。

　参加者１０人全員が真実の赤いリンゴを投票することで、全員に１億円が配布される。

　ただし、一人でも真実のリンゴ以外の金か銀のリンゴを投票すれば、金か銀のうち投票数が多い方に投じた人たちが２億円もらえる。

　たった一人だけ、真実の赤いリンゴを投票すると、マイナス１０億円。

　非常に簡単なルールで、全員が真実の赤いリンゴを投票し続ければ、１億円ずつ全員が儲かるというゲームなのです。

　にも関わらず、自分の儲けを優先して、裏切る人が続出。

　人間の欲深さと、他人の不幸を見たいという醜さがにじみ出てくる一作でした。


　自分がどういう行動を取るのかということだけでなく、自分を含め人間は弱い生き物で、自分が儲けたいという欲に振り回されてしまうのだという警鐘に気づきました。

　会社をはじめ、様々な組織体で一つのことを成し遂げるために必要なのは、報酬でなく、志の統一なのでしょうね。

　報酬で操作すると、それを上回る報酬で妨害されるのは火を見るより明らかなことですから。


　本日も最後まで読んで下さり、有難うございます。