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◆へ  つ  ら  い

2016年11月28日 07時20分32秒 | 聖書

自分の友人にへつらう者は、
自分の足もとに網を張る。      (箴言二九5)
「よい人間関係をつくるために、お世辞を言いましょう」という講習会が開かれたことがありました。確かに、「きたねえガキだ」と言うより、「お元気そうなおぼっちゃんですね」とちょっぴりお世辞を言ったほうが、隣の人とうまくいくでしょう。
私の友人は、汽車の中で隣のおじいさんに、イエス・キリストのお話をしたくてたまりませんでした。ところが、話しかける前に「一杯どうですか」と、ウイスキーをさし出されました。その時、「お宅は、気前がいいんですね。ところで、私はクリスチャンで無調法なのですが……」と応対して、うまく会話ができたというのです。「昼間っからお酒ですか」と言うよりも、確かによかったと思います。お世辞というより、人のあら捜しをせずに美点や長所を見ていく日常の態度が、人間関係をよくしていきます。へつらいは、そんな態度とは全く違います。へつらいを言う人の心の動機や心の姿は、この三つに要約されます。
・ 真実がない。平気でうそをつき、ただ自分のために生きる。
・ 自分をよく思われたい一心で、人の顔色をうかがっている。
・ 相手を手玉にとり、できるなら利用しようとする。
へつらいを言う人ののどは「開いた墓」(詩篇五9)だと、ダビデは言いました。また、その舌は「鋭い刃物のよう」(五二2)で、人をわなにかけて破滅させるというのです。
しかし「へつらう者」は、実は、自分の足もとに自分で網を張っています。それは、「人をのろわば穴二つ」ということばのとおりです。そのような人は、他人からもだまされ、おだてられ利用されるだけで、いつまでたっても真実の友が得られないのです。
 

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