★ 見えるところは敬虔であっても、その実を否定する者になるからです。
■O:今日のコラム
この章を1節をみると、終わりの時代は困難な時代がやってくると書かれています。今がまさに終わりの時代だと信じます。
この5節を特に原語で調べてみると、その実の「実」という言葉に「dynamis」(デュナミス:力)という言葉が使われていました。このデュナミスという言葉は、ダイナマイトの原語でもあり、爆発的な力、偉大な力を意味します。
別な聖書箇所では、
しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、及び地の果てにまで、わたしの証人になります。(使徒の働き1章8節)
と使われています。キリストの証人(殉教者)となるための力です。また、別の箇所では、
しかし、イエスは「だれかが、わたしにさわったのです。わたしから力が出て行くのを感じたのだから。」と言われた。(ルカによる福音書9章46節)
癒しの力、また奇跡を行う力としても使われています。
2節以降に、自分を愛する者、金を愛する者…と列挙されていますが、このような罪の性質は、私たちに注がれる聖霊の爆発的な力を制限してしまうことが分かります。また、逆にして考えるならば、私たちがキリストの聖さの内を歩むならば、聖霊様の爆発的な力、偉大な力が私たちを通して働くと言えると思います。
神様は聖い方です。また、聖さを愛されます。
神のみこころは、あなたがたが聖くなることです。(テサロニケ人への手紙 第一 4章3節)
また、聖さを通して神様の力が働きます。
しかし今は、罪から解放されて神の奴隷となり、聖潔に至る実を得たのです。その行き着く所は永遠のいのちです。(ローマ人への手紙6章22節)
日々、十字架の下に行き、主の前に悔い改め、血潮により、またみことばにより、聖霊様の力により主からの聖さを受け取って行きましょう。私たちは、聖霊様の力によりキリストの証人(殉教者)となることができます。聖霊の力は私たちという器を通して働くのです。
■A:考えてみよう
日々、悔い改めを持って主の前に出て行こう。また、みことばを持って祈り、聖霊の力を求めて行こう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
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