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◆謙 遜 と 秩 序

2014年10月07日 07時20分31秒 | 聖書

王の前で横柄ぶってはならない。
偉い人のいる所に立っていてはならない。
高貴な人の前で下に下げられるよりは、
「ここに上って来なさい。」
と言われるほうがよいからだ。(箴言二五6―7前)

イエス・キリストもルカの福音書一四章の中で、同じようなことを話されました。「婚礼の披露宴などに招かれた時、上座に座ってはならない。あなたより身分の高い人が招かれているかもしれないし、この人に席をゆずってくださいなどと席をさげられてはみっともない。かえって、下座に着いていて、上座に招かれたほうが、面目をほどこすことになる」(一四7―11参照)というのです。ユダヤ人には、上座上席を好む人がたくさんいたようです。
私の経験では、日本人の場合は、自分で勝手に最上の席に着く人は、まずいません。どうぞどうぞとすすめても、がんこに末席に陣どって、主催者側を困らせる人のほうが多いようです。これも、実は困りものです。謙遜のように見えて、ほんとうの謙遜ではないかもしれません。こんな場合、私は、二つの原則を当てはめるべきだと思います。
第一は、もちろん真実な謙遜です。私は神に造られ、神なしに生きていけない。私は弱く小さい。しかし神に愛されていると、はっきり心に確信しています。それと同時に、ほかのどんな人をも、同じように神に愛されている人として受け入れていきます。――ここに、ほんとうの謙遜があります。ほんとうの謙遜とは、美しい平等ではないでしょうか。
第二は、秩序を尊ぶことです。「神は混乱の神ではなく平和の神だ」と、聖書にあります(Ⅰコリント一四33参照)。神はすべてのものをお造りになって、その大きな愛の秩序の中に、大きな歯車も小さなねじも、みな大切なものとしてそれぞれに所を与えられました。所を得る。――これが秩序であり、美しいことではないでしょうか。

 


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