★ しかし、キリストは永遠に存在されるのであって、変わることのない祭司の務めを持っておられます。
■O:今日のコラム
今日の聖書箇所は、メルキゼデクについて書かれています。メルキゼデクとは何なのでしょうか?
メルキゼデクは旧約聖書に登場する祭司で、その出生も死に方もよくわからないとされている人物です。(3節)
しかし、聖書の人物は名前を紐解くとその人の召しや人生が凝縮されていることがあります。ですので、メルキゼデクの名前を詳しく見てみたいと思います。
2節の後半には「その名を訳すと義の王であり、次に、サレムの王、すなわち義の王です。」と書かれています。
メルキゼデクのメルキとは王、ゼデクとは義、そしてサレムとはシャローム、つまり平和という意味があります。つまり、義と平和の王ということができると思います。
また、信仰の父と呼ばれるアブラハムが一番良い戦利品をメルキゼデクに与えたとあります。(4節)十分の一のものを与えるということは、アブラハムよりもメルキゼデクの立場の方が上ということができると思います。
この7章全体読んでいくと、メルキゼデクとは旧約聖書に現れたイエス・キリストの型だということが見えてきます。キリストは昨日も今日もとこしえまでも変わることがないお方です。キリストが人の形をとってこの地に来られる前からも存在され、永遠に存在されるお方です。
そして、祭司とは神と人との間に立ち、民の罪をあがない、民の罪をとりなすものです。律法が選ぶ祭司は弱さを持った人を選びますが、律法の後に語られた神の約束のことばによって選ばれた祭司の中の祭司、つまりキリストは永遠に代わることがありません。
この大祭司イエス・キリストは、いつも生きていて私たちのためにとりなしてくださっています。(25節)
また、聖霊様もいつも私たちのために言いようもないうめきを持っていつも執り成してくださっています。(ローマ人への手紙8章26節)
私たちはなんと大切な存在として見られているのでしょうか。神様が全力で私たちのことを愛してくださっているのですから、私たちもその愛に応えようではありませんか。
■A:考えてみよう
私たちが神様の愛に応えられるのは何でしょうか。
色々な事があると思いますが、ヒントは神様が私たちの一番大切なものが欲しいと願っておられることにあると思います。
あなたの一番大切なものは何ですか?
お金ですか? 時間ですか? あるいは他のものですか? あなたが喜んでその大切なものを神様に差し出す時、神様は言いようもない喜びを持って答えてくださると信じます。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします。アーメン。
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