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「すると、兄はおこって、家にはいろうともしなかった。

2015年03月29日 16時26分20秒 | 聖書

それで、父が出て来て、いろいろなだめてみた」(ルカ15:28)

兄息子は、放蕩の弟と違い、きちんと父親のいいつけを守って、仕事をしていた。
家出もせず、父のもとを離れず、忠実に労働をしていた。
正しい関係を守っていた。
恵みによらずに律法を行っている人は、必ず人をさばく。
兄は自分がなすべき事をしていたため、好き放題をして、身をもち崩して帰って来た弟を受け入れる事ができない。
ましてや、それを喜んでいる父を見るや、怒りに震えて、家に入ろうともしない。
喜びと楽しみの大宴会にいる弟と、家の外の暗闇で、すねてひがんで、怒って、歯ぎしりしている兄は対照的だ。
兄は、父が子山羊一匹くれないと心を屈折させているが、父は、わたしのものは全部お前のものだと言っている。
兄にとり、父との関係は取引き関係だった。
労働を提供するから、報酬は当然、ギブアンドテイクの関係、雇用関係、それは労使関係だ。
あなたと神の関係はどうだろう。
祝福を貰いたいがために、良い行ないや奉仕を提供しているか。
愛をもらうために仕えているか。
それなら報酬のために仕える、ギブアンドテイクの関係で労使関係だ。
私達と神の関係は、愛の関係だ。
それは信頼関係であり、神の溢れるばかりの愛に応えたいから、愛が嬉しいから自発的に仕えて行く。
神の信頼に応えたいから、自由意志で仕えている。
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いいつけも守り、怠けもせず、仕事もし、きちんとしているのに、心は惨めで喜びなく虚しい。
外側を繕っていて見えないが、実は内側は強烈な自我だ。
ありのまま御前に行き、ありのままを主に告げよう。
そのままを愛されているゆえに。


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